気ままな映画生活

yaplog!から引っ越ししました!

『ストロボ・エッジ』 2015年3月10日 明治安田生命ホール

2015-03-10 22:17:30 | 映画 す
ストロボ・エッジ』 を試写会で鑑賞しました。

この映画は『アオハライド』の上映後に予告が流れて前日譚なるような説明があった。
だから『アオハライド』が良かった私は迷わず鑑賞することにした。

【ストーリー】
 高校1年生の木下仁菜子(有村架純)は、学校から帰る電車で女子生徒に人気の同級生・一ノ瀬蓮(福士蒼汰)と出会う。それを機に言葉を交わすようになり、冷たそうに見える彼の秘めた優しさに、これまで感じたことのない気持ちを抱く。恋愛経験ゼロの仁菜子は、これが恋であると悟る。蓮に年上の恋人・麻由香(佐藤ありさ)がいると知りながらも、自分の思いを懸命に伝える仁菜子。彼女を振った蓮だが、その真っすぐな感情に触れ、気持ちに変化が生じ……。

この映画の監督は廣木隆一である。
意欲的に多くの作品を作る監督である。
最初の画面分割は正直邪魔であった。
このスタイルで行くのかと思ったら、最初だけでホッとしたが、
遊び半分のような演出である。
映画の内容は、これまたしっくりとこない。
廣木隆一監督の作品はやっぱり裸が無いと面白みが無いのが多い。
裸が無くて良かったのは「だいじょうぶ3組」かな...
後は、「100回泣くこと」、「きいろいゾウ」と残念な感じであった。
一方裸がると「軽蔑」、「さよなら歌舞伎町」となかなか面白いのである。
裸を織り交ぜて作品を作って欲しいものである

『アオハライド』と比較すると
 本田翼と有村架純は甲乙つけがたい。
 福士蒼汰と東出昌大は福士蒼汰のが格好はいいだろう。演技は別かもw
でも、作品全体では『アオハライド』のが段違いに良い。
有村架純は切ない片思いをするが、どうも演技が下手なのか
観ている側の気持ちを捉えきれないのである。
そのまま最後まで行って、終わるのであるが、何ともいえない感が残る。
泣きそうになるところはあるものの泣くまでにはいかない演出も酷い。

原作ファンはこの映画をどう観るのか・・・

 ↓良かったら押してください
blogram投票ボタン