前回の続き






鎌倉歩きの後に箱根を巡り、帰り道の小田原に立ち寄った。箱根は30数年ぶりになる。
箱根は定番の登山鉄道、ケーブルカー、ロープウェイと芦ノ湖の海賊船で一周した。なにしろ観光旅行である。

彫刻の森美術館
他のものがわかるとは言わないが、近代芸術はなかなか馴染めない。唯一ピカソの描いた女性(彼女)の絵画を見て、温かみがあるなあと思ったりしている。個人の感想なので
leave me alone !

箱根の関所
当時の関所での役人たちの仕事や生活、そして役人間の身分格差がよく復元されている。
小田原

お城の傍に報徳二宮神社がある。



二宮尊徳は幕末期の人であり、明治維新の12年前に亡くなっている。諸家所領の復興に尽したとあるとおり、請われあるいは命令されて数多くの財政立て直しに奔走している。武家役人と農民との板挟みにもあい、苦労を重ねておられたらしい。敬愛するだけではもったいない人物。