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ネット中傷 「依存症」だけでなく煽って稼ぐ業者も跋扈する

2021年06月10日 23時00分00秒 | インターネットにまつわるはなし
ネット中傷 「依存症」だけでなく煽って稼ぐ業者も跋扈する

やめたいのにやめられない」と特定の人物へのネット中傷を続ける40代女性の告白は、大きな反響を巻き起こした。彼女は、自分の発言への反応を見て「あの女」へのこだわりに何か変化があったのだろうか。

仕事や人生がいまひとつうまくいかないと鬱屈する団塊ジュニアやポスト団塊ジュニアを「しくじり世代」と名付けた俳人で著作家の日野百草氏が、今回は、自分の告白の反響を受け止めた女性の現在と、一筋縄でいかないネット中傷の存在についてレポートする。 

【写真】ネット中傷を提訴した伊藤詩織さん
 * * * 「ネットの反応はわかってました。そりゃそうですよ。私も最初からわかってますし」
 電話口のチューミンさん(仮名・ハンドルネームとも関係なし・40代)は元気そうだった。声もあいかわらず可愛い。私はSNSの誹謗中傷の実態を知るため彼女に話を聞いた。彼女はとある有名人をネットで非難することに執着していて、それがやめられないと話す女性だ。彼女の告白記事に対する反応は様々だったが、予想通り否定的なものばかりだった。私はネガティブな内容の場合は親しい対象とよく煮詰めた上での取材が多いため、とある会社の紹介とはいえ彼女のようなまったくの他人を扱うことは少ない。だから非常に心配したというか、反応が怖かった部分もあることを正直に話した。
「気にしないでください。私はやめたいとは思ってるわけで、これが悪いこともわかってます」
 SNSの誹謗中傷を5年以上も続け、もうやめたがっている彼女。否定的な反応も意に介してはいいない。そもそも彼女も最初から誹謗中傷が悪いことはわかっているので世間の反応に怒ることはなかった。そして彼女は電話で話す限りは礼儀正しい女性だ。ただし、
「中傷をしなきゃいけないように仕向けてるのはあの女ですし」
 これさえなければ――というエクスキューズはつくが。で、いまも「あの女」に執着しているのか。
「もちろんです。あの女がいる限りやめられないのがつらいです。あの女が先に消えればいいのに。ほんと図太いブスですよ」


彼女がその有名人を語る時は「あの女」としているが、これは本稿における便宜上のもので実際は実名(ペンネーム)だ。「あの女」を語る時、チューミンさんの口調は早口で乱暴なものとなる。

「私だけならわかるんです。やっぱ私がおかしいのかなって。でもあの女の場合はアンチだらけで叩いてるのは私だけじゃない。つまりあの女が悪いんですね」
 チューミンさんのアンチっぷりにブレはない。確かに検索してみると、驚くほど多くのアカウントがこぞって「あの女」に対する非難を今も繰り返している、誹謗中傷が社会問題となり、訴訟の準備や実際の行使を宣言する有名人が増えているにも関わらず、そんなの気にせず大量の批判と中傷のリプを飛ばしまくっている。

というか「あの女」に限らず、「その女」も「この女」も、「あの男」も、ありとあらゆるアカウントがあちこちで攻撃を受け、今現在も炎上している。あの日、女子プロレスラーの女の子がそういった行為の積み重ねの果てに死んでしまったというのに、それとこれとは関係ないとばかりに誹謗中傷が繰り返されている。そのことをチューミンさんに聞いてみると、

「しょうがないですよ。気に入らない人間が勝手が見つかっちゃうシステムというか、どんどんお勧めされちゃうんですから」

 面白いことを言ってくれた。なるほど、いわば自分のための中傷候補リストが次から次へと、回転寿司のように回ってくるようなものか。確かに検索はもちろん、トレンドやリツイートで興味のないもの、知らないものでも回ってくる。それが気に入らなければ気軽に攻撃メンバーの仲間入りを果たせる。しかし訴えられるかもしれないわけでそのことを指摘すると、チューミンさんに笑われてしまった。

「日野さん、あの女がそんなことしても、私たち一般人なんてたいしたことないですよ。しょせん民事ですし、いままでいろんな一般人が訴えられてもなんでもなかったでしょ」

 確かにそうだ。これまで多くの有名人がネットの誹謗中傷で裁判を起こしたが、その被告が広く晒されることなどほとんどなかった。現状は民事の微罪でしかないネット中傷、そもそも裁判で決着がつくことのほうが珍しいくらいだ。警察が動いたって生命・身体に危害を加えられなければ不起訴の可能性がほとんどだし、動いてくれるかどうかもあやしい。私も身近にネット絡みの中傷で訴えられた男性を知っているが、Facebookを見る限りいまも元気に会社勤めで妻や子どもと家族旅行を楽しんでいたりする。ましてや彼の場合、訴えてきた相手が有名人ではなかったので報道すらされない。その賠償金額もわずかなもので、彼からすればスピード違反の罰金感覚だろう。サラリーマン以上にしがらみの少ない市井の自営や無職なら無視したって構わないかもしれない。これでは被害者も裁判なんか嫌になってしまうだろう。有名人はずっと微罪であってもついてまわるが、悪意の一般人(善意の一般人はもちろんそんなことしない)にしてみればやったもん勝ちの世界だ。


私はコルセンのバイトですし、あの女ほど失う立場なんか無いですもん」
 これを承知のチューミンさんはある意味、確信犯か。
◆そもそも有名人はSNSやらなきゃいい
 国公立大学卒業後、いろいろあってチューミンさんはコールセンターのアルバイトをしている。世間に知れ渡るような刑事罰を受けるならともかく、民事の訴訟でバイトがどうにかなるものでもあるまいし、万が一どうにかなっても都下のワンルームで気楽な独身暮らし、別を探せばいいだけだ。実名でSNSをやらざるを得ない有名人にはひどく不利な現状だが、その辺を話すと、チューミンさんは「うーん」と声に出した後、

「カネ目当てにステマや炎上で目立つほうが悪いし、そもそも有名人はやらなきゃいいんじゃない?」

 と続けた。このセリフ、ずいぶんと昔に古参のネットマニアからも同じようなことを聞かされた覚えがある。彼曰く「匿名一般人の集まりだったネット界隈に、実名顔出しの有名人が後からカネ目当てに入ってきたんだからリスクは当然でしょ」とのことだったが、言いたいことはわからなくもない。パソ通まで遡れば違うが、基本的に日本のインターネットは匿名文化だった。むしろ「リア充」にはバカにされる世界だった。それがマネタイズとスマホの普及で広く浸透して今日に至る。ことSNSは実名こそ少数派で、有名人だろうが、リアルで力があろうが同一ツール内では平等。この根本的なネットに対する捉え方の齟齬が、両者いまだに平行線のまま続いているように思う。

「やめようとは思ってますよ。これは前から何度も言ってますが本当です。とてもつらいし時間の無駄です。SNSなんて別に好きじゃないし、インターネットにも興味ないですから」
 言われてみればそうだ。チューミンさんがネットを始めたのは遅い。いまもSNS以外、というか「あの女」叩き以外で彼女がのめり込んでいるネットコンテンツはない。被害者には腹立たしいかもしれないが、中傷側からすれば誹謗中傷もコンテンツ、アプリと変わらないのかもしれない。

>以下はリンクで


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歩道を歩いて高齢者とぶつかった女子中学生に「賠償金790万円」の理由

2021年06月10日 22時00分37秒 | 事件と事故
 ※NEWSポストセブン

 歩道を歩いて人とぶつかった女子中学生に、約790万円の賠償命令──そんな判決が3月15日、大分地裁で下された。

 2017年9月、大分市の歩道で登校中の女子中学生とぶつかって転倒した怪我で後遺症が残ったとして、同市の80歳代女性が約1150万円の損害賠償を求めていた。

「中学生は前を歩いていた4人の生徒を追い抜こうとした際、対向の高齢女性と衝突。両手に野菜を持っていた女性は転んで腰の骨を折り、腰が曲がりにくくなるなどの障害が残った。

 中学生側は『いきなり歩く速度を上げたり進路を変える危険な行為はしていない』と主張しましたが、歩道の幅は2.2メートルしかなく歩行者同士が衝突する危険があったとして、地裁は『追い抜く際に安全に配慮して歩く注意義務を怠った過失がある』と判断。女性の骨折は骨粗しょう症の影響もあるとして賠償額は減額されました」(全国紙司法担当記者)

 中学生側の代理人弁護士は「今後の対応を協議する」としたが、歩道を歩いていただけの中学生には重すぎる賠償にも思える。弁護士の深澤諭史氏はこう解説する。

「損害賠償請求では、発生した損害が認められれば、それが故意か、不注意による過失かは基本的には関係がない。賠償額が790万円になったのは、後遺症が残り、治療費が高額だった可能性が高いと思われます。

 事故の賠償額には年5%の利息が付きます(2020年施行の民法改正で原則3%に)。2017年に事故が起きているため790万円が元本であれば、実際には約948万円の損害賠償額になります」

 日常生活で思わぬ損害を与えてしまうケースは少なくない。

「あまり報道されていないだけで、偶然の不幸が重なって事故になってしまい、損害賠償請求されるケースはよくあります。今回は中学生に損害賠償が請求されたように、損害を与えたのが未成年でも賠償金の支払いが命じられることはあります。民法ではだいたい12~13歳程度から責任能力が認められています」(同前)

 法律的には“子供のやったことだから”では済まない世の中になっている。

※週刊ポスト2021年4月9日号

3/30(火) 16:05配信 


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イタリア高級ブランド「ヴァレンティノ」の「ハイヒールで着物の帯踏みながら歩く」広告に批判殺到、写真や動画を削除

2021年06月10日 20時00分16秒 | 国際情勢のことなど

着物の帯を踏みながら歩いたり、帯を岩に乗せてその上に座ったり...。モデルのKoki,さん(18)を起用したこんな内容のイタリア高級ブランド「ヴァレンティノ」の広告に、ツイッター上で批判が相次いで、広告の写真や動画が削除された。



帯の扱いが酷く、日本文化に敬意がない、という指摘が多い。ヴァレンティノジャパンは2021年3月30日17時ごろの時点で、
「こちらに関しましては、確認を進めているところです」と答えた。



■参考にした映画『草迷宮』には、帯を敷いた道を行くシーンもあるが...


春らしい白のミニドレスを着て、ピンク色のハンドバッグを左肩に下げたKoki,さんが、物憂い表情でポーズを取る。
雅楽のようなBGMがかかり、ハイヒールの下には、色鮮やかな着物の帯があった。

帯は、オブジェのある庭園の坂のようなところに敷かれ、Koki,さんは、途中で振り向いてポーズを取りながら、帯の道を登っていく。

こんな30秒間の動画は、ヴァレンティノの日本語版公式サイトに、2021年3月中旬にアップされた。

さらに、ヴァレンティノのツイッターやインスタグラムでも、同様の構図の写真が投稿され、動画のポーズ場面などのほか、
岩に乗せた帯の上にKoki,さんが座っているものもあった。

これらの広告は、多様な価値を意味する「DI.VA(ディーヴァ)」キャンペーンの一環で、ブランドの顔に選ばれたKoki,さんが
PR役に抜てきされた。公式サイトによると、泉鏡花の同名小説を元にした故・寺山修司監督の映画『草迷宮』に
インスピレーションを受けたとし、映画では、実際に帯を敷いた道を登場人物が行くシーンも出てくる。

ヴァレンティノの公式サイトでは、「クリエイティブなミックスを通じてラディカルな姿勢を表現するコレクション」だと説明されていた。

■日本文化への「侮辱の意図はなかったと思う」と広告を擁護する声も
 
ところが、28日になって、ツイッター上で、広告投稿の写真をいくつか転載して違和感があるとの訴えが出ると、
1万件以上もリツイートされた投稿も出るほどの話題になった。

疑問や批判の声の方が多く、「帯を何だと思っているんだろう」「帯作りに携わる人の気持ち踏みにじってる」
「文化的なものに対して敬意がない」といった意見が相次いだ。「洋服来た女性が着物の帯を靴で踏んだらダメ」
「ヴァレンティノの商品を同じように扱われたら嫌な気持ちになるでしょ」として、差別につながりかねないとの指摘もあった。

一方で、少数意見ながら、「レッドカーペット的な感覚なのかな...」「侮辱の意図はなかったと思う」
「この広告も結局は個人の好き嫌い」といった声も出ていた。

今回の広告は、3月29日になって、ツイッターやインスタの写真投稿、公式サイトの動画が次々に削除された。

ヴァレンティノジャパンのPR担当者は30日、J-CASTニュースの取材に対し、「こちらに関しましては、現時点で確認を進めているところです」
と答えた。公式サイトなどで今後説明があるかについては、「案内方法につきましても、検討を進めています」と話した。

同日20時時点では、その後の確認状況について連絡は来ておらず、回答があれば追って伝える。


 着物の帯で道が作られていた(ヴァレンティノ日本語版公式サイトの動画から)


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ワクチン接種後「死亡例」を考える

2021年06月10日 18時45分58秒 | 感染症のこと 新型コロナウイルス
>通常5~10年以上を要することも不思議ではないワクチン確立、今回は特例措置で、このような状態になっている。その現状を直視する必要があります。

リスクを自分で判断して、ワクチン接種の可否を決める姿勢が必要かもしれませんね。


5月26日に公開された厚生労働省の厚生科学審議会。分科会調査報告として「新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要」


(https://www.mhlw.go.jp/content/10906000/000784439.pdf)の内容が波紋を広げています。  

この内容を検討してみましょう。 

 報告によると、令和3(2021)年2月17日から5月16日までの、ファイザー・ワクチン接種直後に発生した死亡例は55件報告されています。 

 また5月17日から21日までの間に医療機関あるいは製造販売業者から報告された事例が30件あった。 

 合計85人の方が、ワクチンを接種した直後に亡くなっています。 

 この数字、少ないものではありません。また一つひとつ検討してみると、いろいろな意味で深刻な現状が浮かび上がってきます。

  その最たるものは、上記55件について「専門家の評価」の結果でしょう。

◎ワクチンとの因果関係を否定できない(ある)もの・・・0件  
◎ワクチンとの因果関係を認められない(ない)もの・・・0件  

◎評価不能なもの・・・55件=100%  

何も言えないのです。全面的に「判断不能」状況のまま、物事が進んでいる。


 そこでまず、これら合計85件の死亡例を年代別、男女別にグラフにして検討してみましょう。

  2~5月の日本国内ワクチン接種後死亡者の年代分布と男女比  


青で示したのが男性、オレンジが女性の死者になります。  
20代から100歳代まで分布していますが、50代以上に関しては、年齢が高くなるにつれて死者が多くなっているのが明らかです。

特に90代の女性死者が突出して多い。  

卒寿を超える長命に恵まれながら、このような折に命を落とされる人の相対的な割合が高い。言葉を失います。 

 男女比の問題は一概には乱暴なことが言えません。そもそも60代以上になると女性の平均余命の方が長いので、男性の絶対数が減ってきます。

  実際、100歳代で亡くなっているのは女性2人だけですが、明らかに男性高齢者の絶対数が少ないことを念頭に置く必要があるでしょう。 

 「高齢者の命を救え!」という掛け声で、高齢者から順にスタートしたはずのワクチン接種。 

 確かに統計的には有効である「らしい」ことが、米国などのケースで見て取れます。 

 しかし、治験なし見切り発車で進められている今回の接種、セキュリティの確保はまだほとんど手つかずの状態というのが実のところでもある。


■ またしても繰り返される「予防原則」の罪  

これらの実数を見て私がまず想起したのは、2011年3月11日の東日本大震災直後に発生した、急ぐ必要ない「緊急避難」で落命された被災地高齢者のケースです。  

移動そのものが生命のリスクに直結する人も例外とせず、一律の措置を講じる過ちについては、尊敬する同僚の哲学者、一ノ瀬正樹さんが「いのちとリスクの哲学」の中で詳しく論じておられます。  

「予防原則」つまり、リスクがあるとされた場合は、一律に予防措置をとるのが万能の正義のように受け止められる過ちが、多くの「震災関連死」を生み出してしまいました。  

一ノ瀬さん、島薗進さんとご一緒して私も編著に加わった「低線量被曝のモラル」でも強調した点ですが、過ぎたるは及ばざるがごとし、いや及ばざるにむしろ劣ります。  

高齢者施設などのなかで、すべての収容者に一律に打たなければ予防接種の疫学的意味がないといった医療統計的な考えに基づいて、100歳老人にも例外なく、原則収容者全員に一律の接種を行うことは、是とされることなのか? 

  これは生命倫理の重い問題でして、私たちグローバルAI倫理コンソーシアムのAI生命倫理コアで国際的に検討し始めたばかりの問題でもあります。 

■ 接種が増えれば副反応も増える  

今回の厚労省発表データから、もう一つ特徴的なデータ挙動を取り出してみましょう。1日ごとに、積算死亡者数をプロットしてみると、以下のようなグラフが得られます。 

 3~5月の日本国内ワクチン接種後累積死亡者  一見して明らかなことは、ある時点で死亡者数の増加率が急変していることでしょう。


 あくまで5月末の厚労省発表データをもとにプロットしたもので、何の作為もありませんが、4月20日頃を境に、積算死亡者数の増加割合が増えているのを確認、ため息をつかざるを得ませんでした。
 これは政府が接種を加速している中で、ある意味当然のことでもあります。  接種数を増やした。それで、副反応の発生数も上がった・・・ひとまずはそのように読むことができます。  

確かにこの時期以降、高齢者施設などで大規模な接種が行われ始めました。  

と同時に、私は死亡者の個別プロファイルに目を通して、一定の疑問を持たざるを得ないのです。  


以下、元資料から抜き書きしてみます。  

既往症:高血圧、脳梗塞、ワレンベルク症候群 併用薬:バイアスピリン  

既往症:大動脈解離 併用薬ビソプロロールフマル酸塩2.5㎎  

既往症:統合失調症  既往症:アルツハイマー型認知症・慢性心不全・陳旧性心筋梗塞  

既往症:片頭痛 併用薬:ベンゾジアゼピン系睡眠薬  

今回公表された、2月以降ワクチン接種後に亡くなられた方の既往症と、併用薬のごく一部を引用したものです。  


率直なところ、どうしてこんな状態の人にも接種したのだろう(? )と読めるようなケースもあったのではないか。接種率アップに急ぐ面があったとは言えないだろうか?




例えば併用薬との負の干渉、こんなものは事前に実験して確認できる種の問題ではありません。  

「ワクチンと食べ合わせの悪い薬」や「打たない方が良いと思われる基礎疾患」といったものの一覧は、どこにも存在しない。

  出たところ勝負というか、ワクチンを打ってみたら、結果として様々な副反応が出てしまった、というあるがままが、資料には85ケース列挙されている。  

良くも悪くもこうしたデータが公開され、今回、ワクチンと基礎疾患や併用薬に伴うリスクが知識構造化されて、  

「このような基礎疾患を持つ人は、XX社ワクチンの接種を避けた方が安全」  「このような併用薬の投与を受けている人は、YY社ワクチンの接種は控えましょう」  


といった基礎的なセキュリティ情報が得られている。 

 通常5~10年以上を要することも不思議ではないワクチン確立、今回は特例措置で、このような状態になっている。その現状を直視する必要があります。

  社会的には、顔のない統計において、ワクチン接種率が上がればパンデミックの収束が早まる期待が持てます。 

 しかし、一人ひとりの命は、取り換えが利くものではなく、重篤な副反応があれば取返しがつくものでもありません。


■ 接種リスクを低くする「知識構造化」  予防接種法はワクチン接種を決して義務付けてはおらず「努力義務」(第九条) 

 (https://elaws.e-gov.go.jp/document? lawid=323AC0000000068)  と規定しています。この報告書に記されたような状況を、自分の問題として回避する、現状で可能な予防措置として、リスクの評価を上げておくべきでしょう。

  ご自身やご家族に既往症や併用薬がある場合、どのメーカのワクチンでどのような事故が起きているか、チェックしておくのが安全でしょう。

  転ばぬ先の杖とも言います。リスクが高いと考えられる場合には、安全を優先する判断も、当然下されるべきでしょう。  

「予防接種法」は、その判断を保証しています。 

 また行政には、ワクチンのセキュリティ改善を念頭に、接種マニュアルを更新し続ける責任と必要があるでしょう。  (つづく)

https://news.yahoo.co.jp/articles/c2cb86dcb2b44c11a706475e0b3497b398fd7aa0
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タイで子供554人を養子にした韓国籍の男性が8600万円の子ども手当を尼崎市に申請⇒ 拒否される

2021年06月10日 18時00分26秒 | 日々の出来事

タイで子供554人を養子にした韓国籍の男性が8600万円の子ども手当を尼崎市に申請⇒ 拒否される子ども手当554人分申請 韓国人「タイで養子」 尼崎市は受け付け拒否

6月から支給される月額1万3千円の子ども手当をめぐり、兵庫県尼崎市に住む韓国人男性が、タイで養子縁組したと称する554人分の手当約8600万円を申請しようとし、市が受け付けを拒否していたことが24日、尼崎市への取材で分かった。

厚生労働省によると、数百人規模の一斉申請が確認されたのは初めて。子ども手当には子どもの国内居住要件がなく、不正受給を懸念する声が出ていた。

市によると、4月22日昼、50歳代とみられる男性が窓口を訪れ、妻の母国・タイにある修道院などの子ども554人と養子縁組していると説明。子どもの名前や生年月日を記載したタイ政府の証明書を示して、子ども手当を申請した。

市はその場で厚生労働省に照会した上で、受け付けないことを決めた。外国人の申請に必要な送金記録なども持参していたが「いずれの書類も、受理していないので本物かどうかは分からない」(担当者)としている。

https://www.nikkei.com/article/DGXNSSXKG0087_U0A420C1000000/


4/8/2020

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