ブログ・クロウキョウ

文京の働く愉快な仲間たち

わがふるさと

2009年05月09日 16時28分49秒 | お知らせ
 来る5月29日(金)の夜、文京シビックセンター26階スカイホールで
「文京区労協結成50周年を祝う集い」を開きますが、今、その際に
配布する小冊子「50年のあゆみ」の作成作業をすすめています。
 問題は、結成の時期のことですが、「40年のあゆみ」(年表)をみても
「区労協結成20周年」「30周年」「40周年」とレセプションを開いています。
その意味では「50周年」もその経過を踏まえたもので、まったく問題はありません。
しかし、その前に区労協が存在していたことも事実であり
その頃、発行されていた地域新聞「文京新聞」(1953~55)や
「ぶんきょうじゃーなる」(1956~59)に当時の区労協の活動が紹介されています。
 5月5日、千駄木にお住まいの年金者組合文京支部の支部長さんのお宅を訪問し
その事実を知ることができました。
 小冊子のなかに「資料編・50年前の区労協」として当時の新聞を切り抜いて
紹介させていただきます。
 また、現存する第1回大会議案書(1959年11月)に当時の経過が記述されており
それも資料として転載します。
 いずれにしても、今回、完璧な年史を作ることは不可能ですが
第1回大会から数えて「50年」という一つの節目の年であり
残されている資料の一部を準備してして、次代の人たちの材料に
なるようにしておきたいと思います。

 50年前、区労協の活動にかかわっている人は
ほとんどいなくなりました。60年10月現在の加盟組合一覧(45労組)に
掲載されている労組代表は、都教組文京支部の山田満さん(現三上)と
大塚診療所労組の清水真吉さん(現年金者組合文京支部長)だけのようです。
「文京わがふるさと」に区労協結成のことや区内の運動の記録を記述された
栗原茂さん(一昨年逝去)や当時、区役所の総務部長だった遠藤元区長も
亡くなられ、一つの時代が終わり、
また新しい時代がはじまっているような気がします。
 今、この作業が必要かどうかはわかりませんが
とにかく、記録として残しておきたいと思います。