百姓通信

自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!

八重のドクダミ

2014-06-10 20:59:48 | Weblog
どくだみは・毒を止める・毒を矯めるの意味があり、江戸時代の中盤から使われてきた呼び名で、干したものは生薬の『しゅうさい』と呼び・消炎・利尿剤として用い、葉は腫物に貼付することで治療薬となる。
ジュウヤクとも呼ばれ、『十薬』と書く。そんなどくだみの八重がある。

ベジブロス

2014-06-08 15:58:33 | Weblog
料理の過程で出てくる野菜の残さを素材に出汁をとる。
「ベジブロスは野菜の栄養を丸ごと取れる優れた方法」と話す大学の先生もおられるほどで、野菜の皮や種、根っこには、活性酸素の増加を防ぎ、免疫力を高める栄養素「フィトケミカル」が多く含まれるといわれている。
「虫や土の雑菌から実を守る皮、命の元の種、成長点となるへたや根っこを煮出すことで、成分が抽出され吸収されやすくなる」それぞれの“もの”の持つ“勿体”を如何に活かすことが出来るか、まだまだ学びが必要だ。

ポニー

2014-06-07 23:28:56 | Weblog
高島にある『楽農舎なごみの里観光農園』へ昨日お邪魔したところ、なんとポニーがいてるやないですか!
山羊さんや鶏さん、猫さんに犬くんはいつもいるのですが、久方ぶりに寄せて頂くとブルーベリー園の脇に小さな小屋が出来ていて、その中に小さな馬くんが大きな瞳と長いまつ毛でじっと立っているではないですか。
オーナーの坂下さん曰く「まだ1歳になっていないんで調教はしていないんですが、調教していづれ来園してくれる子供たちに乗ってもらえるようにしたいと思ってるんです。」
人なっつこくすり寄ってくると何ともかわいく、ときどきする強い目の甘噛みは痛く感じることはあるのですが、かわいい鬣は愛嬌があり何ともイトオシイ。

杉樽

2014-06-06 21:04:50 | Weblog
先日から杉樽を捜していたところ、何とも味のある杉樽に巡り会うことが出来ました。何ともありがたい。
何百年も前から作り、使われ続けてきた和樽は、水分を適当に吸い取り、紫外線は通さず、外部との温度調整をする、更には発酵微生物の棲家となるすぐれもの。
杉は湿度を保つだけではなく、オゾンや二酸化窒素を吸着する働きももっていると最近の研究で明らかになってきたとも言われています。
でも現在杉樽を現在製作出来る会社は全国でも数十社しかなく、修理やオーダーに対応出来る職人さんは限られてきているようです。
何とも残念!!

残念石

2014-06-05 21:32:26 | Weblog
「残念石」とは、大阪城の築城用に採取されながら、大阪城の石垣に選ばれなかった石という意味で『残念』といわれているようだ。
小豆島にたくさん残っているそうだが、その石に残された家紋やクサビの跡、『矢穴』(ミシン目のような穴を穿つと石が割れやすくなる)があるのがその特徴。
ちなみにこの石は45トンあるという。

梅雨入り

2014-06-04 22:09:55 | Weblog
九州に続き、中国地方、近畿、そして東海が梅雨入りとなった模様。近畿地区としては例年より3日早く昨年より8日遅い梅雨入りだが、梅雨前線をともなわない梅雨入りはなんとも信用出来ない。
現実的に「梅雨入り」とか「梅雨明け」宣言には、多少無理があるのかもしれない。

癌にならない!

2014-06-03 23:27:47 | Weblog
癌にならない!
心臓の細胞のほとんどは生まれ変わらないという、つまり細胞分裂しないようだ。細胞分裂しないということで、一般的にガン細胞が増殖しない。
また、心臓自身は常に40℃近くの高温状態にあるため、ガン細胞は生きづらく、心臓は癌になりづらいという。

麦秋

2014-06-01 22:08:37 | Weblog
麦が熟し、麦にとって大切な収穫の時期を迎えるという意味でこの季節を『麦秋』という。
何とも風流な言葉だ。
いつもこの言葉と共に思い出すのは小津安二郎の『麦秋』、あの何ともいえない笠智衆の抑揚のない言葉と原節子の丁寧な言葉づかい、『紀子三部作』の2作目で脚本が何とも素晴らしい。