山心 花心 湯心

山や山野草、名湯を求めて,九州を中心にうろついてます。

台風の前に、「鷹ノ巣山」に登る!(思いがけず「キッコウハグマ」にも!)

2017年10月23日 | 山登り


21日の土曜日は、嫌いな台風が近づいいたので家で静かにしとこ!

なんて思っていると、Aさんの「鷹ノ巣山に登らないか?」とのメールを受信。


昔は、本当に全天候型山登りのスタイルだったのだけど、
今の私には、そんな面影のかけらも感じさせない雰囲気に満ちている。


それでも、40年前の気分に立ち返って、「是非行きましょう!」と返信。


午前中はどうにか持つかもしれないと、なるべく早くということで、

6時に家を出て、いくつもの片側通行をくぐり抜けて2時間後、


8:40 鷹ノ巣登山口へ通じる林道入り口に到着。



残念ながら、天気予報と違ってもう雨が落ちていた。



「マツカゼソウ」の終わりを感じながら



ここから、「鷹ノ巣山」の登山開始。



右側は巻き道、左が登頂コース。雨に濡れてはいるが左へ!



すぐに急登になり、ロープありの岩場が出てきた!



結構厳しいので、慎重に登っていく。



恨めしいほど雨が落ちてくる!



9:22 「鷹ノ巣山一の岳」とうちゃこ!



幽玄というよりは、辺りが薄暗い。


そうは言っても、ある花も探しているので、岩稜コースを進む!



全くと言っていいほど「花」はない!
キクが少しだけ。


先を歩むAさんの姿も見えにくくなってくる。



雨に濡れた稜線歩きは、結構気を遣ってしまう。



Aさんとも、「慎重に行きましょうね!」と確認しながら



時には、「まさかすべらんやろうね!」なんて心の内で思ったりしながら



10:14 「二ノ岳」にとうちゃこ。



ここで、大事な決断。探す「花」はまだ見れてないが、



この天候では、「三ノ岳」まで行くのは止めとした。

もしかすると、この先に求める「花」があるのかもしれなかったが、

潔く、「撤退」することにした。


帰りには、安全を期して「巻き道」を通って下山した。


11:06 ようやく車のところまで戻ってきた。



少しだけ雨脚が途絶えて、「望雲台」がはっきりと見えた。



雨が上がったので、高住神社にも寄ってみた。



狛犬もすっきり、はっきり!



少しだけ、神社のお人と話をしてから、移動して英彦山のすそ野の花散策!


分かりにくいけど、多分!多分?「ダイモンジソウ」かな?


そして、英彦山でも「キッコウハグマ」を



作礼山に引き続いての出会い!



少しだけ終盤かも?



まるで大きな涙を抱えてるような花もあった。



やっぱし!「キッコウハグマ」は最高だ!



近くには、「サラシナショウマ」や、



これまた終盤を迎えている「ジンジソウ」なども。



残念ながら、探していた「花」には出会えなかったが、

初めて登った「鷹ノ巣山」の厳しさも分かったし、

久しぶりの全天候型の山登りをかじれたし、

どうにか、「満足!」満足!」で、福岡へと車を走らせた。


オッと!林道ののり面をこんな花が覆っていた。



「何だろう?」とまた、課題を持ち帰る山登りだった。



コメントを投稿