幸一光作「鍾馗」¥58,000(税込) ※ガラスケースに入っています
「学業成就」や「厄除け」の神様である鍾馗さん。
日本では、五月人形の定番となっていますが、その起源は一説には中国の唐代(8世紀)に遡ります。
ある時、唐の6代皇帝玄宗(※楊貴妃を寵愛したことでも有名)がマラリヤに罹りました。
高熱にうなされる玄宗の夢の中では、小鬼たちが暴れまわっていたのですが、そこに大きな鬼が現れて小鬼を退治してくれました。
そして、「私は鍾馗というものです。官吏の試験に落第して自殺しましたが、高祖(唐の初代皇帝)に丁重に葬って頂いたので、恩に報いて天下の災いを除くために来ました」と告げたのです。
玄宗が夢から覚めてみると、病がすっかり癒えていました。
この事に感じ入った玄宗は、画家を呼び、鍾馗の絵を描かせて臣下に下賜したことから、次第に信仰が広まっていったようです。
鬼を退治しただけあって、怖い顔をしていることが多い鍾馗さん(※掛け軸だとこんな感じ)ですが、こんなに可愛いければ、どこにでも飾りたくなりますね。
鍾馗さん、どうか新型コロナウイルスも退治してください・・・
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