中山君とお弁当

2013-08-26 23:15:59 | 日記・エッセイ・コラム

お弁当持参の日は、

朝から教室で弁当のふたを開けて、みんなに見せて回る。

「これ僕の弁当! これ今日の僕の弁当!」

そうしてるうちに、どっかの机か椅子かにけつまずいてこける。

床にちらかる弁当の中身。

泣き崩れる中山くん。

チャイムが鳴って先生が現れるも、中山くんはその場で泣き崩れたまま。

おろろ~ おろろ~



梅田先生は、特に注意もせず、床に落ちたごはんやおかずを

素手で中山君の弁当箱に戻す。

当然、髪の毛やらなにやらべったりついてて。。。

そして、お昼休み。

みなさん!中山くんのお弁当は床に落ちて食べれないので、

みんなで少しずつお弁当を分けてあげてください!と梅田先生。

そして、大量のエビフライのシッポが集まった。

ってこれ、

弁当持参の日の毎回の光景。小学校3年まで続く。。。

中山くん。

ワタシと同じコンパスを持っていることに感動し、喜びのあまり、ワタシのコンパスと自分のコンパスを手に、

hanaboくんと同じ、
hanaboくんとまったく同じコンパスやねん!

と、教室内をふれて回ったが、このときはこけなかった。



コメント
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