
先日の14、15日は、大学時代の友人達との再会の日だった。
私たちが大学に入った頃は、ちょうど学生運動が終焉する頃で、
学園封鎖のバリゲードがまだ残っていた。
それを理由にしてか、授業を受けずに「パチンコ」や「麻雀」と
アルバイトに明け暮れ、あまり大学に行かなかった。
まぁ、落第をするものも出たが、それなりに就職をして別々の道を歩んだ。

そして40年後の今年、それぞれが、すでに定年を迎え、
自由気ままな暮らしとなったことから、
久しぶりに集まろうかということになった。

まだ働いている者も何人かはいるけど、昔、共に遊んだ、
そして、少しだけ勉学に励んだ、この「福岡」を集まる場所とした。
東京から二人、岡山と熊本から一人づつ、福岡の三人と合わせて、計7人。
幹事的な役割は、取りあえず福岡にいる私が請け負ったのだが、
日曜日の18時から、博多座の地下にある「御膳屋菴離」で大宴会を計画。

そして当日、それぞれが三々五々、会場に集まってきた。
「エ!あんたは?」と思わず言ってしまいそうに変容している者や、
全くといって変わっていなく、昔の面影のままの者、
ただただ太っている者(誰のこっちゃ!)も!
しかし、すぐに40年前に戻ったように話が弾みだした。

そこで、Yさんの提案で、一人ずつ経歴も含め、近況報告をすることに。
その後、質問タイム。(この質問が辛辣だった!)。
「ようあの程度の勉強で、公務員試験を受かったね!」
「質問!就職前の北海道旅行の時、待ち合わせの函館に来なかったわけは?」
「どうして?一部上場の役員までなれたと?すごいね!」とか、

「10年前には、ガンの手術をしたが、今はとても調子がいい!」
「ずっと4箱吸ってたけど、20年前にはたばこを止めた!」とか、
「娘と息子に、それぞれ3人、孫がいるよ!」など、等。
本当に気持ちの良い一時だった。まさにタイムスリップ状態。

「御膳屋」の後は、二次会を中洲の某所で行い、
さらに、高齢期に入った僕らには、本当は「猛毒」のはずの
「締めのラーメン」まで食してのフルコース。
とっても満足した後、楽しい宴の解散とあいなった。
なので、私の帰宅は、それこそ何年振りかの「午前様」となった次第。

別れる時に、また2年後くらいに熊本のMさんのお世話で、
「再度の大宴会をしようね!」と約束をした。(その時は、黒川温泉かな?)
日が変わって、15日は、行ける5名で、「岐志の焼牡蠣」と
「志摩の二見ヶ浦」、「二丈温泉きららの湯」などを巡った。

東京から来たものは、「福岡寒いね!」だって!

それでも、二見ヶ浦で記念撮影!

そして岐志の「牡蠣小屋」に着いた。

私は、今シーズン3度目の「焼きガキ」。


この時、別の小屋では、NHKの全国中継があっていた。
もう少しで、全国に私たちの姿をさらすところだった。

まぁ、それはそれとして、40年ぶりに、本当に懐かしい一時を過ごせた。
「友、遠方より来たる。また楽しからずや!」かな。
皆さん、また会う日まで達者でね!
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