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山や山野草、名湯を求めて,九州を中心にうろついてます。

闘い敗れ、「バアソブ」を見に行く!(「桃色ヤマジノホトトギス」にも出会って!)

2018年09月18日 | 花あるき

-9月16日(日)-


この日は、櫛田本因坊戦に出場するため早朝から出かけた。

実は、私は山登りの他にもいくつかの趣味を持っていて、
「碁」が、山登りに次ぐお気に入りの趣味である。

高校2年生の頃に4人兄弟で覚えて、50年。
なかなか強くならないが、はじめて櫛田本因坊戦のA級に出場。


6年ほど前に、B級で出場して以来の本戦での真剣勝負。



結果は、1回戦で完敗。敗者復活戦的な櫛田碁会で時間切れ負け。

最後までいけば、櫛田神社で夕暮れ時を向かえるはずだったが、
あっけなく負けたので、出された弁当を食べた後はすることがなくなった。


どうしたもんかな?と考えたら、ふと「バアソブ」のことが頭に浮かんだ。

そうなると、いても立ってもいられず、駐車場へと向かった。


2時前には、その地へと着いて、山歩きの準備をすませて歩きはじめた。

早速、「ヤブラン」がお出迎え。



「ヤブラン」も、アップで迫るとなかなかのもの。



近くに「ツルボ」も咲いていた。



「ヒメキンミズヒキ」や



「サイヨウシャジン」



「ヤマハッカ」



などをパチリとしていると、
「バッタ」?


この蝶は?



ヒョウモンチョウ?



これは、「タムラソウ」でいいかな?



大きな「ノダケ」も咲いている。



「アキノノゲシ」のこんな姿が好きだなぁ!



そうこうしていると、その地へとたどり着いた。



もう少し遅いかな?などとの心配をしてたけど、



なんの、なんの!



これが背振山系の「バアソブ」だ!と言わんばかりの咲きぶりだった。



この地で見るまでは、



「バアソブ」は阿蘇まで行かなくてはと思っていたが、
まだ蕾もあった!


この大群生に出会ってしまうと、



わざわざ阿蘇高原まで行かなくてもよくなった。



どなたかが、ここのは植栽かも?なんて言われてたが、



今では、しっかりとこの地に根付いている感じだね!



これからもずっとこの地で咲き続けてほしいものだ!



今年も背振山系の「バアソブ」に大満足で下山していたら、
「桃色ヤマジノホトトギス」を見かけた。


普通の「ヤマジノホトトギス」はこんな感じなのだが、



とてもピンク色が強いので、「桃色ヤマジノホトトギス」と呼ぶことにした。



囲碁では敗れて気落ちしてたけど、ここで少し気分が持ち直した。
「○○バッタ」


ここには、「ヤブツルアズキ」がたくさん繁っていた。



山頂からの眺めを堪能してから、福岡へと車を走らせた。



那珂川の山の中を走っている時、木立の中に花が見えた。



本家は今が咲きはじめのようだが、「シロバナヒガンバナ」は満開だった。



さらにその奥の杉林の中には、「ボタンクサギ」が大群生!



園芸植物なのかもしれないが、なかなかの迫力があった。
モンキアゲハがお食事中!


山道を抜けたところには、「キクイモ」が咲いていた。



このルートの途中にヒガンバナの群生地あるのだけど、今少しのようだった。




2 コメント

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バアソブ (yamabousi)
2018-09-20 10:05:53
こんにちは

いや~思い立ってすぐに行けるところに バアソブですか!
近場の自分の守備範囲では 今だに私は見たことありません、と言うか知らないだけかもしれませんが・・・
自分もくじゅうや阿蘇方面でしか、であったことないので
羨ましいです。
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こんばんは。 (山沢周平)
2018-09-20 21:08:54
山帽子さん、ありがとうございます。

近頃は、「近場シリーズ」に励んでいます。
遠くまで行けば、いろんな花々が見れます。

山帽子さんに平尾台があるように、私にも背振がある!
なんてことが言えるように、近場を歩いています。

そうすると、新たな世界が広がってきています。
昨日も、新たな近場の花との出会いがありました。

でも、どうしても遠くでなくては見れないのもありますよね!
この世界、なかなか難しいですね!
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