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『ホットロード』 2014年8月17日 TOHOシネマズ市川

2014-08-17 16:06:30 | 映画 ほ
ホットロード』 を鑑賞しました。

三木孝浩監督は嫌いじゃないけど、この作品はどうした

【ストーリー】
 母から愛されず、自分が誰からも必要とされていないと心を痛める14歳の宮市和希(能年玲奈)は、学校で周囲と打ち解けられず孤独を抱えていた。そんなある日、不良の春山洋志(登坂広臣)と出会い、彼らの世界に自らのよりどころを見いだすようになる。少しずつ洋志に惹(ひ)かれていく和希だったが、Nightsのリーダーとなった洋志は反目し合うチームとの激しい争いにしのぎを削ることとなり……。

この映画はどのシーンも凝っていて綺麗な作品である。
それが何を意図してそうなったのかは残念でならない。
個人的には登坂広臣と木村佳乃がA級戦犯でないかと思っている。

とても面白いストーリー、内容である...が、この映画には中身が無い。
全てが薄いのである。
それは、能年玲奈の家族関係の描かれ方だったり、
登坂広臣の家族だったり、両人の関係だったりする。
それに、暴走族のシーンも昔のCBXやFXなどを出して
あの爆音を再現して欲しいものである。
日本の公道でノーヘルの映像が撮れるなら、
ナンバーもしっかりと付いたものでなく、ナンバーも無くして
改造マフラーやハンドルで本格的なものを期待していた。
そういう点でもかなり残念なのである。

最後に、尾崎豊のOH MY LITTLE GIRL が流れるが
あのラストシーンにならこの歌は納得なので文句は控えめにした。
冒頭に書いた通り、三木監督の映画は嫌いじゃない。
どちらかというと好きである。
青春映画を撮らせたらピカ一だと思っていたが、今回のはプロモになっていた。
とても残念である。

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