ピーナッツの唄

毎日の出来事や、スポーツ観戦、読書や映画等の感想を中心に、好奇心旺盛に書いています。

なでしこジャパンの辛さ

2011-09-10 10:38:52 | サッカー
 11日間で5試合の超過密日程で戦うロンドン五輪アジア予選。「なでしこジャパン」は明日の中国戦を残して、2位以上を確定して団体競技としては初めての五輪出場を決めた。先ずは素直におめでとうと言いたい。

 しかしながら、我々は、あのドイツで行われたW杯で見事に優勝を飾ったあのはつらつとしたばでしこジャパンの選手たちのプレーぶりが脳裏に残っている。それがどうしたことか、今回のアジア予選ではこれまで3勝1分と負けはないが、よれよれのあぶなかっしい戦いの連続である。

 原因はいくつかあるようである。ひとつはW杯優勝のあとのあのフィーバーぶりである。さらにはなでしこリーグでの連戦、そして過剰なほどのマスコミへの露出等々と休む暇もないほどの日程があったことである。

 さらに世界一となったために、どうしても負けられないプレッシャーが重く圧し掛かったこと。同時に徹底的に研究し尽くされていて相手チームは良く守りに徹してきかなか思い通りのプレーをさせて貰えないことだと思う。

 さらに11日間で5試合の超過密日程にある。それもアウエーの中国の会場である。なか2日の試合は選手たちに過度の疲労を与える。それでもこれらの悪条件を乗り越えて五輪出場の切符を手にした「なでしこジャパン」の選手たちに賛辞を送りたいと思う。

 明日の最終戦の対中国では、世界一の面目に掛けて最高の試合を見せて欲しいものだ。
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