百姓通信

自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!

夏日

2018-04-21 22:57:23 | Weblog
今日は北海道でも「夏日」を記録し、全国各地で5月下旬の気温になった。
農家は温かくなると急に気持ちが急くもので、何かやたらとせっかちになりがちだ。
というのも、急いでも出来ることと出来ないことがあるにも関わらず。
季節は植物にさまざまな影響を与える、植物はその影響をうまく受けたり受け流したりしているというのに、農家はなかなかそれが出来ないでいる。
桜の花は散り、葉桜になったが、彼らは一斉に散らないと新しい芽を出すことができない。一斉に潔く散ることで、次のステージに移る。
われわれも潔く自然を受け入れ、自然と共に生きる覚悟を持つべきなのだろう。

ヤマブキ

2018-04-20 20:43:24 | Weblog
ヤマブキは春に日本全国の低い山や丘陵地に多くみられる、あの「山吹色」の語源になっている。
万葉集にも歌われており「七重八重花は咲けども山吹の実の一つだになきぞ悲しき」は『後拾遺和歌集』(1086年)で農家の娘が蓑を貸して欲しいと頼んだ太田道灌に対してヤマブキの枝を差し出し詠んだ句として有名。『八重のヤマブキは雄しべが花弁に変化し、雌しべも退化したもので、実がならない。「実の=蓑は一つもありません」』という意味。

穀雨

2018-04-19 21:01:35 | Weblog
明日は「穀雨」
この「穀雨」の終わり頃、八十八夜を迎える。
つまり立春を第一日目として数え、
八十八日目にあたる日のことをさす。
「穀雨」は他に「瑞雨(ずいう)」とか「甘雨(かんう)」ともいい、生命にとって貴重な雨に敬意をはらって呼ばれた言葉といえる。

サワガニ

2018-04-19 00:50:55 | Weblog
田圃に面した用水路の掃除をしていると何か動く物体が、・・・。
物体の正体は「サワガニ」でした。
淡水で一生を過ごし、日本の固有種にあたる「サワガニ」は基本は冬、冬眠をする。家の中等で飼育される場合は、ある程度気温が保たれるため冬眠はしなくても良いという。
「サワガニ」達も春を感じ活動を始めたのだろう。

アマゾンのビジネスモデル

2018-04-18 00:08:42 | Weblog
右の図はアマゾンのビジネスモデルを表している「virtuous cycle」
単純だが、「成長」を中心に据え、その周りを「低コスト」→「低価格」→『顧客満足』、「顧客満足」→「来客数」→「売り手の数」→「品揃え」→『顧客満足』とぐるぐるスパイラルに「成長」の周りを回りながら『成長』を促進し、『成長』する中で「顧客満足度」の向上を同時にキィープするというなんともわかりやすい構図、どんなビジネスにもつかえそうなビジネスモデルだと言えそうだ。

縁紅弁慶

2018-04-16 21:43:21 | Weblog
特に花特集を組んでいる訳ではないですが、今日は縁紅弁慶(金のなる木)のお話
縁紅弁慶は別名“金のなる木”と言われていますが、花を咲かせることでもっともっとお金持ちになるのかというとそうではないようです。
しかし花言葉は「富」「一攫千金」「幸運を招く」紛れもなく幸せに一歩近づけそうな雰囲気はあります。
花を咲かせることはそんなに難しくなく、ただ夏の暑い最中に、水をあげることを我慢しなくてはなりません。
株を増やすことも難しくはないのですが、根が生えるまで水をあげることを我慢しなければならず、こちらは違った意味で忍耐が必要になります。
“幸せ”に近づくには、相手の立場になり相手にとって少しでも良い環境を作ってあげることに尽きるのかもしれない、そんなことを「縁紅弁慶」を育てていて思います。

月影丸

2018-04-15 23:29:41 | Weblog
サボテンの中では比較的し開花しやすく、日照時間が少なくてもよく開花する月影丸は、その姿かたちもさまざまあり、サボテンの中ではもっとも進化した種とも呼ばれているようだ。

2018-04-14 23:35:25 | Weblog
桜が散り、ツツジの花が終盤を迎える頃、そろそろ出番とばかりに咲き始めるのが「藤」の花
「藤」は日本の固有種であり、海外にあるのはまた別の品種になるようだ
「藤」の花は、『古事記』にも登場する
花札にも描かれており「藤に杜鵑(ホトトギス)」の構図で有名

ドウダンツツジ

2018-04-13 23:52:24 | Weblog
「ドウダンツツジ」の「ドウダン」とは、昔夜間の明かりに用いた灯台(結び灯台)の脚部と似ていることが語源のようだ。
春に咲く白い花も綺麗だが、秋に小さな葉が真っ赤になる様はなんとも趣がある。
日本原産だが、今各地で栽培されているドウダンツツジは小葉の優良個体を選抜したもののようだ。

四月物語

2018-04-12 21:46:47 | Weblog
先日深夜に岩井俊二監督の「四月物語」が放映されていた。
大学入学で旭川から上京してきた女の子の物語だが、もう公開から20年経つ。
撮影は篠田昇氏、2004年に他界された、52歳だったと思う。
そういえば、今は亡き加藤和彦氏が途中、松たか子さんに傘を貸す画廊の紳士役で出演されている。
どういうきっかけで出演されたのだろうか、
あの微笑みはなんとも懐かしい。