百姓通信

自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!

土づくり

2010-05-09 22:43:08 | 農業
土に大切なものは、・窒素・リン酸・カリウム と・カルシウム・マグネシウム、他に微量要素(・モリブデン・銅・亜鉛・マンガン・鉄・ホウ素・塩素)と言われています。
しかし土づくりにはただ単にそういう無機物を土に加えれば良いのではなく、有機物を如何にうまく利用し微生物達に活躍していただくかがpointになるのです!!
良い土とは・保水性があり・排水性がよく、・保肥力があり・溶存酸素量があり、・微生物量があることが五つの条件といわれており、それらは団粒構造をしている土の構造であったり、また全てのバランスが良いということであったりします。
窒素は植物の原形質構成成分であるアミノ酸,タンパク質,補酵素類,核酸,クロロフィルなどすべてにふくまれているもっとも重要な要素といわれていますが、リン酸は窒素同化を進める役割を果たし葉茎や根の伸長を助け開花や結実を促進し、カリウムは暑さ、寒さなどの環境の抵抗性や病害虫などに対する抵抗性を強めるといわれていて、カルシウムやマグネシウム、そのた微量要素もそれぞれ役割があり、それぞれがバランスよく機能することが大切なようです。誰もがいなければ駄目ですし、誰かだけが多くても駄目なのです。