気ままな映画生活

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『風に立つライオン』 2015年3月8日 明治安田生命ホール

2015-03-08 16:25:33 | 映画 か
風に立つライオン』 を試写会で鑑賞しました。

上映後に盛大な拍手があったが、あそこまで大きいと仕込みのような気分になるのは
性格が捻じ曲がっているからなのか...
でも良作には違いありません。

【ストーリー】
 アフリカ医療に尽力した医師シュバイツァーの自伝に感動し、医学の道を進んだ島田航一郎(大沢たかお)。ある日、彼は勤めている大学病院からケニアの研究施設へ派遣されることに。離島医療に励む婚約者・秋島貴子(真木よう子)と離れてケニアに渡った彼は、すぐさま現地の戦傷病院からの派遣要請を受ける。そこで目にした凄惨(せいさん)な環境に医師としての使命を感じ、同病院への転籍を決める。忙しい日々を送る状況で、ンドゥングという心と体に傷を負った少年兵と出会うが……。


この映画を観る前ののテーマは、あの長い さだまさし の「風に立つライオン」をどう流すのかであった。
三池崇史監督は楽しみを最大限にして返してくれた。
9分を超える歌を全て流しつつ、映画の余韻を楽しめるようにした。
観ている途中で、真木よう子の演技がどうも合点がいかないのが気になったが、
それも補って余りある他者の演技や構成でとても良かった。
かなりのインパクトと緊張のあるナイロビの実状とそこに勤務する医師や看護士たちが
とても輝いていて、素直に感動できる良作である。
こういう作品を見て多くの人が医師を目指したり、銃器の無い、戦争の無い世界になって欲しいと思う。
少年兵なんてとんでもないし、治してもまた少年兵となる世界は狂っている。

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