4月10日夕方快晴
おとめ座銀河団マルカリアンチェーン(マルカリアンの銀河鎖 M84からNGC4474まで)
4月8日は、星雲電視観望で打ちひしがれ、ふと『そうだ、銀河見てない。何かないか』『おとめ座なら、いっぱいあるから何か写るだろう。M86あったな。』で、M86にFMA135を向ける。
写った。いっぱい、FMA135+Neptune-CⅡ凄いぞ。銀河写る。しかし何が何だかわからない。いっぱいシミが写っているように見える。中西昭雄さんの本でM86を見る。雰囲気似ている。館長が助けに入る。「ここ絶対これ。ここ一緒。これM86。」館長凄いぞ。館長ソルビングで、画像の解析を終わらす。本によれば、M84からM88までの銀河の連なりは、マルカリアンの銀河鎖(マルカリアンチェーン)と呼ばれているらしい。
9日、10日は少し余裕が出て、M86をSynScanProで導入・自動追尾。SharpCapProで、15秒露出で電視観望。銀河と明るい星の位置関係を確認。4秒露出に変え、明るい星を目印にして、できるだけマルカリアンチェーンの銀河をたくさん画面に導入するようにSynScanProを操作。人生初の銀河の電視観望。そして撮ったのが上の画像。大分遅れましたが、よしべや自然博物館、春の銀河祭りに参加です。
さらに、SharpCapProを終了させ、ステラショットLiteを立ち上げる。プレートソルビングで、M86を導入(すでに導入済みで、少しだけ動くだけ)。写野を表示。拡大しSharpCapで写した画像に写野を調整。銀河名を表示させ、スマホでパソコン画面を撮影。
中西さんの本と上の画像を参考に、銀河を同定。
参考資料
1)中西昭雄著「メシエ天体&NGC天体ビジュアルガイド」
2)StellaShot Lite - ステラLiteシリーズ