史料学概論レポートは、オールAでした。奈良大通教生掲示板ではテストは厳しいとの話題がでていました。
講評は「テキストの基本的な内容を十分に押さえた上で、議論のポイントを整理して要領よくまとめられたレポートでした。テキストの叙述の単なる切り貼りに終わらず、各節の最後にそれぞれの議論の意義を簡潔に評する一文をつけているところなど、内容の理解度の高さが良く表れているように思いました。これからも、テキストや参考書で学習した知識を土台として、さらに自分なりの意見や疑問を見つけていくような、より高度な学習を意識して学び続けられることを期待したいと思います」でした。
「自分なりの意見」を思うには、史料学などは特にさまざまな史料や文物にあたってからできることで、「より高度な学習」があることは「意識」できるものの、生半可思惟像微力菩薩から脱することは、なかなか先が遠い、遠い。レポートは、全体に序章を重視して、編纂物では法隆寺の火災年代と聖徳太子の虚像と実像、古文書では東大寺封戸処分勅書、木簡と銘識では長屋王家木簡の「御六世」と法隆寺金堂釈迦三尊像の光背銘について書きました。自分でしっくりくるところを選びましたが、項目選択は人によりさまざまになるのでしょう。今日はここまで。
お伊勢参りの立ち寄り(約3年半前)
あまりにベタかな 食べものも挙げておこう
奈良から近いんだよな 伊勢海老と松阪牛も
いえいえ、古文・漢文の基礎学力に問題があるにもかかわらず、塩出先生の美術史特殊講義での見事にわかりやすい読み下し講義に感銘し、習うより慣れでいこうと、問題回避を図っている輩です。本当に難しいですね、この科目。
なかなかヤル気スイッチに手が届かず、今日も寝てしまいそうです。