この2年間、諸事情で夏山遠征に行けなかった。
なので、2年続けての「登ったつもりシリーズ」をお届けしていた。
それで、今年は是非とも夏山に行けたらと思って、山仲間と相談していた。
どうにか行けそうになってきたのだが、問題はどこに行くのか?
近頃、齢を重ねて山登り力というか体力が落ちているし、熱中症気味でもある。
登りたいところは、早月尾根からの剱や月山・鳥海山などたくさんあるけれど、
今年の行き先を、「常念岳・蝶ヶ岳から槍・穂高を見る!」こととした。
大まかな日程は
8月9日(金) 17:30 新門司 (阪九フェリー)
8月10日(土) 06:00 泉大津~(高速) 安曇野
8月11日(日) 07:00 安曇野~一ノ沢登山口~常念小屋
8月12日(月) 06:30 常念小屋~常念岳~蝶槍~蝶ヶ岳ヒュッテ
8月13日(火) 06:30 蝶ヶ岳ヒュッテ~三股登山口~(高速)
8月14日(水) 05:00 帰福
ただ、台風9号,10号の発生もあって、やきもきしながら準備をした。
直前には、遠征中止も考えたけれど、「どうにかなるさ!」と出発した。
メンバーは、いつもの山仲間のYさん、Kさんと花友のAさんの4人。
-8月9日(金)-
3人の同行者を順に拾って、14:30には太宰府から高速に。
16:00 新門司の阪九フェリー乗り場に着いて、
乗船手続きを済ませた。
どうにか、フェリーに乗船はしたものの、今後の天候が気になっていた。
台風9号はどうにか影響が無くなったが、10号はまだ予断を許さない。
まぁ、そうは言っても取りあえずは、山旅のスタートを祝って、
豪華宴会となった。
宴会を終えて、外に出てみると、
何とも不安を感じる空模様である。
それでも、国東方面?
などを見ていると、これからの山旅を前に心が躍ってくる。
ただ、とても風が強く、
またまた、不安になったり、
「どうにかなるさ!」と思い直したりで、
でもね!やっぱし台風は気になるので、
薄れる電波のテレビ中継も見たりして、
こんな景色も撮ったりしながら、
心地よい眠りについた。
-8月10日(土)-
5時に、フェリーで朝食を摂る。
6時にフェリーを下船した後は、カーナビに従って、一路信州を目指す。
渋滞気味の大坂から京都を通過して、中央道を走り11時半には恵那峡SAに!
「さるぼぼ」は飛騨のお守り!
混む直前のレストランに入れて、正真正銘の豪華ランチ!
大混雑の「駒ヶ岳SA」にも立ち寄ったり
台風の関係では、ここで下りて木曽駒も考えたりもしていた。
3時過ぎには、安曇野市に到着して、今日のお宿に、
「
ここは、Yさんがやっと取ってくれたところで、韓国系寺院の宿坊。
金剛寺宿坊成穗院」
境内には、キキョウも咲いていて、
白花もね!
夕食の前に、本堂にもお参りをさせていただき、若い住職とも話せた。
もちろん、住職は韓国人で、宿坊の関係者も韓国の人だった。
そして、この日の豪華ディナー
なかなか美味しいコチジャンとチゲだった。
夕食後、マッタリとテレビを見ていると、松代大本営造営工事の犠牲者の
慰霊の式が流れていたのだが、何と、読経をされていたお坊さんはというと、
さっき、私たちがお話をしたこの寺院の若い人だった。チョットびっくり!
私は、熱中症対策でビールは控えめに。そして、熟睡。
-8月11日(日)-
朝、6時過ぎに朝食をお願いしていて、
軽く山登りの準備を済ませて、
出発前に、寺院前で記念撮影。
7時過ぎに、登山者用の駐車場に着いて予約していたタクシーを待つ。
実は、一ノ沢登山口近くにも駐車場はあるのだが、多分満杯と予想して、
穂高駅前の駐車場に車を置いてタクシーで登山口に向かうことにした。
ただ、登山者が多くて早朝の第1便は予約が取れず、帰り待ちの予約となった。
7:15 どうにか戻ってきたタクシーに無事乗って
一路、一ノ沢登山口へと向かった。
さあ、ようやく「常念・蝶」の山登りがスタートだ。
とっても良い天気になったし、気持ちもわくわく感でいっぱい!
~次回へと続く~
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