クラシック好きです

交通事故でC3.C4の四肢麻痺になって
障害者施設から在宅生活に戻れた日々の出来事

在宅介護者と障害者の関係06

2012-02-09 12:35:02 | 在宅生活
脊髄損傷で四肢麻痺で独身家族なしが在宅介護生活を始めるにおいて
介護者との関係が上手く行くようにするにはどうするべきか?

■障害者支援施設の介護士がいても出来るだけしてもらわないこと一番に

【痰の排出】

椅子に座っている状態で痰の排出の場合
ティッシュを口許に持ってきていただければティッシュの上に痰を排出することは可能

座っているのにも関わらず
痰を拭き取るのにいきなり痰を
顔中にヌタグル糞ボケ介護士が非常に多い!

ましてや
はい痰するのにお腹を圧迫する方法があり
電動車イスやベッドで横になっている状態で口のなかにはい痰出来たとき
9割り以上の介護士がその痰をティッシュに受けとるのに
私の顔に塗りつけてきます!
口横にティッシュを添えてくれればそのティッシュに痰を出せるのに

口に痰があるときは
話すことができません

あなた方間抜けな介護士は自分の痰ですが
顔に塗りたぐられてありがたいのですか?

そんなことが多くて
障害者支援施設でははい痰しません!

今現在
痰は自分で出せますし
昔ほど多くも出ません
ここ数日は熱が下がってからはほとんど痰もでなくなってます

ただ
まれに痰が出ても

か~ぺっ!

等とは出せませんが
飲み込んでしまうことが多いです

【痰を顔に塗りたぐられるよりは呑み込んでいる私】

在宅になれば出せると良いのですが
このような背景を見ないで痰を飲み込むのを嫌そうな顔されるのは遺憾です

■風邪をひかないので鼻水は少ない方ですが

鼻の手入れも障害者施設介護士に面倒見てもらったことはないです
まれに鼻水出ても吸い込んで我慢します
鼻水を顔中にヌタグラレたくないからです

疑問に思うなら
自分が鼻水出たときに自分で処理しないで
誰かにやってみてもらってください

間抜けな介護士は少しでた鼻水を顔中にひろげるかのように
ふき広げます
すくいとる感覚がないようです

仲間と鼻をすくいとる経験をしてみてください
私がどんな思いするかすぐにわかりますから
この辺も在宅になったら正しい処理の仕方を覚えてもらおうと思います

自分の手さえ動けば
何ら問題のない話ですが

そんな手の代わりになってくれるとありがたいですね

yozame
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

清水靖晃&サキソフォネッツ

2012-02-09 12:15:20 | 音楽
2010年2月27日
すみだトリフォニーホール

バッハ
ゴールドベルク変奏曲

10年以上前に
ブレッカーブラザーのどちらかがケニー・バロントリオと来たとき
サックスの音ってこれほど素晴らしい音なんだと知ったからには

ブラスバンドの延長かのように
ピッとかキュィとか言う音になれてしまっている
演奏家の皆様はサックスの良い音に気がつかない限り
今の世界から抜け出せないと思います

バッハの曲が素晴らしいので
我慢して聞いていられますが
日本のブラスバンドの教育がこの様な良くない音を
野ざらしにしていると思われます

フレーズの捉え方や曲の進行方向の捉え方も気になりますが
いつの日にかどう違うのかはっきり言えるようになれるまで
聴き比べで学習したいとおもいます

■ゲーム音楽とソニーのウオークマンが日本人の耳をダメにした

クオンタイズされたなんの動きもないメロディが好きになる人が
いかに多くなってきたか
CMでもクオンタイズされた音楽平気で流されていて違和感を感じないのが
不思議でたまりませんが
生まれた頃からそのような音楽が溢れていたからなのでしょう

ピープーで表現される音楽といい
イヤホンで上下の音域が削られた音になれてしまった耳

ついでに
下手くそなブラスバンドの連中が目標にしている音楽が
下手くそなブラスバンドであることが間違っているとおもいます
下手くそな演奏を目標にして上達するわけがないと言う
単純なことに気がつかない人ってのが多いのだとおもいます



先日から
まともな食事が出てこないので
ストレスが溜まり始めている今日この頃です♪
おもわず正直に書いてしまった

yozame
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

海を飛ぶ夢

2012-02-09 10:41:20 | 映画
2004年スペイン=フランス

監督アレハンドル・アメナーバル

ハビエル・パムデル(ラモン)
ペレン・ルエダ(フレア)
クララ・セグネ(ジェネ)
ロラ・ドェアニャス(ロサ)
マベル・リベラ(マニュエラ)

海の事故で首から下が麻痺して26年自ら死ぬことを決断したラモン
人権支援団体で働くジェネ
不治の病におかされている弁護士のフレア
テレビのドキュメンタリーを見てラモンに会いに来たロサ

若いときに海で四肢麻痺に
両親と兄夫婦と甥に世話されて26年
尊厳死の権利を得るために裁判を起こす

この映画は脊損になってから2度目の鑑賞です

○家族は尊厳死に反対するも
それはラモンの立場で考えているのかどうか
家族なので義理でやっているのか曖昧なところがあります

○ラモンは車イスが嫌いらしく
車イスを使うことは「失った自由の残骸にすがりつくことだ」といってますが
わたしも電動車イスでない車イスもストレッチャーも嫌いです
車イスもストレッチャーも首だけが移動されている気になるからです

○甥とラモンが会話してるとき
甥が「くちうるさいしいつも座ってばかり役に立たない」とおじいちゃんのことを
発言するも
ラモンは今の発言をいつか後悔するだろうと諭してみたり

○たとえ地獄の人生であろうと

そうラモンが言ってますが
私のブログのタイトルはこの映画を見て多くのことを考えさせられて決めました
無意識に色んな影響を受けていたのであることが今回思い出されました

○なぜいつも笑顔なの・・・ドキュメントの質問に

他人の助けに頼るしか生きる方法がなと自然に覚えるんだ・・涙を隠す方法を
とラモンは答える
事実わたしも同じ状況になりつつあったし
施設の仲間には生きるための笑顔が輝いている人が何人もいましたが
どの笑顔も卑屈です

そんな頃
ドキュメンタリーを見たロサがラモンに会いに来ますが
この映画はドキュメントなのですが
なんと複雑なバランスを見事ロサの登場で尊厳へのバランスをとっていることでしょう

ロサは当初
死に向かっているラモンを諭しに来たようですが
大きなお世話です
でも
それがロサの愛の始まりなのでしょう

その後かける「黒い影」
いい曲ですね
いつか探してみたいとおもいます

弁護士フレアはラモンの詩集を出版する援助はしますが
それ以上踏み込むことはできず
ラモンが伸ばしている手を握ることはできなかったようです
彼女の場合なんの責任も罰も問えないでしょう
運命を恨むしかないでしょう

四肢麻痺障害者の人生は愛することはできません
したくともできないのですから出来ません

どうして?

等と野暮な質問はしないで下さい
自分で死ぬことさえできないのに
愛する人を守る術もないのに愛することなんか出来ません

この映画では
話をもっと複雑にしてしまう事実は
ちらっとしか見せていませんが隠してはいないとおもいます
人それぞれの人生において
ラモンの死にたいする考えがどのように反響しているのかを
しっかりとらえているように思われます

この映画は障害者のことを上手く伝えているとおもいます
プライバシーも自由もない王国
窓から見える唯一の景色から飛び立つ創造力

わたしは
わずかでも現実の自由と現実の景色つかみ
夢も追いかけようとおもいます

yozame
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする