山心 花心 湯心

山や山野草、名湯を求めて,九州を中心にうろついてます。

雪の久住 星生山の稜線へ

2014年01月15日 | 山登り
今年の「登りはじめ」を計画した。先だっての水、木曜日からの寒波到来で、久住も雪の世界になっているだろうとの予測をして、いつものメンバーにメールを打つと先輩のSさんとKが都合がつくとのこと。で、12日の日曜日に星生に行くことにした。

昨年、一昨年と久住登山の時の「やまなみハイウェイ」は圧雪路だったので、チェーンを装着した。特に一昨年は大曲のカーブのところで、目の前でチェーンを付けた「レガシー」がスリップするのを目撃したものだから、雪道は慎重になっている。

昨年の3月に車を変えたので、それまで使っていたチェーンを先日新しい車に試してみたが、残念ながら合わなかった。で、今後のことも考えて、安心を買うつもりで新らしくチェーンを購入した。2万5千円。「まぁいいか。」

万全の準備をして(のつもり)6:00に家を出て、6:55筑紫野インターから高速へ。玖珠パーキングで小休止の後、湯布院インターからやまなみを通って8:40には牧ノ戸に着いた。
途中では、ほとんど積雪はなく、順調に車を走らせることができた。なので、久住に雪がないのではないかと本気で心配しながらの牧ノ戸到着だった。ところが、いらぬ心配だった。牧ノ戸からはそれこそ別世界だった。


9:20
牧ノ戸から登り始める。カラスがお見送り。少し不気味。






沓掛のところに設置してある温度計は-11度を指しているが狂っているのでは。しかしながら温度は確実に氷点下以下である。ほとんど雪は溶けてない。


沓掛からの登山路。ものすごく雪山の雰囲気がでている。




10:10 取りあえず今年最初のピークでの記念撮影。沓掛の頂上にて。(少しハズイ)


いい枝振りの木を思わずパチリ。曇りなのがもったいない。晴れてくれないかなと願う。




けっこう人も多い。




11:15
星生への分岐のところあたりでお日様が顔を出しはじめてきた。


ゆっくりと星生へと登っていく。




青空が出てきた。(やったー!)


ガスっているが、星生山の頂上で記念のパチリ。


さぁ,これからが本日のメーンのところ。星生の稜線歩き。稜線は凍り付いている。同行の二人は六本爪のアイゼンなのだが、自分は少しなめていて四本爪アイゼン。けっこう慎重になる。これが先で問題を起こす。




















12:25
星生崎に着いた。ここからの久住本峰をパチリ。素晴らしいロケーションだ。


12:50 久住別れ着 ここで昼食。
避難小屋は人で一杯だったので、小屋の近くの岩陰で食事の準備。今日も先輩のSさんお手製の「肉スイ」。うどん麺と餅付き。温度が低いので、パワーガスでもなかなか沸騰しないので時間が少しかかったが、寒さの中とても美味しかった。いつものことだがただただ感謝。「Sさん、いつもありがとうございます。」


久住別れから見た本峰


今日は天気がよくしかも気温が低いので、御池が完全に凍りついているとのこと。それで、御池まで足を延ばすことにした。


空池から久住本峰


14:05 御池に着いた。完全に凍っている。


真ん中まで行ってみた。




湖面からパチリ。


ここで時間切れのため、下山開始。遠くには星生山と星生崎。絶景だ!。「あそこを歩いたんだ!」と実感。


下山の途中では、こんな写真も。

星生崎を通過。


久住本峰を振り返り。


沓掛方面


16:20 無事に牧ノ戸に着く。


16:55
いつも久住登山の帰りに寄っている「きずな」で汗を流して、満足の初登山を終えた。



実は、今日の久住登山では反省すべき点があった。御池へ向かう途中あたりから足に違和感が出はじめて、つりそうになってきた。(多分軽アイゼンだったため、足に負担があった?)それで、カナダ遠征の時のガイド秋山氏から「効きますよ」と勧められた「ツムラの68番」を飲んだ。それが効いたのか、御池、久住別れ、とつらずにすんでいたが、沓掛の前まできた時に、突然両足がつった。それで、Sさんに私の装備の一部を持っていただいた。それが良かったのか牧ノ戸までは無事に歩くことができた。ただただ感謝である。
今後の山登り向け迷惑をかけないように、真剣に足の鍛錬に励む必要がありそうだ。



コメントを投稿