精神的自立とは孤独を越えて行くことです。
人は家族や仲間があろうと、なかろうと
現実的には心と身体は孤独なのです。
この事実をハッキリと認識しないと
ますます孤独感にさいなまれることでしょう。
生きるとは何か、死ぬとは何かを追及してくると
いつかは必ず、精神世界において人の魂は
すべてとつながっていて、孤独ではないと気付くことができます。
そうすると現実世界においても
自立と相互扶助の人生を送れるようになります。
自己実現や自己超越のレベルに入ってきます。
人は魂的には孤独ではないのです。
共に学んでいきたいものですね。
今年はどうもありがとうございました。
来年もまたよろしくお願いいたします。
よい新年をお迎えくださいませ！！
人間の身体は細胞や臓器が相互扶助で働いています。
心臓も肝臓も、親指も薬指も
それぞれ相互扶助で働いています。
心臓が止まったり、勝手に肝臓だけが暴走することはありません。
暴走すると「ガン」化して行きます。
助け合って機能するには自立ですね。
心臓は心臓で、肝臓は肝臓で
親指は親指で自立して
他と連動して働いて行くことが
相互扶助ですね。
身体も社会も同じ摂理で動いています。
相互扶助のためには
自立がまず第一歩ですね。
運も良くなります。
まだ１５～２０年前はリストラや格差や貧困問題が
言われ始めて、ネガティブに取り上げられましたが
最近は切実な問題として存在しています。
消費者金融の過払い請求のコマーシャルも
激しさを増すばかりです。
精神的自立と同じく
経済的自立もこれから大切になります。
まずはファイナンシャル・インテリジェンス（お金の知性）を
高めることから始めてはいかがでしょうか。
有名企業に入っても、宝くじに当たっても
経済的自立ができない人もいます。
お金の知性と心のマネジメントを高めることが重要だと思います。
運も良くなります。
引き寄せの法則などから
幸せを求めると、幸せがやってくると思っているかも知れません。
ところが幸せを求めると、幸せが逃げて行くのです。
たとえば、幸せになりたいと結婚して上手く行かないことは
最近多く見受けられます。
本当の引き寄せの法則は
「幸せな心である」と幸せがやってきます。
アランも「幸福論」の中で
「幸せだから笑うのではなく、笑うから幸せになれる」と言っています。
自分の外に原因があるのでは無く
自分の中に本当の原因があります。
こういう話が理解できるようになると
運も良くなります。
人は自由に生きたいものですが
陰陽の法則により自由とは責任なので
自立していない人の
好きなこと・やりたいことは危険をともない
人生を台無しにする可能性が高くなります。
これが若者の格差を増やしている原因のひとつです。
「好きなこと・やりたいことをやればいい」と言うと
耳触りがよく、人生経験のない若者を
扇動するのは、いともたやすいことです。
本来若者に向けて言わなければならないことは「自立しなさい」です。
そもそも親御さんや大人の立場の人が
自立の意味も分らず、自立もできていない人が多いものです。
自立しないことがいい・それが正しいと主張することが
色々なマスメディアから流されます。
自由を煽り、扇動することが楽だからです。
自立の第一歩は自由とは責任だと自覚して
責任の度合いを高めることが
自由な人生を歩むことができることだと分ることです。
責任とは、自分にも人様にも「約束をして、それを守ること」です。
そのレベルを上げる程に
本当に好きなこと・やりたいことができるのです。
運も良くなります。
