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山や山野草、名湯を求めて,九州を中心にうろついてます。

「フクジュソウ」を見に、「仰烏帽子山(のけえぼし)」に登る!

2017年02月27日 | 山登り


26日の日曜日に、五木村の「仰烏帽子山」に登った。


最近、中々山登りができず少しだけフラストレーションがたまっていた。

それで、いつもの山仲間と日程調整をしていたのだけど、
どうしても合わないので、私の用事を一つキャンセルにして、
どうにか「フクジュソウ」がオイラを呼んでいる!が整った。


「仰烏帽子山」は、3年ぶりになるかな?期待に胸が膨らんでくる!
参加者は、いつもの山仲間のYさんとKさんの3人。


家を5:50に出て、順にピックアップして、6:50には高速へ。
太宰府インターから、順調に走って松橋で下りて一路五木を目指した。


けっこう遠かったけど、

9:33 ある理由で、元井谷第2登山口からスタート
花粉症対策のマスクが不気味かな?


「フクジュソウ」の開花には良くなさそうな曇天。しっかりと冷え込んでいる。
感じの良い木立の中をゆっくり歩いていく!


少し進むと、今期初めての「フクジュソウ」を発見。
「オ!これは期待が持てるかな?」


左手は、「フクジュソウ」の群生地。当然そちらへ!



少しずつ、「フクジュソウ」が姿を見せてくれる。



近頃、群生地が荒れてきてるとのことで、保護ロープが張ってあった。



群生地につくと、あちらこちらにと咲き乱れていた。



姿のきれいな「花」を巡りながらパチリ。



一昨年は、「岩宇土山」の「フクジュソウ」に大感動だったけど、



私にとっては、「フクジュソウ」と言えばやはり「仰烏帽子山」かな!



やはり、苔むした岩肌に咲くのが最高だね!



だいぶ時間が経ってきたので、頂上へと向かう。



ちょっとだけ石を抱く木なども撮りながら



誰かさんがそろえたのか?



11:18 ようやく仏石(ほとけいし)までやって来た。



本当ならここも「フクジュソウ」の群生地なのだけど、
曇天のせいか、荒れてるのか?


11:34 仏石からの鎖場の急登を通過し元井谷との分岐へ。



雪は降ってないが、霜柱は溶けてない!
風がとても冷たい!


分岐から頂上へはおよそ60分。ゆっくりと登っていく。



ここで二人の登山者とすれ違った。

「お尻は大丈夫ですか?」との声が聞こえた。

まるで私に問いかけられた感じがしたけど、
相方さんへのいたわりの言葉のようだった。

「お仲間もいるんだな!」と心強く思ったりもした。

そういうことで、私も痛みに耐えて登っている!
もちろん、病院には通っているのだけど!


そんなことはどうでもよいことだけど、今日はとても登山者が多い!



11:57 「風穴」を通過。



ようやく頂上に近づいてきた。



12:25 「仰烏帽子山」にとうちゃこ!



頂上付近は少し人が多かったので、初めての「兎群石山」に寄ることに。



12:43 「兎群石山」に到着。



ここで、今日の豪華ランチ?



こんな景色を前にしてのランチは何でも美味しい!



これが遠くからは、「白ウサギ」と見える石灰岩。
遠くに見える道は、3年前に歩いた林道だね。


この時、「○○さん?」と私に声をかけられた。

昨年の6月、作礼山でお会いした佐賀の山岳ガイドのIさんだった。
よくもまぁ、こんなにも遠くの山で再会するなんて!うれしい偶然だった。

「岳人に聖岳から鬼ノ鼻山の記事も書いてるよ!」とのこと。
ぜひ「岳人」を買ってじっくりと読ませていただこう。


そんなこともあったが、ゆっくりとした一時を過ごした後は、登ってきた登山路を引き返す。



帰り道は、アップダウンを繰り返し、団体さんを追い抜いたりしながら


また、「フクジュソウ」の群生地で再度のパチリをしながら



また来る時にも、ぜひあたり一面に咲き誇っていて欲しい!
そう強く願った!


こんな素敵な場面は、みんなで守っていかなくてはね!



最後に今日一番のおしゃれさんを撮って



15:50 どうにか痛みにも耐えて登山口に帰り着いた。



この後、宇城の「なごみ温泉やすらぎの湯」で汗を流した後、
温泉の近くの「めんきち」でとっても美味しい野菜たっぷりのチャンポンを食した。

帰りの高速で「松橋~御船」の渋滞にあったが、とっても大満足の1日となった。

翌る3月には、それこそいろいろな花たちが咲きはじめる。とても楽しみだ!



2 コメント

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Unknown (山帽子)
2017-03-01 18:48:32
こんばんは
この時期のあの付近の山を目指す多くの鑑賞目的の登山者が押しかけますよね、なんとかやりくり出かけることができて良かったですね。
私の山友人たちも数組行っていたようです
昨年は自分たちも行く予定でしたが、あいにく道路法面の崩壊で第二登山口までいけず断念した思い出でした

綺麗なパラボラアンテナのゆな福寿草みれて羨ましい
限りです、日帰りの強行軍だったのですか?
こちらからはやはり 五木の脊梁は遠いです

来年はぜひとも・・と今か念していますが果たして~~
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日帰りですよ! (山沢周平)
2017-03-02 00:36:16
山帽子さん、ありがとうございます。

やはり「セリバオウレン」の後は、「フクジュソウ」ですね!
特に、仰烏帽子山のが大好きです。
苔むした石灰岩に張り付くように咲く姿に惚れてます。
しかし、遠いのが少しだけ難点です。
私らは、祖母や傾、五葉、夏木まで位が日帰りです。
大崩、市房になると泊まりという感じです。
そろそろいろんな花が咲きはじめますね!
山帽子さんのブログアップを楽しみにしてます。
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