
昨日の月曜日は、久しぶりの平日の休み。来週の土日も何かと忙しい。
ならば、当然気持ちは「山に登るぞう!」となってくる。
問題はどこに登るかなのだ。
近頃はこの季節になると、そろそろダンギクが咲き始めたのではないか?
と、気になってくる。あの美しい姿が夢にまでてくる。(ほんまかいな?)
天山のトリカブトやムラサキセンブリ、平尾台の草原の花たちも気になるところだが、
やはり、「ダンギクがおいらを呼んでいる!」かな。
ということで、平戸に行くことになった。(なんでやねん!)
いつものことだが、あまり計画的でないので、いつもの山友達には声をかけにくい。
しかも平日。なので、一人での平戸紀行ということになった。
しかし、志々伎山は平戸の最南端でとても遠いし、なかなか行けないので、
せっかくでもあり、ついでにまだ登ったことがない佐志岳にも立ち寄る予定。
6時半過ぎに福岡を出発。8時半前に松浦の道の駅でゆっくり休憩し、山登りの準備もここで済ませた。
そしていよいよ平戸に渡る。

昨年の10月8日に、志々伎山に登って以来の平戸だ。懐かしい!
平戸大橋を渡って少しして左折。ここから40分程度で志々伎山登山口に着く。
今日は長い時間のドライブになったので、多くの曲を聞いた。中でも今日の一番がこの曲。
♪「私に人生といえるものがあるなら」♪ 歌 高石ともや
私に人生といえるものがあるなら
あなたと過ごした あの夏の日々
きらめく草の葉に 心がはずみ
野に咲く花に 心が通う
私に人生といえるものがあるなら
あなたと過ごした あの夏の日々
愛していたのに あなたは消えた
信じていたのに なぜかわからない
私に人生といえるものがあるなら
あなたと過ごした あの夏の日々
許されるのなら やりなおしてみたい
できることなら あの日に帰りたい ♪♪♪
【作曲】アメリカ民謡
【作詞】笠木 透
私が学生の時から大好きな曲で、綾小路公麿ではないが、「あれから40年!」
などと青春の切ない思いにひたっていると、道路脇で蝶が舞っている姿が目についた。

そして、10時半やっと登山口に着く。

ここでも、名はわからないが蝶がお出迎え。今日はどうも蝶づくしになりそう。

思い返すと昨年はとても暑かった。熱中症寸前になったことを思い出した。
そして、今日もとても暑い!水分補給に気をつけよう!
で、ゆっくりと登っていく。去年より一週間早いがダンギクはどうだろうか?

歩き始めてすぐに

またまたアサギマダラだ!昨年はここで乱舞していた。

優雅に舞う姿にしばし足を止めた。

先を急ごう。

腰掛け岩。


そして中腹の展望が開けた岩場に着いた。「ヤッター!咲いてる咲いてる!」

思わず、「こんにちは、そしてありがとう!」と声をかけた。

ここでも蝶が舞っている。

いいね!


まだまだ、ここはお出迎えのごあいさつ程度。頂上へと向かった。

そして11時30分頂上へ。

霞みか、はたまたはPM2.5か。見通しはというとあまり良くない。しかし、絶景だ!

やはり志々伎山のダンギクは素晴らしい!

この頂には、だれ一人いない。ダンギクを独り占め。

何ともいえない美しさ!


この花は何だろう?

ダンギクとのコラボ。

いいね!


足元のダンギクと志々伎山の絶景の中で軽くランチ。

大満足の至福のひと時を過ごした後、後ろ髪を引かれる思いで頂上を後にした。
下山途中で素敵なシダをパチリ!

駐車場に戻ってきて、志々伎山を振り返る。

今日は、もう一つ登らなくてはいけない。

少し移動して、登山口についた。そこから見た佐志岳。

佐志岳の「ごあんない」

今日は三脚を持ってきている。

佐志岳は結構急登だね。

とても暑いが、景色は最高。

ヒヨドリバナ

今日2座目の頂上にどうにか到着。ここも素晴らしい景色を独り占め!

下山途中にゆっくりと花散策。

ここにもダンギクが咲いている。

オトコエシも、結構いいね!

ムラサキセンブリやイトラッキョウもどうにか見つけたが、まだまだ蕾。

タヌキマメも発見。

なんか狸みたい。

そして、5時頃平戸まで戻ってきた。「旗松亭」で汗を流した後、
オランダ橋の近くにある、美味しいと噂の「一楽」へ。

美味しかった!

ということで、今年もダンギクを見ることができた。しかも、誰とも出会わなかった。
少し早いかもね?などと思っていたが、ちょうど満開といっても良い咲ぶりで大満足の中、
福岡への帰路についた。
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