前回の続きとなります。
師匠は二日酔いの中、何とか頑張って弥彦山山頂まで到着、
山頂で一時間もの休憩を入れると 体調も回復したらしく元気よく九合目まで下りてきました。
射的対決があるロープウェイ山頂駅
アジサイが咲くと素晴らしく綺麗なのですがまだ全く咲いてません(^_^;)
「 さーーーっ! 射的勝負じゃー!」
などと言ってる師匠ですが、オイラも負ける気がしませんのでー!
いざ勝負っ!
って、二人早足で階段を掛け下り 山頂駅の正面にくると 射的場が見えて来る筈が・・・
えー! シャッター閉まってるやん\(◎o◎)/! どうしたん?
登山でのウップンを晴らすはずだった師匠は怒りまくりです(`´)
もちろんオイラは返り討ちにするつもりでしたがね(*^_^*)
程なく ロープウェイのガイドさんがやってきたので
「 ここの店ってやってないの? 射的を楽しみにしてきたのにっ!」と言うと
「 すいません、ただいま人員不足のために休業しているんですよ 」
と、申された、
今、この写真見て気付いたのですが、ガイドさんの後ろには
『 本日 売店休みのため・・・ 』と書かれています。
でもあのオバちゃん辞めちゃったんですよねっ!
オバちゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~ん!
どうして辞めちゃったんーーー!
茫然としながらロープウェイの山頂駅を出て佐渡を眺めます
すると、何を思ったのか 師匠から思いもしなかったお言葉がっ!
「 じゃぁあっちの方にチャレンジしてみる?」
指差された あっちの方とは、もちろん多宝山の事です!
弥彦山の頂上に上がるまで半死半生だった師匠から そんな言葉が出てくるとは夢にも思いませんでした!
おお! オイラが多宝山に登りたい!って思ったその日に登れるなんて!
オイラは何て幸せなんだ(*^_^*)
まずは目の前に見える公園の様なトコを目指そう!
道は分からないけど公園に行けば何とかなるでしょう
と言う事で 一旦下のスカイラインの道まで下りて そこからまた登って行かねばなりません
「 せっかく上にいるのに下りるのが勿体ないじゃん 」
と、文句を言う師匠ですが それは仕方がありません、
師匠が先に 「 あっちまで登る!」って言ったのですから今回はオイラのせいではありません(^_^;)
急な階段を下り スカイラインを横切って また登らねばなりません
途中、振り返ると 今下ってきた階段や 通り過ぎて来た鉄塔などが見えます
おお、この景色は初めての眺め! なかなか良い景色でございます^^
しかし・・・
二日酔いから脱出したと思われた師匠ですが早くもグロッキー!
頑張れ師匠! 我らが師匠!
って事で、ようやく公園に着きましたが 思いの外、何も無くてガッカリ
しかしここに居てもつまらないので
師匠に さっそく多宝山の頂上を目指そう! と提案したのですが 意外な答えが\(◎o◎)/!
「 えー! 俺はこの公園に来ようって言っただけで、頂上まで行くなんて言ってないしぃ 」
「 何言ってんの? あっちにも行ってみようって多宝山を指差したじゃん!」
「 それはこの公園の事を言ったんだってばぁ 」
と、平行線の会話が続きましたが 「 どうでもいいから早く行こうってば 」
と、無理やり 納得させて出発しました!
「 あんなとこまで登って行くなんて信じられないしぃ(泣)」
公園をそのまま進むと 少し登ったあと、どんどん下りが続きます。
しかもケモノ道みたいに細い道で少し不安
「 せっかく登ったのに何処まで下っていくんだろぉ~ 」
とか言ってたら 車が通ったワダチのある道に出くわし、そのまままだ真っ直ぐ下って行くと
スカイラインの道まで下りてき来ちゃってました(`´)
つまりこういう事
①から登って公園に来たけれど そこからまた②で下るのです
こんなんだったらスカイラインを歩いて②の場所まで行けば良かった!
とは言っても後の祭りですね^^;
下って出た道の反対側にまた登山道の様なものがあるので
ここを登って行けば多宝山の頂上に着くと確信してここを上がります!
オイラとは反対に嫌で嫌で仕方ない師匠は
「 ウワーン! もう足が疲れたよう!虫に刺されて あちこちカユいよう 」
と、駄々をこねまくりながらも付いて来ましたので
笑いをこらえつつ登ります(^。^)
そしてついに山頂にとうちゃこ!
山頂の碑に手を合わせて多宝山の神様に喜びを報告です!
別に何があるって訳でも無いですが 満足度130%です!
って訳で戻りますか(*^_^*)
って言うと、師匠が 「 えっ? 着いたばかりなのに休憩もせずもう戻るの\(◎o◎)/?」
と言いましたが 本当に何もないし さっき弥彦山で充分休んだじゃん、
「 ちょっと酷くない? 少しくらい休憩とかしようとは思わないん?」
と、クレームの嵐でしたが もちろん却下です!
師匠は近くで休んでいる夫婦に オイラを指挿して
「 この人って酷いんですよ、こんな場所まで連れてきて休憩もさせずにすぐ来た道を戻るって言うんですからー!」
と、必死に訴えていました(*^_^*)
オイラは余裕で微笑み そして
「 お話は終わりましたか?ではまいりましょう(^^) 」と言って下山開始です!
う~ん、弥彦山には無い 景色で素晴らしいです ♪
後は来た道を戻るだけですので 気が楽です(*^_^*)
スカイラインに出たら 今度はそのままその道を歩きます。
そして、左に見える階段を登って弥彦山の九合目に向かいます。
ここまで来たらいつもと同じ、そのまま下山するのみです(*^_^*)
もうここからは文句言う声は聞こえて来なくなりました(*^_^*)
無事に五合目まで戻って来て安心しまくりの師匠(*^_^*)
自ら手を合わせる様になって これからは師匠も運が付いてくる事でしょう
ただし、少しアルコールを控えればね^^;
ついに一合目まで戻ってまいりました ♪
ついに駐車場に到着! 昨日のアルコールも抜けて完全に元気そうです^^
今回はあの尖った多宝山にも登ったんだよね~ ♪
と、喜ぶ初老が二人、車の中で笑ってました(*^_^*)
帰りはいつもの温泉で身体を癒しました。
やっぱ身体使うって、楽しいよねー🎵
とか言いながら サッパリとして温泉から上がり着替えの服を着る訳ですが
オイラは五十肩、拭いた身体もすぐに汗で濡れて
Tシャツが背中に引っ掛かりなかなか着る事が出来ません、
「 もしかしてTシャツが小さくなった? 」とか言うと
「 んな訳ないじゃん、五十肩の人はシャツ着るのも大変だね 」と言いながら
背中に引っ掛かったシャツを直してくれました(^^;
「 あざーっす! 一人ではシャツも着る事が出来なかったかもですぅ♪ 」と、一応礼を言うお利口なオイラ!
この後は温泉を出て一刻も早くスーパーに寄って肉とビールを買い 師匠んちの小屋にて焼肉しなきゃですから!
いつも通り、肉食べてビール飲んで 酔っ払いマンになって超ご機嫌になります♪
夕方6時になったら予定通りに銭婆さんが向かえにきました。
銭婆さんが 「 向かえに来たよ~!」と言いながらドアを開けてオイラを見た瞬間!
銭婆さんの顔が一気に変わる!
「 あー! アンタ! 着てるTシャツって私のじゃん! 着て分からなかったの?
だいたい着なくても私のだって見りゃ分かるでしょうに! それより大きさも違うのに着れた方が不思議だわよー 」
と、どえらく怒られましたが、道理で袖が通らなかったわけでございます(-_-)
今回、自力でTシャツが着れなかったのは オイラが五十肩だからって訳ではありませんでした。
だって、オイラのシャツの置き場所にあったのを 持ってきたんだから分かる訳無いし、
「 伸びてもう着れないかも~ 」と、怒られながら我が家に向かう車の中でした(+_+)
言われると納得、凄くピチピチした着心地でしたから(-_-)
もう 着る物は 間違えないで ちゃんと入れて欲しいと思うオイラでした。
めでたくなし めでたくなし(;_;)