ブログ・クロウキョウ

文京の働く愉快な仲間たち

小児病院の

2009年05月17日 23時08分10秒 | レポート
 5月16日(土)午後、千駄ヶ谷の明治公園隣にある日本青年館の中ホールで
都立3小児病院の存続とすべての都立病院の直営での充実を求めて集会が開かれました。
梅が丘、八王子、清瀬の小児病院を守る運動の取り組みの報告、さらに
荏原病院、大久保病院、駒込病院、墨東病院、府中病院、広尾病院、大塚病院、
養育院と豊島病院などの充実を求める運動の活動報告がそれぞれに報告されました。
 ゲストとして挨拶された梅が丘病院元院長さんが話された戦後の廃墟の中で
都立小児病院が果たしてきた役割や将棋の女流棋士として活躍している石橋幸緒さんが
未熟児として清瀬小児病院に運ばれ、入院中に将棋を覚えたなどというメッセージを聞いて、
都立病院というものが、どうあるべきかを理屈抜きに考えさせられました。
 今ある都立病院を、独立法人化やら、公社化やら、PFI化など
一般庶民には、言葉の意味がよくわからず、近づけにくくなっていますが
都立病院というものは高度専門病院化よりも、
地域に密着した病院にしてもらいたいものですね。
そんな印象を受けた集会でした。