6月1日土曜日、10時半には京都駅に到着し、地下鉄、バスを乗り継いで佛教大へ。
スクーリングは13時50分からなので大学の下見。
昼近く、懐かしい天下一品のコテコテのラーメンを食べ、陽気でよく喋るマスターとその奥さんが面白い喫茶店でコーヒーをいただいた後、講義開始。近代的な校舎である。
日本近・現代史特講2のスクーリング。13名の出席者。
20代の男女が多いが、60代と思われる方が5名。
日本史コースには何名在籍しているのであろうか。
テーマは近・現代の公害について。田中正造から戦後に至る4大公害まで。最初は政治史ではないのかという感じもあったが、傾聴してみるものである。歴史のリアリティを考えるよいテーマである。
グループ討議と発表もあり、最終コマは持込可の試験。
先生いわく、最後のまとめがないと採点しづらいと。
レポートであれ、試験であれ、序論で方向性を予告したうえ、本論で講義(テキスト)内容をその方向性の理論によって要約し、まとめで自分の考え(先生に同意するでもよい)を言う構成にするよう、それが当たり前よねという感じでアドバイスがあった。
時間制限もあって、そのように評価されるように書けたかどうか。
グループ討議で老若相交り話せたが、夜行バスで学びを切実に求めて来ている若者など、関われてよかったと思っている。