仕事場に1歩入り、出るまでの歩数。
今日は6時間いた。4000歩くらい。
普段は4時間だけの仕事。3500歩以内かな。
その中の1時間は、
小学生高学年が10人勉強部屋にじっとしていたのに付き合っていたから、
ほとんど動いてない。
5年6年生の男女4人の話に付き合ってたら、
「生まれ変わったら何になりたかった?」と誰かが聞く。
①6年女子、「私はイケメンになって、女の子を次々にたぶらかしたい!」
②5年男子、「俺はサハラ砂漠の砂になりたい。」
③6年女子、「私は、ウシの口とウシの口の間の空気になりたい!」
④5年男子、「俺、そういうの無い。ま、プテラノドン?」
素晴らしい。
どうよ、今の子。皆、その子らしい。
②は、内面が非常に早熟な男の子だから、そう言うのも頷ける。
④は、折り紙が得意で、その時、プテラノドンを折っていたから、
テキトーに言っただけだ。毎度ヒネタ反応は得意技。
③は? 何それ?
「ウシの口の空気?何それ?」
二酸化炭素排出か? そんな難しいこと言わない子だけどなあ。
「だって、ウシのそばに自由にいられるんだよ! 空気なら!」
と目を輝かせて言う。
「それなら、酪農農家の嫁になればいいじゃん?」と私が言うと、
①、②、③、④、「はぁ?」と私を凝視。
「だって、牛が好きなんじゃないの?」
4人が爆笑。
「何なのよ?」 わたくしポカン。
「センセー、もしかして、ウシって聞こえたの?」
「うん」
「ウシじゃなくて! 推し! オシだよ!」
あらま。マスク会話はリスニングが時に困難。
「あーー! オシ?? 変だと思ったー!」
好きなアイドルのそばを行き来できる空気になりたいという意味だ。
納得しました。
「センセーは?」と聞くから、
「私は世界を動かす大物になりたいわ。」←口からデマカセ
「トランプとか、エリツィンとか? バイデンとか?」
「いや、みんな嫌い。もっと、闇で操る帝王よ。」
「めんどくせー! 疲れるよ、それ。やめなよ。」
「だよねー! やめた〜」
11歳、12歳児との会話のワンシーンだ。
また5分後は、こんな。
②「センセーの子ども、男?」
私「上が女、下が男」
③「ふーん、センセーが1から作ったの?」
私「そうね、1から作った、かな。」
①②③、ニヤニヤニヤニヤ。
②「俺、1から作り方、知ってるよ。」
私「わたしも、知ってるよ。」
①③、「キャー!キャハハ!」
②「1から説明しようか?」
私「いや、けっこうです。」
④折り紙でドラゴンを折りながら、「俺もけっこうです。」
イマドキの子ら、こんなんです。
1・2年生の幼い子ら、
3・4年生の生意気盛り、それぞれ全然世界が違う。
発達障害を持つ子らは、当然接し方がまた違う。
歩数以上の疲れがあるのだ、この仕事。