村上春樹氏の短編集「女のいない男たち」を読んでから、その中の「ドライブ・マイ・カー」の短編が映画になっているのを知った。この短編をどんな形で映画になったのか大いに興味もあった。
数々の映画賞にも輝いている作品だが、最寄りのシネマ館では放映が済んでしまっている。今般Amazonプレミアムビデオで有料での放映があったので、3時間近い長編だったが視聴した。
原作になった短編の他に2つの短編も加わった脚本だったが、東京が舞台の筈が広島が舞台になっている。主要なマイカーが縦横に走るには東京都内では難しからしく舞台を広島にしたらしい。(本当は韓国の釜山を舞台に選んでいたが撮影が困難で断念したそうだ)
広島での演劇祭にエントリーされた作品の演出を任された主人公の家福が、韓国、中国、台湾や中東の俳優のオーデションから始めて、本読み、立稽古を経て最後に本舞台を果たす過程で、マイカーの運転を任された女性と車内での会話を重ねている様が描かれる。マイカードライバーの産まれ故郷の北海道まで足を延ばし、お互いに哀しい思い出に涙を流すシーンが印象的でした。
小生が鑑賞したのはインターナショナル版であった事から、それぞれの俳優が母国語で、あるいは手話で出演する多言劇を演出する様が国際的にも評価された様だと思った。俳優陣は地味な方々が多かったが素晴らしい出来の作品だと思う。
数々の映画賞にも輝いている作品だが、最寄りのシネマ館では放映が済んでしまっている。今般Amazonプレミアムビデオで有料での放映があったので、3時間近い長編だったが視聴した。
原作になった短編の他に2つの短編も加わった脚本だったが、東京が舞台の筈が広島が舞台になっている。主要なマイカーが縦横に走るには東京都内では難しからしく舞台を広島にしたらしい。(本当は韓国の釜山を舞台に選んでいたが撮影が困難で断念したそうだ)
広島での演劇祭にエントリーされた作品の演出を任された主人公の家福が、韓国、中国、台湾や中東の俳優のオーデションから始めて、本読み、立稽古を経て最後に本舞台を果たす過程で、マイカーの運転を任された女性と車内での会話を重ねている様が描かれる。マイカードライバーの産まれ故郷の北海道まで足を延ばし、お互いに哀しい思い出に涙を流すシーンが印象的でした。
小生が鑑賞したのはインターナショナル版であった事から、それぞれの俳優が母国語で、あるいは手話で出演する多言劇を演出する様が国際的にも評価された様だと思った。俳優陣は地味な方々が多かったが素晴らしい出来の作品だと思う。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます