嘘のようなホントの話

朝晩かなり冷えて来ましたね。
山に近いところのお客様や寒がりなお宅では、もうストーブやこたつを使い始めてるみたいです。

さて、今日はこんなお客様がご来店でびっくりでした。
商品を見ながら
『冬布団が欲しいんだけど、これいくら？』
『〇〇〇〇円になりますけど・・・』
『他には？　　こっちのはいくら？』
『羽毛ふとんだと最低△△△△△円位からになりますけど・・・』
と伝えた次の瞬間、耳を疑うような言葉がお客さんの口から
『1000円以下のはないの？』
『え？？？　　冬布団で1000円以下？』
思わず聞き直してしまいましたが、お客さんのご希望はあくまでも1000円以下。
普段ふとんなど買ったことの無い男性や小さな子供さんなら相場が分からないのも納得ですが、お客様は立派な大人の女性ですよ。
『何処のふとん屋さんに行っても、1000円以下の冬布団なんて無いと思いますよ。』
とお引き取り頂きましたが、本気で1000円以下の冬布団を探してるのか？ふざけてるのか？ホント妙なお客さんでした。

特別なぐい飲み

このところずっとお気に入りの錫のぐい飲みを使ってたけど、昨日はこのぐい飲みで。
料理もお酒も器で味が変わると言います。
錫のぐい飲みはもちろん評判通り、お酒もまろやかになりとても美味しく飲むことができるんです。
でも、いろいろと持ってるぐい飲みの中でも、このぐい飲みだけは錫にも負けないくらいちょっと特別なんです。



実はこのぐい飲みは小学生時代から付き合いがあった、友人にもらった大切なものなんです。
『付き合いがあった』と過去形なのは、彼はもういないから・・・
まだ42歳という若さだったんですよ。



祭や旅行でバカやったり、何家族かであちらこちらへキャンプに行ったり、珍しいお酒が手に入ると一緒に飲んだり・・・
そんな付き合いも、2家族だけで2泊3日のキャンプに行ったのが最後になってしまいました。



もう二度と一緒には飲めませんが、昨夜は昔を思い出しながら鳥レバーで・・・