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米の新型コロナ死者、なぜ黒人が多いのか

2021年06月28日 23時00分18秒 | 医療のこと
米の新型コロナ死者、なぜ黒人が多いのか
AFP=時事】新型コロナウイルスは誰にでも感染しうるのに、なぜ米国のいくつかの州のデータでは、パンデミック(世界的な大流行)の最大の被害者はアフリカ系米国人であると示されているのだろうか──。

【写真特集】新型コロナウイルス検査で陽性反応が出た著名人 
 専門家らはその理由について、貧困に関連した基礎疾患からくる過度な影響、医療における差別、さらに黒人の多くが自宅以外で仕事をせざるを得ない点を指摘している。
 
 ジェローム・アダムス(Jerome Adams)米公衆衛生局長官は7日、CBSニュース(CBS News)に出演し、「黒人の方が糖尿病、心臓疾患、肺疾患にかかりやすいことはみんな知っている」と語った。
 
 これら慢性疾患は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の重症化を引き起こしやすい。
 
 アダムス氏自身も黒人で、さらに高血圧やぜんそくがあり、「米国で貧しく育った黒人が引き継ぐものを私自身が表している」「そして、私やほかの多くの黒人は、COVID-19のリスクが高い」と語った。
 
■新たな傾向
 
 人種別の新型コロナウイルス感染者数を把握できる全国的なデータは今のところないが、感染者数を発表している州や地域では、黒人の感染者の割合が著しく高い傾向が示されている。
 
 シカゴではアフリカ系米国人の全市民に対する割合はわずか3割ほどだが、新型コロナウイルスによる死者の68%はアフリカ系米国人が占めている。
 
 この傾向はノースカロライナ、ルイジアナ、ミシガン、ウィスコンシン州のほか、首都ワシントンでも同様だ。
 
 米公衆衛生協会(American Public Health Association)の理事を務めるジョージス・ベンジャミン(Georges Benjamin)医師はAFPの取材に応じ、この問題が社会的な階級とも関連しており、また黒人の多くが感染の可能性が高い環境に身をさらさねばならない仕事に就いていると指摘した。
 
 ベンジャミン氏は黒人に「バス運転手や通勤に公共交通機関を利用する人、また老人ホームで働く人や食料品店で働く人が多い」と述べ、黒人の方が他人と接する機会が多いとの見解を示した。

■構造的偏見 
 この問題をさらに悪化させているのは、アフリカ系米国人が医療システムで直面している、あからさまで、そして潜在的な偏見だ。
 
 アフリカ系米国人向けの大学として有名なテネシー州ナッシュビル(Nashville)のメハリー医科大学(Meharry Medical College)の総長、ジェームズ・ヒルドレス(James Hildreth)医師は「住んでいるコミュニティーはどこか、そして保険に入っているかどうかで、診察を受ける機会がずっと少なくなってしまう」と指摘する。
 
 また、バージニア大学医療センター(University of Virginia Medical Center)の麻酔専門医であるエボニー・ヒルトン(Ebony Hilton)氏によると、黒人が治療を求めても症状を信じてもらえなかったり、適切な治療を受けさせてもらえなかったりすることが多いのは、論文などでも裏付けられているという。
 
 人権団体「法の下の公民権を求める弁護士委員会(Lawyers' Committee for Civil Rights Under Law)」は今週、アレックス・アザー(Alex Azar)厚生長官に書簡を送り、「新型コロナウイルス感染症の検査や疾病負担、治療の結果に関する人種・民族の人口統計学的データを毎日発表する」よう求めた。
 
 同委員会は、米疾病対策センター(CDC)はすでにデータを収集しているが、意図的に公表を控えていると主張している。
 
 一方、罹患(りかん)率の高い心臓疾患やがんとは違い、新型コロナウイルスのアフリカ系やヒスパニック系への感染拡大は最終的にすべての人に影響を及ぼすことを理由に、先のヒルトン氏は、この問題に取り組むことはすべての米国人に利益になると指摘している。【翻訳編集】 AFPBB News



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国民民主の衆院島根2区候補、公認取り消し 万引きの疑いで任意捜査

2021年06月28日 18時15分19秒 | 政治のこと

国民民主党は28日、次期衆院選の島根2区で公認予定だった新顔のフリージャーナリスト、折川(おりかわ)朋子氏(43)を除籍処分とし、公認予定を取り消したと発表した。

【画像】野党共闘か独自路線、迫られる判断 国民民主のジレンマ  

国会内で記者会見した榛葉賀津也幹事長によると、折川氏は26日に島根県出雲市内の量販店で万引きをしたとして、同県警の任意捜査を受けている。

  党の処分は27日付で、折川氏は党に対し、万引きの事実関係を認めているという。榛葉氏は当時の詳しい状況や商品の種類などは「捜査中」と明らかにしなかった。  

折川氏は東京都出身。毎日新聞記者やフリージャーナリストとして活動した後、同党の候補者公募に応募。今月1日に島根2区の公認候補として発表されたばかりだった。  

榛葉氏は「国民の皆様におわびする」と謝罪。東京都議選や次期衆院選への影響については「少なからずある。信頼回復に全力を尽くす」と述べた。(鬼原民幸)


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鮮烈な赤ですね❗

2021年06月28日 18時00分01秒 | いろいろな出来事
サルビアの赤は、鮮やかに映えますね☆



6/27/2021
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高麗若光の記念碑

2021年06月28日 16時00分10秒 | いろいろな出来事
1300周年の記念碑ですね🍀

5・30土・2020
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今の子供たちは「あだ名」を使うことを禁止されている。その理由とは・

2021年06月28日 14時00分45秒 | 教育のこと


41歳の筆者が子どものころ、当たり前に使っていた「あだ名」。長く会っていなかった友達も、

あだ名で呼び合うだけで当時の記憶がよみがえり、思い出話に花が咲く…。
そんな魔法のような力を持つあだ名ですが、SNSでは最近、こんな投稿が目につきます。
「今の子どもたちはあだ名禁止」
「上の子どもに聞いたら、うちの小学校はあだ名禁止だった」
「平成2年生まれの私が小学生のときからあだ名は禁止でしたよー!」
あだ名はもうどこかに行っちゃったのでしょうか。

“あだ名”を知らない…

実態を探るべく最初の取材対象に選んだのは、地元の公立小学校に通う娘(2年生)です。なにしろ、現役に聞くのがいちばんです。
その娘の口から出たのは意外なひと言でした。

(父=筆者)「友達をあだ名で呼ぶのって学校で禁止されてるの?」
(娘)「ん?『あだ名』ってなーに?」

なんと、あだ名そのものを知らなかったのです。

(娘)「先生から『友達を呼ぶときは名字に“さん”をつけましょう』って言われているよ。理由はわかんないけど」

「あだ名」を知らないのはうちの子だけかもしれませんが、そういえば、娘が友達の話をするとき、幼稚園当時からの友達には
下の名前に「ちゃん」や「くん」を付けているのに、小学校にあがってからの友達は名字に「さん」を付けて呼んでいます。
一緒に大笑いするときも、けんかをするときも「○○さん」だとか。私にしてみればちょっと距離を感じてしまいますが、
今どきの小学生には違和感はないようです。

「あだ名禁止」は本当か?

では、あだ名は本当に禁止されているのでしょうか。教育関係者に聞きました。
まずは文部科学省です。
文部科学省 担当者
「『あだ名を禁止する』などと国から一律に方針や通知を出すことは特段していません。学校の中には、校則の1つとして
あだ名を禁止しているところがあるかもしれませんが、校則は各学校長に決める権限があり、それぞれに判断してもらっています」
どうやら国レベルではなさそうです。
では、学校現場はどうでしょう。
各都道府県の小学校長会で作る「全国連合小学校長会」の事務局長に聞きました。

全国連合小学校長会 事務局長
「学校単位であだ名を一律に禁止するというのはあまり聞いたことがないですね。ただ、あだ名を付けられて
つらい思いをしている子どもがいる場合、学級単位であだ名を禁止するというのはあるかもしれません」
なるほど、クラスの取り決めというのはあるかもしれないんですね。
それでは、東京都内の、ある小学校の校長に聞いてみました。
都内の小学校長
「本校では特にあだ名は禁止していません。ただ、男女問わず『さん』付けで呼ぶようにしています」
先ほどの娘の話を裏付ける証言です。
この小学校では、教師が子どもを呼ぶとき「さん」付けにしているそうです。そして、それに加えて、「友達の名前は『さん』付けで呼ぼう」
と学校の生活目標に明記して、子どもどうしでも「さん」付けにするよう呼びかけているということです。

その理由は何でしょうか。
都内の小学校長
「かつては、先生が子どもを呼び捨てにしていた時代もあったと思いますが、人権意識の高まりもあって呼び方が変化したのではないでしょうか。
そして、男の子だから『くん』、女の子だから『さん』と男女で区別するのではなく、同じように呼びかけましょうということです。
子どもどうしでも『さん』付けで丁寧に呼ぶことで、相手を尊重する気持ちにつながると考えているからです」

では、「さん」付けの呼びかけは、いつごろ始まったのでしょうか。

都内の小学校長
「2年前、今の学校に赴任したときには、すでに『さん』付けで呼んでいました。その前の学校に赴任した6年前も、当たり前のように
『さん』付けが定着していましたね。20年ぐらいさかのぼると、『さん』『くん』『ちゃん』などが混在していたと思います」
ただ、実際のところ、子どもどうしはあだ名で呼び合うこともあるそうです。


都内の小学校長
「休み時間や授業以外の場ではくだけた言い方になっているのが実情で、それはそれでいいと思います。子どもどうしの関係は尊重しますし、
そこまで学校が規制をかける必要はないと思います」

※以下、全文はソースで。



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