お弁当持参の日は、
朝から教室で弁当のふたを開けて、みんなに見せて回る。
「これ僕の弁当! これ今日の僕の弁当!」
そうしてるうちに、どっかの机か椅子かにけつまずいてこける。
床にちらかる弁当の中身。
泣き崩れる中山くん。
チャイムが鳴って先生が現れるも、中山くんはその場で泣き崩れたまま。
おろろ~ おろろ~
梅田先生は、特に注意もせず、床に落ちたごはんやおかずを
素手で中山君の弁当箱に戻す。
当然、髪の毛やらなにやらべったりついてて。。。
そして、お昼休み。
みなさん!中山くんのお弁当は床に落ちて食べれないので、
みんなで少しずつお弁当を分けてあげてください!と梅田先生。
そして、大量のエビフライのシッポが集まった。
ってこれ、
弁当持参の日の毎回の光景。小学校3年まで続く。。。
中山くん。
ワタシと同じコンパスを持っていることに感動し、喜びのあまり、ワタシのコンパスと自分のコンパスを手に、
hanaboくんと同じ、
hanaboくんとまったく同じコンパスやねん!
と、教室内をふれて回ったが、このときはこけなかった。