ワカメと銭婆との喜怒哀楽

年式'00のビーグル犬ワカメと'51の妖怪!銭婆が俺を困らせ悩ませる 痛快娯楽な毎日

百歳 柴田トヨさんの詩

2011-09-10 02:34:19 | Weblog

 

 

 

 

一冊の本が週刊誌に紹介されていました。

詩集の本

読んだら感動しました。

百歳 筆者、柴田トヨさん 1000円

 

どうしても この本が読みたくなって アマゾンで調べたら 9月16日発売でした。

思わず予約注文してしまいました。

 

 

 

 

 

百歳

 

私、来年になると

百歳になるの

奉公 戦争 結婚 出産 貧しい生活

いじめられたり 悩んだり

辛いこと かなしいことも あったけど

空は 夢を育み

花は心に潤いを

風の響きは幾たび

私を励ましてくれたことだろう

あっ という間の九十九年

両親も夫も お友達も みんな逝ってしまった

でも 次の世で会えるわね

私 笑顔で会いたい

そして いろいろなこと 話してあげたい

百歳のゴールを

胸を張って駆けぬけよう

 

 

 

がまぐち

 

毎年

お正月が来ると思いだすの

当時 小学生だった倅(せがれ)が

納豆売りをして買ってくれた

大きながまぐち

 母ちゃんへ 御年玉だよ

って 私に贈ってくれたの

 

かじかんだ小さな手

吐く息の白さ

弾けるような笑顔

 

私は忘れない

がまぐちは

今でも 私の宝物

お金は貯まらなかったけれど

やさしさは

今でも たくさん入っている


 

被災者の皆様に  ※この詩は震災後、すぐに作った詩だそうです。

 

あぁ なんということでしょう、

テレビを見ながら

ただ 手をあわすばかりです

 

皆様の心の中は

今も余震がきて

傷跡がさらに 深くなっていると思います

その傷跡に 薬を塗ってあげたい

人間だれしもの気持ちです

私も出来ることはないだろうか? 考えます

もうすぐ百歳になる私

天国に行く日も 近いでしょう

その時は 陽射しとなり

そよ風になって

皆様を応援します

これから 辛い日々が続くでしょうが

朝はかならず やってきます

くじけないで!

 

 

 

「 何だか、人生の重みと 説得力が パパとは根本的に違うよね 」

 

 

 

 

 

「 アタイのいいところは 幸せを、ちゃんと幸せだと感じる事ができるところかしら、 」

 

 

 

 

 

 

 

「 パパのそばで 安心して眠るの、 これがアタイの幸せよ 」

 

 

 

 

 

 

「 お話の続きは 目が覚めてからね、 アタイ、もう寝ちゃうからね・・・ 」

 

 

 

 

 

 

 

「 スピーーーー、 スピピーーー・・・。 ピッ ♪ 」

 

 

 

 

 

「 あっ、 そう云えば今日は 婆ちゃんの誕生日じゃない? 何か持って行きなよ、 」

 

 

 

 

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コメント (12)
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