
地方新聞で新潟県内の雪割草がどこも満開になったと報じていました。
我が家の隣の家のお父さんも雪割草が趣味で、交配を繰り返して様々な形や色どりの花を育てています。
なので出かけなくても隣に行けば何百鉢もの雪割草を楽しむことが出来るんです。
雪割草を楽しむだけなら隣で十分なのですが、野山には数えきれないほどの春の花が目を覚まします。
これらの春の花をできれば一気に楽しみたい。
で、今日は長岡市の山間にある「雪国植物園」を訪問することにしました(^^)
雪国植物園までは車で1時間ちょっと。
ちょうどよいドライブコースです。
出発したのはお昼前の11時45分。
途中でお昼を食べて向かえば夕方には帰ってこれます。
今日のコース上にあるランチを楽しめる場所は?
こちらは後日、報告しますね(^^)
お昼を済ませて雪国植物園に到着したのは午後2時30分。
お昼が美味しすぎて長居してしまい予定が遅れてしまいました(;^ω^)

しかも、天気予報ではマークのなかった雨がポツポツ( ;∀;)サッキマデハレテタノニ
まぁ、潤った草花もまた一興。
受付でお姉さんに「さっきまで晴れてたのに降り出しちゃいましたね。ひどくならないように祈ってます」
なんて励ましていただいて入園しました。
園内を進むと、慌てて帰るお客様とのすれ違いでした。
幸いにも肌に感じない程度の小雨で済みましたよ(^^)
入園して直ぐに山野草が見え始めました。

先ずは「ヤマザクラ」

そして、その足元には雪割草(ホントの名前はオオミスミソウ)


雪割草は交配しやすい花なので、花びらの色あいや雄蕊・雌蕊の色合いや形、八重咲の花まで様々な花を咲かせるのが魅力なんです。



春の花の代表格カタクリも満開でした。

ショウジョウバカマも。

フクジュソウも。

そして、最近ではめっきり出会うことのなくなったシュンランも元気に咲いていましたよ。

雪国植物園は広大な山野を整備した公園です。
園内は何本もの散策道が切り開かれウオーキングするだけでも楽しい(^^)ハレテイレバ
たまには丘を登ってみることにしました。
八重咲のキクザキイチゲを見つけました👀
なかなかここまでボリューミーな花弁は見たことがありません。

そしてイワウチワ。

似てるけれど何かちょっと違うなぁ。
オオバイワカガミ(?)

カンスゲも花粉をいっぱいまとっていました。

「この花は何?」と相方。

興味なんかないくせに私の知らないだろう花を見つけてはいじってきます。
「ん~~~、葉っぱの形からキット神様に奉納する玉串の木、サカキの花だよ」
「キット」の言葉を前置きしましたがぎりぎりセーフ。
「ユキツバキの花は雄蕊の形が違うんだよ」
聞き飽きた相方は耳をふさいでいました(;^ω^)マケナイゾ

相方がまた何か見つけました。
「これは?」

「おー、珍しいものをみつけたね」
「コシノカンアオイだよ」
珍しいものを見つけたことに少しばかり天狗になっている相方でした。
丘を下って今度は沢沿いの扇状地の淵を歩きます。
オーレン、オオバキスミレ、ニリンソウ、トキワイカリソウも咲きだしていました。




水辺にはミズバショウも咲き誇っています。

そして傍らにザゼンソウ。

シラネアオイの花も群生していましたよ。

時計を見ると16時。
おっと、間もなく閉園時刻。
もう少し楽しみたいところですが今日はこの辺で。
また来ます (^^) @ yunotani kenpo .j.hoshi
帰り際に見つけた真っ青なキクザキイチゲ。
しかも、八重咲にチョー感動(≧▽≦)
