まだ、酒気が抜けない私め…
反省をこめて、本日はおうちにこもって…禁酒です
そんな自分にぴったり
【お兄ちゃんのハナビ】…いやぁ、予想以上に、いい映画
いわゆる難病ものの涙物と全然ちがう…白血病の妹(だれとでもすぐに友達になれる明るい華ちゃん、谷村 美月)
中3の終わりに、妹の転地療養のために、この土地(新潟県の片貝)に、越してきたものの、5年たっても、友達が一人もできず
高校卒業と同時に、自室に引きこもってしまった兄(高良 健吾)、両親に大杉 蓮、宮崎 美子、それぞれいい感じ
片貝の花火は、4尺玉とかで、日本一と聞いています。
でも、内心花火は大きさだけでないよ…、やっぱり、隅田川だろう、位に思っていました。
が
花火にかける思いが、全く別のものでした。
片貝の花火は、企業からの寄付などではなく、町の人たちが
子供の誕生を祝ったり、長寿を願ったり
新築を記念したり…それぞれの人生の節目、節目に、自分達の捻出したお金で上げる花火なんだそうです。
同級生が集まって成人を祝ったり、厄を落としたり、還暦を祝ったり…
でも、その地元の同級生の結束が固ければ固いほど
よそ者には、入っていくのが、きつい土地柄だったかもね…
すぐになじめる妹と違って、真面目でおとなしかった兄は…
他に行く所もなく、進学も就職もしないで…引きこもったまま
9月9日、花火の当日、退院してきた華ちゃんは、お兄ちゃんが引きこもっている事を知り…
何とか、無理無理にでも引っ張りだそうとするものの…
この高良 君、ひまわりの蕎麦やの若主人や、マークスの山の犯人役…などよりも、このお兄ちゃんが、一番似合っていた。
実話らしいけど、やりすぎ感がなく…自然で、ラスト近くから、もう泣けた、泣けた
気がつくと、後ろの座椅子で、お昼ね中の翔太です