ブログ・クロウキョウ

文京の働く愉快な仲間たち

文化シャッター前

2011年05月28日 14時52分47秒 | レポート
 文京区西片の白山通りに面した建物の1室に文京区労協の事務所がありますが、その隣りに、東証一部上場会社の文化シャッター株式会社のビルディングがあります。
 5月27日(金)午後2時、そのビルの前に、宣伝カーが横付けされ、建交労埼玉(正式名称:全日本建設交運一般労働組合埼玉県本部)ののぼり旗をはじめ、支援に駆けつけた団体の旗がたちました。
 ここで路上配布されたチラシには「文化シャッターは藤谷さんの解雇を撤回し、職場に戻せ!」「会社は偽装請負を改めよ」と書いてありました。今、さいたま地裁で、地位確認損害賠償事件として係争中です。
 この日は、全労連・東京地評が中心になって呼びかけた争議支援総行動で、都内を7コースに分け、終日、30数か所で抗議・要請行動が取組まれました。
 文京区労協としては、隣りで争議が起こっているのに知らん顔はできません。ただ、この手の行動は、時間内に行われるので、最近は就業時の活動については規制が厳しくて、なかなか、応援に力を入れることができません。
 それでも、文京からも土建さん、民商さん、新中央設計、公共一般、CU東京などから参加していただきました。
 今の地域の労働組合運動では、以前と違い“動員”と言う戦前の軍隊用語は、ほとんど役に立たなくなりました。
 一人ひとりの自覚的な行動参加が大切な時代になったような気がします。それだけに労働組合の質は高まってきている面もあります。
 しかし、労働組合というものは、少数精鋭では、どんな正しい事を言っても相手にされません。やっぱり、ここのビルを包囲してしまうような、大衆的・爆発的な力が発揮されなければ、解決に時間がかかるかもしれませんね。
 それでも文京区労協としては、組合を嫌悪した不当解雇事件でもあるBSK藤谷解雇事件が解決するまで応援していきます。