-9月16日(日)-
この日は、櫛田本因坊戦に出場するため早朝から出かけた。
実は、私は山登りの他にもいくつかの趣味を持っていて、
「碁」が、山登りに次ぐお気に入りの趣味である。
高校2年生の頃に4人兄弟で覚えて、50年。
なかなか強くならないが、はじめて櫛田本因坊戦のA級に出場。
6年ほど前に、B級で出場して以来の本戦での真剣勝負。
結果は、1回戦で完敗。敗者復活戦的な櫛田碁会で時間切れ負け。
最後までいけば、櫛田神社で夕暮れ時を向かえるはずだったが、
あっけなく負けたので、出された弁当を食べた後はすることがなくなった。
どうしたもんかな?と考えたら、ふと「バアソブ」のことが頭に浮かんだ。
そうなると、いても立ってもいられず、駐車場へと向かった。
2時前には、その地へと着いて、山歩きの準備をすませて歩きはじめた。
早速、「ヤブラン」がお出迎え。
「ヤブラン」も、アップで迫るとなかなかのもの。
近くに「ツルボ」も咲いていた。
「ヒメキンミズヒキ」や
「サイヨウシャジン」
「ヤマハッカ」
などをパチリとしていると、
「バッタ」?
この蝶は?
ヒョウモンチョウ?
これは、「タムラソウ」でいいかな?
大きな「ノダケ」も咲いている。
「アキノノゲシ」のこんな姿が好きだなぁ!
そうこうしていると、その地へとたどり着いた。
もう少し遅いかな?などとの心配をしてたけど、
なんの、なんの!
これが背振山系の「バアソブ」だ!と言わんばかりの咲きぶりだった。
この地で見るまでは、
「バアソブ」は阿蘇まで行かなくてはと思っていたが、
まだ蕾もあった!
この大群生に出会ってしまうと、
わざわざ阿蘇高原まで行かなくてもよくなった。
どなたかが、ここのは植栽かも?なんて言われてたが、
今では、しっかりとこの地に根付いている感じだね!
これからもずっとこの地で咲き続けてほしいものだ!
今年も背振山系の「バアソブ」に大満足で下山していたら、
「桃色ヤマジノホトトギス」を見かけた。
普通の「ヤマジノホトトギス」はこんな感じなのだが、
とてもピンク色が強いので、「桃色ヤマジノホトトギス」と呼ぶことにした。
囲碁では敗れて気落ちしてたけど、ここで少し気分が持ち直した。
「○○バッタ」
ここには、「ヤブツルアズキ」がたくさん繁っていた。
山頂からの眺めを堪能してから、福岡へと車を走らせた。
那珂川の山の中を走っている時、木立の中に花が見えた。
本家は今が咲きはじめのようだが、「シロバナヒガンバナ」は満開だった。
さらにその奥の杉林の中には、「ボタンクサギ」が大群生!
園芸植物なのかもしれないが、なかなかの迫力があった。
モンキアゲハがお食事中!
山道を抜けたところには、「キクイモ」が咲いていた。
このルートの途中にヒガンバナの群生地あるのだけど、今少しのようだった。
いや~思い立ってすぐに行けるところに バアソブですか!
近場の自分の守備範囲では 今だに私は見たことありません、と言うか知らないだけかもしれませんが・・・
自分もくじゅうや阿蘇方面でしか、であったことないので
羨ましいです。
近頃は、「近場シリーズ」に励んでいます。
遠くまで行けば、いろんな花々が見れます。
山帽子さんに平尾台があるように、私にも背振がある!
なんてことが言えるように、近場を歩いています。
そうすると、新たな世界が広がってきています。
昨日も、新たな近場の花との出会いがありました。
でも、どうしても遠くでなくては見れないのもありますよね!
この世界、なかなか難しいですね!