時代は常に安定・快適・合理性を求めて流れていく。
実際に生活している現実の社会も同じこと。
そんな環境の中で交通手段として車が発達するのは当然の事だろう。
それに比べバイクという乗り物はどうなのだろう。
それでも何故ぼくらはバイクに乗っているのだろう。
生活環境でも部屋にはエアコンが装備され
真夏の40℃を越えようが雪の降る夜でも気温の変化に気づかない。
自宅もオフィスも四角いコンクリートで固められ
風が吹いている事すらも気づかない。
でも日本は四季の国
確実に春が来て夏が来る。秋から冬に季節が巡る。
しかしそんな自然の中で生活している事すら理解できてはいない。
オートバイはその中で少し不便なものである。
しかしその不便さのおかげで少し早い季節を感じる事ができるのかも知れない。
早春のミルクロードは寒さの中で生きてる力を感じ
初夏のシーサイドは心地よい開放感を与え
晩秋の九重は色彩鮮やかに装い目を楽しませ
極寒の寒さはライダーに休息を与える。
最近出戻りライダーが増えてきた。
無くした何かを見つける為に…。
一生懸命やっては来たがどこかに置いてきたものを探す為に…。
でもひょっとしたら非合理的なもので現実を逃避しているのかもしれない。
良いも悪いも普段の自分と違う自分が
そこに確実に存在することに気づいてしまった者は
自分がこちら側の人間である事を否応なしに理解する。
でも誰もそんなことを考えながら走っているヤツは少ない。
もっと単純なところで乗っているはずだ。
理屈なんてどうでもいい。乗れてる事がすばらしい。
そしてただ真夏に汗をダラダラ流し、冬の寒さに手を震えながら
やっぱりぼくらはバイクに乗っている。
今日も車の排気ガスで顔を真っ黒にしながら
それでもやっぱり走ってる。
実際に生活している現実の社会も同じこと。
そんな環境の中で交通手段として車が発達するのは当然の事だろう。
それに比べバイクという乗り物はどうなのだろう。
それでも何故ぼくらはバイクに乗っているのだろう。
生活環境でも部屋にはエアコンが装備され
真夏の40℃を越えようが雪の降る夜でも気温の変化に気づかない。
自宅もオフィスも四角いコンクリートで固められ
風が吹いている事すらも気づかない。
でも日本は四季の国
確実に春が来て夏が来る。秋から冬に季節が巡る。
しかしそんな自然の中で生活している事すら理解できてはいない。
オートバイはその中で少し不便なものである。
しかしその不便さのおかげで少し早い季節を感じる事ができるのかも知れない。
早春のミルクロードは寒さの中で生きてる力を感じ
初夏のシーサイドは心地よい開放感を与え
晩秋の九重は色彩鮮やかに装い目を楽しませ
極寒の寒さはライダーに休息を与える。
最近出戻りライダーが増えてきた。
無くした何かを見つける為に…。
一生懸命やっては来たがどこかに置いてきたものを探す為に…。
でもひょっとしたら非合理的なもので現実を逃避しているのかもしれない。
良いも悪いも普段の自分と違う自分が
そこに確実に存在することに気づいてしまった者は
自分がこちら側の人間である事を否応なしに理解する。
でも誰もそんなことを考えながら走っているヤツは少ない。
もっと単純なところで乗っているはずだ。
理屈なんてどうでもいい。乗れてる事がすばらしい。
そしてただ真夏に汗をダラダラ流し、冬の寒さに手を震えながら
やっぱりぼくらはバイクに乗っている。
今日も車の排気ガスで顔を真っ黒にしながら
それでもやっぱり走ってる。