よしべや自然博物館

電視観望3年目に入りました。
相変わらず、通信販売とSNS頼りに頑張ってます。
天文未熟者の悪戦苦闘の記録。

電視観望の記録4081(おうし座 M45すばる By CBP)

2024-10-26 01:00:00 | M天体
おうし座 M45/Mel22 すばる/プレアデス星団/昴

画像イ、10/9、CBP使用、3分露出×20枚、トリミングあり

(SiriL、GraXpertでヒストグラム変換・ディノイズ・勾配補正、PCC)
『星は、すばる。彦星。夕づつ。よばひ星、すこしをかし。…』(枕草子、清少納言)
確かにそうだと思うよしべ~
肉眼で、星座ビノで、双眼鏡で、電視観望で、・・・どれで見ても素敵。
どうやって見ても素晴らしいすばるですが、モクモク目標に観望して見ました。空の状態が悪かったかCBPフィルターが悪かったのかモクモクは出ず。出なくともこれはこれで良いなと、電視観望の見た目に近づくよう処理しました。
*彦星=わし座のアルタイル、夕づつ(ゆふづつ)=宵の明星=金星、よばひ星=流れ星

すばるについては
浅田英夫さんの素敵なコラム(中日新聞)を見けたのでそのリンク貼っときます(^^;

画像ロ、ライブ画面スクショ

画像ハ、導入画面
画像ニ、iステラHDによる観望位置

観望データ)
場所 メダカベヤ
日時 2024/10/10PM10:30頃から約1時間
(主鏡)FMA135+ASI585MC+CBPFilter
(ガイド)SV165+ASI120MM+UV IRCutFilter
(架台等) 赤道儀化AZ-GTi+ASIAIR plus、iPad mini6
3分露出×20枚のライブスタック
ダーク、フラット、バイアス補正あり
SiriL、GraXpertで画像処理、トリミングあり







電視観望の記録4080(ぎょしゃ座 IC405+IC410)

2024-10-25 01:00:00 | C天体
ぎょしゃ座 IC405(C31)+IC410 勾玉星雲+おたまじゃくし星雲
画像イ、10/10、3分露出×20枚、CBP使用、トリミングあり

(SiriL+StarNet、GraXpertで画像処理)
記録4075(勾玉星雲)、記録4078(おたまじゃくし星雲)に続けて、両方を1枚に。
画像ホの導入画面・画像ハの画面を見て、完璧と自画自賛。これでグリーンハンド卒業も近いかと思ったのです。
が、
電視観望そんなに甘くない(^^;
観望後スタックされたFitsファイルをストレッチ(=星雲を強調)して見ると、電線が写り込んでました(^^;
観望中は全く気がつかず。
画像処理中に外を見ると『あった。電線あった。こんな低い所にも電線あった!』と気付いてなかった電線を発見!
予定より大きくトリミングして、ストレッチも中途半端に終わる。
めげずに頑張ろう。精進あるのみ。

画像ロ、SiriLアノテーション(ストレッチ前)

画像ハ、ASIAIR画面スクショ、写真アプリで調整
左上斜め、右中央縦に電線の写り込みあり。気づいてみればそのあたりの星が少しボケているような。ZWOの技術すごすぎて観望中は気づかず。
画像ニ、ライブ画面スクショ

画像ホ、導入画面

画像へ、導入画面広域


観望データ)
場所 メダカベヤ
日時 2024/10/10PM10:30頃から約1時間
(主鏡)FMA135+ASI585MC+CBPFilter
(ガイド)SV165+ASI120MM+UV IRCutFilter
(架台等) 赤道儀化AZ-GTi+ASIAIR plus、iPad mini6
ダーク、フラット、バイアス補正あり
SiriL+StarNet、GraXpertで画像処理、トリミングあり

17)星見娘4155(C31 勾玉星雲)






星見娘で電視観望4179(2024/10/23 紫金山アトラス彗星 6th)

2024-10-23 20:00:00 | 太陽系内
紫金山アトラス彗星 6th Tsuchinshan-ATLAS C/2023 A3
2024/10/23 PM6頃 自宅ベランダ

画像イ、Seestar S50、10秒露出3分のライブスタック
(撮って出し)

画像ロ、位置を変えて、10秒露出3分のライブスタック
(写真アプリで調整)


朝は外出をためらうような豪雨
夕方、天気予報通り晴れる
金星を導入して、ここでダークファイルを作成し、待機(上の画像は、iPadで撮影)
霧が出てきて、心の中で『止めて』と叫ぶ(^^;
少し待って、暗くなり
この上空の明るそうなCebalraiを導入(肉眼では確認できてない)
画像ウ、Cebalraiの導入画面
(へびつかい座のβ星とのこと)

導入に成功。これでSeestar S50と夜空が同期される。
いざ紫金山アトラス彗星!
普通に10秒でライブスタックに成功
3分で1度保存(画像イ)。継続で15分までライブスタック。残念ながらアンチテールは確認できず(^^;
位置を変えてライブスタック3分(画像ロ)。15分まで継続。尾長いですね。他の方の情報ではこの20倍~30倍の長さとのこと。すごいわ。

その後、肉眼で、星座ビノで、双眼鏡で彗星を探す。
(Seestarの後ろから鏡筒の向いている方を見る)
肉眼×、双眼鏡×、星座ビノで2回程一瞬見えたと思う。自信なし(^^;
その後、全天雲で撤収。

取りあえずまた彗星観望できて良かった(^_^;)/
しかし、私のレべルではSeestar無かったら観望できてないわ(^^;
FMA135も用意していたが全く使う余裕なし。

(後日、15分分のメトカーフコンポジットした画像追加予定)

10/24追加)
メトカーフ・コンポジット(彗星核基準コンポジット)
うまくいきません(^^;また後日か没になりそう。
しかし、こんなの見てしまいました。

彗星がよしべや名物(?)の電線横断中
(わかり易いように強調しています)
昨日星座ビノで見たときも尾が電線に掛かっていたので
気になってたのですが・・・やっぱり
悪戯心が出て、この30枚の個別FitsファイルをSeestar本体でコンポジット

どうなってるの、信じられない結果(^^;



いつもの風景モードで










星見娘で電視観望4178(ちょうこくしつ座 NGC288球状星団)

2024-10-23 01:00:00 | SeestarEtc
ちょうこくしつ座 NGC288/Mel3球状星団
画像イ、10/11、26分のライブスタック
(SiriL+StarNet、GraXpertで画像処理、トリミングあり)
昨年の観望記録では
NGC288は地球から28700光年離れた球状星団。私が観測できる範囲では、ちょうこくしつ座ではめずらしい銀河以外の天体。しかも星々がまばらで写しやすかった。もっともSeestarでの観望なので誰でも写せるということになる。調べるとMel3のカタログナンバーもある。双眼鏡でNGC253と一緒に見るのも楽しいらしい(双眼鏡だと淡い光芒に見えるらしい。メロッテカタログに球状星団があるというのは、ちょっと驚いた。
ちなみに、昨年は12分、今年は25分のライブスタック。空の状態の違いか昨年の方が写り良いような気がして(^^;
機会があればまたチャレンジします。

画像ロ、SiriLでアノテーション(ストレッチ前)

画像ハ、SeestarJpeg撮って出し

画像ニ、導入画面

画像ホ、昨年の観望記録での観望位置