古文書を読みたい。
と思い、某国営放送協会通信教育の基礎コースを申し込んだのが1月頃だったか、10回提出の12ヶ月間で延長6ヶ月可。ところがあれこれあって、第1回を提出したのが9月初めで、それから速度を早めて昨日第3回を提出した。古文書をどの程度読めるようになるかは分からないが、通信教育は続けられそうな見込み。古文書読みのお勉強には地道で長い時間が必要だと思う。
長崎歩きの続き 思案橋
思案橋という橋は今はもうない。江戸期には丸山という花街に通ずる屋根のついた木廊橋で、花街時代「遊びに行こか戻ろか橋の上で思案した」という話もある。井原西鶴は『日本永代蔵』に「長崎に丸山というところなくば、上方の金銀、無事に帰宅すべし」と記している。
こちらは何度か大水害による破壊、損傷を受けながらも現存する眼鏡橋。思案橋からそう遠くない。1634年に興福寺の住職であった黙子如定の尽力によりつくられた石橋で、琉球王国の天女橋を除けば日本初のアーチ橋とされている。
軍艦島と亀山社中がメインの長崎早歩き。賑やかだけれどものんびりできる街という印象が残る。