
12月17日(日)
この時期は、いつも忘年登山に行っている。
今年は、だいぶ前から佐伯の「元越山(もとごえ)」に決めていた。
文豪国木田独歩が愛したといわれる「元越山」。
標高は581.5㍍だが、一等三角点があり、
「全国の三角点のうち、眺望はベスト4に入る」とも!
そんな評判から、2017を締めるにふさわしい山だと思った次第。
そして、いつも見てるブログ「山に癒されて」のうすきさんからも
「元越山に登るなら是非『天空ロード』を!」との言葉もいただいた。
少し前から天候が気になってはいたが、福岡は寒波ではあったが、
佐伯の方は、晴れとの予報。天は味方してくれたようだ。
7:15 メンバーは、いつもの仲間。順に拾って高速に入る。
朝倉あたりを通過してからは雪景色に。

由布岳も雪化粧。

10:05 今日の登山口の色利に到着。

登山口に着くと、とてもいいことがあった。

車を止めて、準備を始めていると、軽トラックが近づいてきて、
初老の方から声をかけられた。
「今から、登るの?ここは初めて?」
「はい、初めてです。福岡から来ました。」
「ルートは?」
「天空ロードを歩こうと思ってます。」
「空の公園からはどうするの?」
「それが、歩くか、タクシーかとも。」
「歩くと6キロもあるよ!車をデポしなさい!私が案内するから!」
「え!いいんですか?」
「時々、遠くから来られた登山者のために送ってあげてるんだよ!」
それはそれは、とてもありがたい申し出だった。
10:55 そんなこともあって、色利登山口を出発。

本日のコース予定は
色利登山口~元越山 (90分)
元越山~色利山 (60分)
色利山~石鎚山 (90分)
石鎚山~空の公園 (30分)
久しぶりの山登りなので果たして予定どおり歩けるか?
すぐに急登がはじまった。

第一展望所

Yさんが見ている景色はというと

これが天空ロードなのか?
木々の向こうには、これから向かう稜線が見える!

かつて、この登山路でのいわれなども

天気はとてもいいのだが、とにかく寒い!ゆっくりと上に登っていく!

そうすると、「天空ロード」の一端が見えはじめた。

わずかばかりの紅葉も見ることが出来る。

登山路はよく整備されている。

林道に出ると、もうすぐ山頂が近づいてくる。

上に行くにつれて、素晴らしい光景が目の前に現れてきた。

ここにもあった「人吉カメさん」の「頂上まであと5分」。

12:33 「元越山」とうちゃこ!

眺望全国ベスト4の景色が広がっている!

11月に行った鶴御崎灯台の向こうには四国がはっきりと見えた。
山の方に目をやると、

大崩、傾、祖母、久住、由布なども!

そしてこちらは、夕刻に楽しみが待っている佐伯方面。

これが噂の「一等三角点」

とっくにランチの時間なのだけど、風が強く先に進むことに!

20分ほど進んだところで、

風がなく景色の良いところで
今日の豪華ランチ!

50分ほどゆっくりと休憩した後、
14:22 「色利山」にとうちゃこ!

だんだん時間が落ちてきたので、先を急ぐ!

そうすると、新たな景観が現れる!

何度かアップ・ダウン繰り返し

もう着く頃かと思っていると、

なども見た後
16:05 やっと「石鎚山」にとうちゃこ!

2017の山行が無事に終わったお礼と、来年も素晴らしい年であることを祈って!

「天空ロード」の終着点に向かいながら

それこそ素晴らしい景色に圧倒されて

16:40 無事、空の公園にとうちゃこ!

この地で、「幸せの鐘」を各人いろいろな思いで鳴らして、

予想していた以上に素晴らしかった「元越山~天空ロード」を無事に終えた。
軽トラで送っていただいた「色利の山田さん」、本当にありがとうございました。
お陰様で、どうにか「天空ロード」を歩けました。大感謝です。
そして、今年の最後を締めるのが、

佐伯の錦寿司の「おまかせ寿司」2800円。これに茶碗蒸しまでつけた。
値段はそこそこはしたのだけれど、とても美味しかった。
まさに、「山よし、人よし、食べてよし」の忘年登山となった。
来年も、「いい山と、いい人と、美味しいもの」に出会いますように!
いい眺望ですねぇ。
ナイス、
トレッキング、
お疲れ様でございます。
元越山から天空ロードの縦走お疲れ様でした。
素晴らしい青空に恵まれ、良き忘年登山会となりましたね。
「幸せの鐘」を鳴らされましたか。
きっと良いことが舞い込んで来ることでしょう。
「おまかせ寿司」のネタの大きさには吃驚です。
九州にも低山ながらいいところもありますよ。
しかしながら、
久しぶりの山行でしたので、少し足がこわりました。
もう少し鍛えないといけないと思いました。
おすすめの「天空ロード」を歩いてきました。
同行の山中間もとても喜んでいました。
地元の人の思いもかけない親切にも助けられ、
素晴らしい忘年登山になりました。
福岡からはなかなか遠いので、何回もは行けませんが、
記憶に残る山の一つとなりました。
アドバイスありがとうございました。