羽毛布団のリフォーム

お預かりしていた羽毛布団のリフォームが出来上がりました。
今回は、処分するはずだった羽毛布団を利用して、冬用の羽毛布団を使うにはまだ早い、春先や秋口にとでも重宝する合い掛け布団に仕立てました。

　　

既製品の合い掛け羽毛布団は0.8㎏入りというのが多いのですが、今回はお客様とも相談した結果、もう少し厚めの1㎏入りとしました。
たった200gと思うかもしれませんが、羽毛の場合200gの差はかなり大きな差となって現れます。
今回は中味の羽毛も良質なものが使われていた為、仕上がりのふっくら感も全然違いますね。
これで、処分されてしまうはずだった羽毛布団も、また合い掛け布団として何十年とお愛用して頂けるかと思います。
本日はお買い上げありがとうございました。

そして、朝晩の冷え込みが気になりだし、本日も何軒かのお宅から打ち直しの依頼がありました。
そんな中、あるお客様からいらなくなった古い切れがあったら、分けて欲しいとのお電話がありました。
打ち直しの依頼の場合、その多くが布を被ったままの状態でお預かりします。

　　

当店では納品時に古い側生地もお客様にお返ししていますが、ほとんどのお宅で『いらないから処分してくれる？』ということになり、まとめて処分することになります。
そして、処分を依頼されたこうした古い側生地はある程度倉庫にためておき、子供会の廃品回収時にまとめて業者に持っていきます。
多い時では何百キロとなるんですが、残念ながら金額はスズメの涙ほどにしかなりません。
今回のお客様はこうした古い生地を利用して何か作っているようで、お金を払うからとのことでしたが、もちろん無料です。
本日は20枚ほどお持ち頂きましたが、こういったものでよければまた整理しておきますので、いつでもお電話くださいね。
この度は当店をご利用頂き、ありがとうございました。