晩秋の夜空を焦がす須賀川の松明あかしが、今年も四百二十年余前を偲びながら開催されました。
今では、須賀川市が全国に誇る伝統行事として、日本三大火祭りの一つにあげられていますが、
その歴史は古く、戦国時代のドラマが秘められています。
伊達政宗に滅ぼされた須賀川城
松明あかしは、この戦いで戦死した多くの人々の霊を弔うため、
新しい領主の目をはばかり、ムジナ狩りと称して続けられ、須賀川の伝統行事となった火祭りです。
昔は、旧暦の十月十日に行なわれておりましたが、今では、十一月の第二土曜日に、
須賀川二階堂家の戦死者のみならず、伊達家の戦死者を含めての鎮魂の想いと、
先人への感謝の気持ちを込め五老山で行なわれております。
この五老山は、天正九年、三春城主・田村清顕方と須賀川城主・二階堂盛義の老臣五人が、
講和の交渉をしたことから「五老山」と呼ばれるようになった所です。
<須賀川市公式HPより>
久しぶりに、松明あかしを楽しんだ
風もなく、寒くもなく、穏やかな月夜
今年は、恩師と共に楽しめて、思い出に残る松明あかしとなった
今までに何十回も見てきたが、クライマックスの本松明の点火を間近で見たのは初めて

外国人の観光客も多く、凄い人・人・人
赤々と燃え上がる炎に、晩秋の切なさが漂う
本日の歩数:18,828歩!! (ちょっと、足が疲れた(^-^;)



↑ 点火前の松明