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「常念岳・蝶ヶ岳遠征記」-その1-(プロローグ 福岡から信州へ )

2019年08月15日 | 常念岳・蝶ヶ岳遠征記

この2年間、諸事情で夏山遠征に行けなかった。
なので、2年続けての「登ったつもりシリーズ」をお届けしていた。

それで、今年は是非とも夏山に行けたらと思って、山仲間と相談していた。
どうにか行けそうになってきたのだが、問題はどこに行くのか?

近頃、齢を重ねて山登り力というか体力が落ちているし、熱中症気味でもある。
登りたいところは、早月尾根からの剱や月山・鳥海山などたくさんあるけれど、
今年の行き先を、「常念岳・蝶ヶ岳から槍・穂高を見る!」こととした。


大まかな日程は

8月9日(金) 17:30 新門司 (阪九フェリー)

8月10日(土) 06:00 泉大津~(高速) 安曇野

8月11日(日) 07:00 安曇野~一ノ沢登山口~常念小屋

8月12日(月) 06:30 常念小屋~常念岳~蝶槍~蝶ヶ岳ヒュッテ

8月13日(火) 06:30 蝶ヶ岳ヒュッテ~三股登山口~(高速)

8月14日(水) 05:00 帰福


ただ、台風9号,10号の発生もあって、やきもきしながら準備をした。

直前には、遠征中止も考えたけれど、「どうにかなるさ!」と出発した。


メンバーは、いつもの山仲間のYさん、Kさんと花友のAさんの4人。


-8月9日(金)-

3人の同行者を順に拾って、14:30には太宰府から高速に。

16:00 新門司の阪九フェリー乗り場に着いて、
乗船手続きを済ませた。


どうにか、フェリーに乗船はしたものの、今後の天候が気になっていた。
台風9号はどうにか影響が無くなったが、10号はまだ予断を許さない。


まぁ、そうは言っても取りあえずは、山旅のスタートを祝って、
豪華宴会となった。


宴会を終えて、外に出てみると、


何とも不安を感じる空模様である。


それでも、国東方面?


などを見ていると、これからの山旅を前に心が躍ってくる。


ただ、とても風が強く、
またまた、不安になったり、


「どうにかなるさ!」と思い直したりで、



でもね!やっぱし台風は気になるので、
薄れる電波のテレビ中継も見たりして、


こんな景色も撮ったりしながら、


心地よい眠りについた。


-8月10日(土)-

5時に、フェリーで朝食を摂る。



6時にフェリーを下船した後は、カーナビに従って、一路信州を目指す。

渋滞気味の大坂から京都を通過して、中央道を走り11時半には恵那峡SAに!



「さるぼぼ」は飛騨のお守り!



混む直前のレストランに入れて、正真正銘の豪華ランチ!



大混雑の「駒ヶ岳SA」にも立ち寄ったり



台風の関係では、ここで下りて木曽駒も考えたりもしていた。



3時過ぎには、安曇野市に到着して、今日のお宿に、


ここは、Yさんがやっと取ってくれたところで、韓国系寺院の宿坊。

金剛寺宿坊成穗院」


境内には、キキョウも咲いていて、



白花もね!



夕食の前に、本堂にもお参りをさせていただき、若い住職とも話せた。
もちろん、住職は韓国人で、宿坊の関係者も韓国の人だった。


そして、この日の豪華ディナー
なかなか美味しいコチジャンとチゲだった。

夕食後、マッタリとテレビを見ていると、松代大本営造営工事の犠牲者の
慰霊の式が流れていたのだが、何と、読経をされていたお坊さんはというと、
さっき、私たちがお話をしたこの寺院の若い人だった。チョットびっくり!


私は、熱中症対策でビールは控えめに。そして、熟睡。


-8月11日(日)-

朝、6時過ぎに朝食をお願いしていて、



軽く山登りの準備を済ませて、



出発前に、寺院前で記念撮影。



7時過ぎに、登山者用の駐車場に着いて予約していたタクシーを待つ。

実は、一ノ沢登山口近くにも駐車場はあるのだが、多分満杯と予想して、
穂高駅前の駐車場に車を置いてタクシーで登山口に向かうことにした。
ただ、登山者が多くて早朝の第1便は予約が取れず、帰り待ちの予約となった。


7:15 どうにか戻ってきたタクシーに無事乗って


一路、一ノ沢登山口へと向かった。


さあ、ようやく「常念・蝶」の山登りがスタートだ。

とっても良い天気になったし、気持ちもわくわく感でいっぱい!


~次回へと続く~






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