セネガル便り-273-

そこで村の村長に相談し
井戸の周辺を掃除するように呼びかけました。
村の男性は日中畑の仕事が有り　無理なので
学校の生徒達、主婦の人達、総員167名で掃除する事にしました。
その場所は個人の土地で無く村の土地です。
参加者全員ボランティアです。
であるならば私の方から提案して　届いた支援物資を提供しましょう。
いわば神からのギフト（贈り物） という事で。
その際に　例えばその支援物資、ある人はちびた鉛筆5本、ある人はリュック、
又T-シャツでは誰もが納得しません。
同じ作業をしているのですから。
そこでクジ引きにし、自分の引いた番号の支援物資を受け取る事にしました。
前日、村の責任者、学校の先生と鉛筆、消しゴム、クレヨン等
小袋に仕分けし、番号を付けました。
全部で189個（袋）出来ました。
後は当日を待つだけ。
これが後で大変な事になったのです。
さて　何故でしょう？
2分程考えてください。