斬剣次郎の鉄道・バス斬り2

管理人が撮影した鉄道・バスの写真をUPします。

乗合バス事業再編後の神奈川中央交通

2017-02-05 20:11:50 | バス
 2017年1月に神奈川中央交通グループにおいて
 乗合バス事業再編
 が行われ、神奈交バス5社を解散し、バス事業をエリアごとに分割するというものです。これにより、神奈川中央交通グループは神奈川中央交通、神奈川中央交通東、神奈川中央交通西の3つになりました。最初はエリアごとに完全に分割する予定だったようですが、計画が変わって神奈川中央交通本体の営業所は神奈川中央交通本体のままで残り、神奈交バス直営かつ委託が新会社へ移行されたようです(横浜神奈交バスなど一部は神奈中本体へ)。
 そんな再編後の神奈中を見てきましたので、レポートします。



 舞岡
 は2011年に横浜営業所の操車場へ格下げの上、神奈交バスへ前面委託していましたが、再編により神奈中に戻り、神奈川中央交通舞岡営業所が復活しました。そのため、横浜神奈交バス籍の車両は全て神奈川中央交通へ移籍し、社番もお189~に付番されました。写真はYK1106改めお194です。
 再編により、神奈交バスが運行している路線に神奈中の車両が走ったり、元神奈交バスの車両が上大岡へ姿を見せたりと色々変わっているようですね・・・。



 中山
 は大和営業所中山操車所として新設され、横浜神奈交バスへ委託されていましたが、再編により神奈中の中山営業所となり、社番も新規に「な**」が制定され、中山所属の車両が「や**」から改番されました。とはいえ、数字は「や**」時代からそのままとなっています。写真はや151から改番されたな151です。
 中山は横浜市交通局からの路線移譲によって路線が増えたため、新たに出来た営業所ですが、最初から操車場扱いだっただけに今回で晴れて営業所となった形ですね・・・。



 中山所属の車両たちです。上がエルガのな28、下がエアロスターのな100です。



 藤沢
 について、藤沢神奈交バスの直轄路線及び所属車両は神奈川中央交通東へ引き継がれました。これに伴い、社番も「FK***」から「ふ6**」に改番されました。写真はFK012から改番されたふ603です。



 平塚
 は再編により、神奈川中央交通西平塚営業所となりました。引き続き神奈中から管理委託されていますが、神奈交バス籍の車両は神奈川中央交通西籍となりました。社番も「か2***」から「ひ6**」に改番されています。写真はか2005から改番されたひ605です。



 神奈交バスから神奈中西へ移籍した車両たちです。写真は上からひ610、ひ614です。再編前と変わらず平塚駅南口発着路線で活躍しています。因みに委託車は先ほどのダイヤ改正で完全に運用が共通になったとか。



 こちらは神奈川中央交通西籍のブルーリボンシティのひ503です。この車両は貸切登録ですが、一般路線でも走っているようですね・・・。にしても、平塚にブルーリボンシティとは違和感ありますね・・・。



 秦野
 は再編により、神奈川中央交通西平塚営業所となりました。引き続き神奈中から管理委託されていますが、神奈交バス籍の車両は神奈川中央交通西籍となりました。社番も「か1***」から「は6**」に改番されています。写真はか1019から改番されたは617です。
 湘南神奈交バスの直轄路線は神**系統として取り扱われていますが、会社再編に伴い、神**系統から神奈中委託路線と同じ秦**系統や二**系統に変更されています。写真は神01系統から変更された秦55系統です。



 こちらはか1003から改番されたは604です。この車両は神奈交カラーのままで残るエアロミディです。再編を前に神奈交カラーから一般カラーへ変更する例が相次いでいますが、このエアロミディは何故か神奈交カラーのままで、神奈交バス表記を消した上で走っています。おそらく、廃車が近いという事でそのままになっているんでしょうか・・・。
 にしても、秦17系統といえばアヒルカラーの車両というイメージが強かっただけに違和感に感じたものです。



 厚木営業所上荻野操車場は再編により、厚木営業所から独立し、
 厚木北
 営業所となりました。もちろん、神奈川中央交通東の営業所です。これに伴い、社番も「き**」が新たに制定され、再編成前は「あ0**」だった車両が改番されています。写真はあ0178から改番されたき178です。あからきに変え、更に0を外しただけです。
 厚木北営業所が出来ても運用面では従来と変わっていないようです。これによって厚木界隈はほとんどが「あ**」でごく一部が「ひ**」だったものが「あ**」「き**」「ひ**」の3つになりました。


 自転車ラックバスはみんな上荻野操車場所属だったこともあり、全て「き**」に改番されました。写真はあ0103改めき103です。




 厚木北営業所所属となり、き***に改番された車両たちです。上からき16、き55、き177です。



 相模原営業所峡の原操車場は再編により、相模原営業所から独立し、
 橋本
 営業所となりました。もちろん、神奈川中央交通東の営業所です。これに伴い、社番も「も**」が新たに制定され、再編成前は「さ0**」だった車両が改番されています。写真はさ0144から改番されたも144です。あからきに変え、更に0を外しただけです。「さ0**」は全て100番台だったこともあり、「も**」も全て100番台となっています。
 1999年に麻溝操車場が出来てから、相模営業所は麻溝操車場と峡の原操車場の2つの操車場を持つ形でしたが、今回の再編により、それぞれ営業所として独立した形ですね・・・。






 橋本営業所所属となり、も***に改番された車両たちです。上からも111、も122、も133、も135、も167です。





 相模神奈交バス籍だっ車両は全て神奈川中央交通東へ移籍し、「も6**」に改番されました。運用自体は再編前と同じく橋本駅南口発着路線で運用されていました。写真は上からも601、も605、も609です。



 大和
 について、藤沢神奈交バスの直轄路線及び所属車両は神奈川中央交通東へ引き継がれました。これに伴い、社番も「FK***」から「や6**」に改番されました。写真はFK005から改番されたや605です。



 神奈交カラーのままで残るや602(元FK002)です。再編を前に神奈交カラーから一般カラーへ変更する例が相次いでいますが、このエアロスターは何故か神奈交カラーのままで、神奈交バス表記を消した上で走っています。おそらく、廃車が近いという事でそのままになっているんでしょうか・・・。


 こちらはFK007から改番されたや607です。


 こちらはたまたま撮影出来た厚木の貸切登録のあ501です。元あ32で、貸切登録に伴って改番されたものです。

 津久井のほうはまだ撮影出来ていませんが、とりあえず、以上です。

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