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忘年登山番外編!(四王寺山三十三石仏巡り!)

2020年12月14日 | 山登り

 

-12月13日-

前回の奥作礼の忘年登山の折、時間と天候が良ければ後一山は行きたいね!

という話をしていた。天候も良さそうだったので忘年登山番外編として、

いつかは歩いてみたいと思っていた、「四王寺山三十三石仏巡り」を選択した。

 

参加者は、いつものYさんとAさんとの三名。

自宅を8時前に出て、南区、博多区で順に拾って焼米ヶ原に9時15分に着く。

どの順番で回るかを考えたが、一番歩きやすそうだった「焼米ヶ原」からの周回に。 

 

9:29 「焼米ヶ原」からスタート。

 

晴れとの予報だったが、曇天模様。

 

まず最初は、5番「千手観音」

 

続けて、6番「三宝荒神」

 

これも近くに、7番「如意輪観音」

こちらは分かりにくくて探しまわった。

 

そして、少し下りたところに、2番「十一面観音」

 

3番「千手観音」

 

この石仏は珍しく磨崖仏だった。

 

4番「千手観音」

 

それから、登り返して再び稜線に!

九博の屋根が見える。

 

これからは稜線上を歩いて行くと、9番「馬頭観音」

 

だいぶ風化が進んでいるようだ

 

Yさんも真剣に頭を垂れる!

 

そもそも、何で「三十三石仏巡り」をしようと思ったのかだけれど、

「四王寺山の三十三石仏の由来」によると、江戸末期の寛政の時代に、

福岡城下での大火や天然痘の大流行、豪雨などの異変が続いたので、

四王寺山一円に石仏巡りの札所をつくって、観音様のご利益により、

この世の不幸からの逃れようとの思いがあったという。

 

それならば、現在の新型コロナ渦の終息と私自身の108の煩悩のそぎ落とすのを兼ねて、

忘年会番外編として歩いてみるのもいいかもね!と思った次第である。

 

11番「聖観音」

 

12番「千手観音」

 

13番「如意輪観音」

 

四王寺山は、これまでも何回かは来てるし歩いているのだが、

こうして、周回するのは初めてでなかなかいい感じ!

 

14番「如意輪観音」

 

紅葉の時期もとってもいいかもしれないね?

 

10:28 15番「十一面観音」、「大原山」頂上。

 

16番「千手観音」

 

17番「十一面観音」

廃仏毀釈のせいなのか、壊れてる石仏がいくつも見られた。

 

18番「如意輪観音」

 

破損が大きいので新たにつくられた石仏さんかな?

 

19番「千手観音」

 

そして、だいぶ下ってきて、

 

紅葉がまだきれいなところも残っていたりで、

 

石仏巡りをさらに楽しいものにさせてくれたりもして、

 

「鮎帰りの滝」のところの、20番「三宝荒神、千手観音」

 

ここには、別の石仏さんもたくさん!

 

21番「千手観音」

 

23番「千手観音」

ここらでは、百八の煩悩がずいぶんと薄れていく気がしたが…………(ほんまかいな?)

 

百間石垣のところまでやってくると、

 

まだ、「アキノタムラソウ(秋の田村草)」が咲いていたりした

 

22番「千手観音」

 

12:10 そして、野外音楽堂で今日の豪華ランチ!

 

ランチの後は、毘沙門堂への急登に息が上がる!

ここは急登の後のなだらかな檜林

 

毘沙門堂のところで、25番「千手観音」

 

13:02 大城山とうちゃこ!

四王寺ではここが一番のとっぺん!

 

ここらで周回コースの4分の3くらいを歩いてきた

 

26番「千手観音」

 

土塁や石垣跡などが、かつてここが山城だったことを感じさせてくれる。

 

27番「罵頭観音」

 

28番「馬頭観音」

 

ここらでは、かなりのハイカーさんとすれ違う

 

29番「馬頭観音」

 

30番「千手観音」

 

31番「聖観音」

 

そして周回コースでの最後は、32番「千手観音」

 

14:05 「焼米ヶ原」まで戻ってきた。

 

この後は残すところ、周回コースから離れたところの、1番「如意輪観音」

 

ここだけが結構離れていて、分かりにくかった。

 

そして、24番「千手観音」

 

そして、最後に四王寺集落にある、

 

33番「千手観音」に、心からのお参りをして、

 

こうして、「四王寺山三十三石仏巡り」を無事に完歩できた。

ついでに、あと二つのとっぺんへと、

「水瓶山」

 

「岩屋山」

 

最後の最後に、岩屋山展望所の眺望を楽しんでから帰ってきた。

 

Yさん、Aさん、1年間の山のお付き合いも含めてお疲れさまでした。

この石仏巡りが、煩悩に影響される生き方や心のありように変化をもたらしてくれればと願っているが、

果たして、来年はこれまでと違った充実した生き方ができるのかどうかは、

己自信の努力次第になるのであろうが、少しがんばって生きていこうとは思っている。

 

 


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