(Vol.4)からの続き。
回診に来る婦長さんは国立○○大学の医学部の病院の総婦長だった方で、
のちに聞いた話ですが、とても釣りが好きな方だそうです。
そんなことは知らず、回診の時、毎日屋上でサンドペーパー磨いていたタモを見て、
「釣りが好きなんですね。」と声を掛けてくれました。
この病院に入院したいきさつを話すとあきれ顔でしたね。
そんな会話で、婦長と仲良くなり、回診の時の会話が弾みました。
後日談ですが、足にステンレス製のビスが残っている時、
仕事関係の全国大会が北海道で行われるので、
出席しなくてはいけないので、
飛行場の搭乗口のゲートで、金属探知機に掛かるかどうか聞きました。
その婦長はこんな突拍子もない質問に、自分で判断が出来ず、
何と○○大学の医学部まで問い合わせてくれました。
結果は「小さいものなので多分大丈夫だと。」
婦長の話で、手術してくれた整形外科の先生も、
釣り好きなのが分かりました。
整形の先生とも友達になったのはすぐでしたね。
入院中約束してたので、退院してから、
ルアー釣りで75センチ位のハマチを届けました。
整形外科の先生は、驚きと同時に喜んでくれましたよ。
自分がさばいて家族に食べさせたそうですが、
まさか手術で使う「メス」でさばいたかどうかは聞いていません。(爆笑)
(Vol.6)に続く。