ブログ・クロウキョウ

文京の働く愉快な仲間たち

太陽

2011年01月22日 15時46分06秒 | レポート
 1月21日(金)早朝、小石川の共同印刷門前で全印総連東京地連と文京春闘共闘連名で働く労働者が
リストラ「合理化」で泣き寝入りしないための門前ビラを配布させていただきました。
 戦前の労働者作家・徳永直「太陽のない街」のモデルとなった共同印刷では、
昨年11月24日開催の取締役会で希望退職者の募集を行うことを決め、社員各位に発表されました。
このお知らせは、インターネット上でも公表されていますので検索してください。
>満30歳以上の正社員を対象に、270名程度の退職者を募集する。
 募集期間は2011年2月7日~2011年2月18日で、2011年3月31日付での退職となる。
 なお、優遇措置として通常の会社都合退職金に特別加算金を上乗せ支給するとともに、
希望者には再就職支援を行うとのこと。

 しかし、私たちの調べでは、希望退職者とは名ばかりで、実際は「個人面談」が行われ「退職勧奨」が行われています。
 そうなってくると、私たち労働組合としては、黙って見過ごすわけにはいきません。
とりあえず、働く人たちへの激励という意味から<全労連の退職強要撃退!!辞めないための10カ条>と
全印総連の個人加盟を呼びかけるリーフを配布しました。
 もともと共同印刷の労働者は、門前ビラを良く受け取ってくださいますが、この日も
用意した600枚が1時間でなくなりました。

 それにしても昆さんが定年で退職されて2年足らずで、こんなに早くリストラ「合理化」提案がされるとは、実に残念です。
 昔話で恐縮ですが、かって区労協の事務所と全印総連の事務所は共同印刷の工場内にあったそうです。古き良き時代だったのかもしれませんね。
 私たちも、その恩返しがいくらかでもできればと思います。
 私たちの事務所を遠慮なく訪ねて下さい。
 

 

幹事会

2011年01月22日 14時58分55秒 | お知らせ
 1月20日(木)夜、アカデミー茗台で文京春闘共闘会議の第2回代表幹事会を開催しました。
 会議では、12月16日、文京春闘共闘発足以降に活動経過を確認し、産別・各労組の
春闘準備状況を報告してもらいました。2月末から3月4日までに春闘要求を提出。
3月16日回答指定日。17日、第1波の統一行動となります。
 当面の取り組みとしては、1月31日の「いのちの山河」上映会を成功させることです。この映画は、労組関係の取り組みが弱いのではと言われているだけに、
声かけとチケット普及、よろしくお願いします。
 この間、東京春闘や北部春闘の取り組みがあります。

 文京春闘の行動計画は2月11日の第3回代表幹事会・春闘討論集会で具体化します。
会場は文京区男女平等センターD会議室でPM1:00~4:30

 この日、会議に先立ち、劇団青年劇場から3月公演「青ひげ先生」の観劇協力要請に湯本さん。
 文京観劇会は3月9日(水)夜、紀伊国屋サザンシアター。とりあえずチケット10枚確保。
 わらび座創立60周年記念作品「カンアミ伝」(権田いなほ出演)の観劇協力要請に三上さん。
 文京観劇会は2月18日(金)夜、北千住シアター1010。チケット50枚、持ってこられました。
 チケットを戻すわけにもいかず、受け止めてしまいました。
 見兼ねた遠藤議長と小川文化部長が、さっそく1枚ずつ買い取ってくれ、これでなんとか気を取り戻しました。でもまずは「いのちの山河」です。

 その日の朝、「結の風」公演普及のため東北オルグ展開中の青年劇場の秋山さんから写真メールが届きました。

 >私は今、会津若松から八戸に向かう電車の中にいます。
  こちらは常に雪景色で、寒さにも慣れてきました。今日は幹事会ですね。
  この通り雪国にいるため顔を出すことができません。湯本が伺うと思います。
  皆様に宜しくお伝え下さいませ。

 自分で作ったお米を送ってくれた昆さんが住んでいる郡山は、こんなにも雪が積もっているのかとしばし感傷的になりました。

街角

2011年01月22日 14時15分35秒 | お知らせ
 1月19日(水)夜、「いのちの山河」第5回実行委員会を文京区民センターで開き
チケット普及状況を集約し、映画会までの宣伝・普及と当日の体制を確認しました。
 現状の普及状況は目標に対して、まだ50%の到達で、今のままでは上映会を大きく成功させることはできません。
 しかし、昨年末の東京新聞(12/2付朝刊)の紹介や試写会への70名の参加、
ケーブルテレビでの紹介、文京社会福祉協議会の後援などにより「いのちの山河」上映会への関心が区内外で大きく拡がっています。
 21日の白山上交差点での街角宣伝では、チケットを求めて来る人や問い合わせが相次ぎました。
 上映会までの1週間の声かけが、大変大事になっています。

>いのちに格差があってはならない。

と生命の尊厳を尊重し、老人医療費無料化を日本で初めて実現した
岩手県の雪深い山間の村・沢内村(現在の西和賀町)の故深沢村長の
体験を「日本の青空」の大澤豊監督が映画化したすばらしい映画です。
 深沢村長役に長谷川初範さん、村長夫人にとよた真帆さん、村長の父親に
加藤剛さんと言った豪華キャストで見応えは十分です。

 シビックセンター2階の催しものコーナーにチラシが置いてあります。
そのチラシ持参の方には当日、窓口で前売り代金(1200円)で鑑賞できます。
 また、12階の文京区職員組合の事務所でもチケットを購入できます。

始動

2011年01月22日 08時13分14秒 | 有り難う
 1月20日(木)昼、一人でも、誰でも入れる労働組合CU東京文京支部も
本郷三丁目交差点で今年最初の宣伝行動を行い、始動しはじめました。
 若手の出版労働者や土建の若い書記さんが自転車で応援に駆付けてくれました。
こうして誰もが新しい組合作りに協力していくことが大切ですね。
 これからの労働組合は、動員力ではなく、組合員一人一人の自発的意思と
行動が大事ではないでしょうか。
 だから、私たちは、すべての行動に、誰でも気軽に参加できることを呼びかけています。
 人間というものは、一人で生まれてきて、一人で死んでゆくといわれますが
実際には、人の手を借りない限り、生まれてくることはできないし、
どんな死に方をしたとしても、荼毘に付してもらわなければなりません。
 結局、人は人なしでは生きられないということではないでしょうか。
 その意味では、誰でも入れる地域のコミュニティーユニオンづくりには
既存の労働組合がそれぞれ協力することによってのみ成長していくことができるのではないでしょうか。
 そして、そのことが今、弱体化しているといわれる既存の労働組合そのものも
組織化の力を蓄えることが出来ると思います。
 「そんなこと当たり前だ。」と言われるかもしれませんが、私自身は
今になって、やっと、そのことに気がついたので若い人たちに声をかけ
コミュニティーユニオンづくりに力を入れたいと思っています。