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厄介な問題>新型肺炎で「再陽性」「陰性→陽性」なぜ起きる

2021年06月22日 22時00分37秒 | 医療のこと
新型肺炎で「再陽性」「陰性→陽性」なぜ起きる

感染拡大を続ける新型コロナウイルスの厄介な性質が明らかとなりつつある。大阪府では、感染が確認されたガイドの女性が回復後のウイルス検査で「陰性」となったにもかかわらず、再び「陽性」に転じる国内初のケースが発覚。集団感染が起きたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」でも、陰性で下船したはずの乗客の感染報告が相次いでいる。なぜ、こんなことが起きるのか。

【図】新型肺炎 重症化しやすい人は…

 大阪府の女性は中国人旅行客のガイドを務めた後の1月29日に感染が分かったが、治療で回復したため今月1日に退院した。せきの症状が出た6日の検査では陰性。その後、19日からのどの違和感と胸の痛みを訴え、26日の検査で再び陽性となった。

 体内に侵入した新型ウイルスは、喉などの上気道のほか、肺などの下気道でも増えるとされる。山野美容芸術短大客員教授で医学博士の中原英臣氏は「(治療で回復した後も)ウイルスが肺に残っていて増殖してしまった可能性がある」と分析。「治療後に十分な免疫ができていなければ、再び感染する恐れも残る」との見方も示す。

 同様のケースは中国でも確認されており、広東省では、肺炎の治療後に退院した患者の14%から再び陽性反応が出たという。

 27日の衆院予算委員会で今後の対応を問われた加藤勝信厚生労働相は「(陽転化の)可能性もあることを念頭に置きながら、情報発信したい」と話した。

 一方、クルーズ船では22日以降、検査で陰性だった乗客が下船後に陽性となるケースが栃木、徳島、千葉の各県で4件相次いだ。こうした事例は、潜伏期間中で見落とされたか、船内の感染防御対策が不十分で、検査後に乗客にウイルスが拡散していたかといった複数の可能性がある。

 クルーズ船では集団感染が判明した5日以降、乗客に個室待機を求め、19日まで14日間の健康観察措置を取った。ただ、重症化リスクのある高齢者や持病を抱えた乗客の早期下船を迫られた結果、17日までに乗客全員の検体を採取し、陰性だった人の下船を19日から始めた。本来なら健康観察期間を経て行うことが望ましい検査が前倒しされたことで、一部の感染者が見落とされた恐れもある。

 東京医科大の濱田篤郎教授(渡航医学)は「潜伏期間中に検査が実施されていた場合には、ウイルス量が少なく、陰性の結果が出たこともあり得る」と語る。

 クルーズ船の感染者を調査した国立感染症研究所は、5日以降も船内で感染が続いていたとの見解を公表しており、検査後に感染した可能性も残る。

 厚労省は下船した乗客に2週間の外出自粛などを要請しているが、今後も陽性となるケースが続くことが想定される。

 一度陰性となった人から感染が広がる危険性はあるのか。大阪大の朝野和典教授(感染制御学)は「どれぐらいの時間、他人への感染力が残るのか。今後調査をしなければ分からない」と話している。



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小さな社です

2021年06月22日 20時00分14秒 | いろいろな出来事
ひなびた社を見つけました。八坂神社だそうです❗


6/20/2021
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JOC経理部長の急死は「五輪の黒いカネ」が原因か、税金投入で“やりたい放題”の内幕

2021年06月22日 19時00分02秒 | 社会のことなど
五輪関係者は、こう話す。 「JOC経理部長であるAさんは、東京オリンピック全体のお金の流れを把握していました。そんな彼が開催の約6週間前に自ら死を選ぶなんて……関係者はみな首をかしげていますよ」 


とても優しそうな人でした。庶民的な一戸建てに、家族と仲よく暮らしていらっしゃったのに……」 

【写真】Aさんが飛び込み自殺を図った『中延駅』ホーム 


 近所の主婦は、驚きの表情を隠せない。


Aさんは東京五輪全体の金の流れを把握していた


 事件は、地下鉄都営浅草線『中延(なかのぶ)駅』で起きた。6月7日の朝9時22分、2番線『泉岳寺行き』のホーム、最後尾の車両位置で電車を待っていた52歳の男性Aさん。列車が入ってくる直前、彼は線路に飛び込んだ。その光景は複数人の乗客らが目撃していた。

ホームにいた乗客は、 「小さなカバンを足元にそっと置いて、何事もないかのように、静かにスッと飛び込んだんです」  と、話している。

  飛び込みが起きてから約30分後に、Aさんはようやく電車の下から救出されて病院に搬送された。だが11時40分、搬送先の病院で死亡が確認された。

  電車は上下線で24本が運休して、最大で76分遅延。およそ1万人の足に影響したが、10時51分には全線で運転が再開された。 

 この飛び込み自殺、轢死(れきし)事件で亡くなったAさんは、なんとJOC(日本オリンピック委員会)の経理部長という要職に就いている人物だった。冒頭の主婦は続ける。 

「そんなに偉い人だとは思っていませんでしたよ。こぢんまりしたお宅だったのでね」  そんなAさんは、職場では莫大な金を動かしていた──。 

 五輪関係者は、こう話す。 「JOC経理部長であるAさんは、東京オリンピック全体のお金の流れを把握していました。そんな彼が開催の約6週間前に自ら死を選ぶなんて……関係者はみな首をかしげていますよ」 


 思い出されるのは、あの事件だ。スポーツ紙記者が指摘する。 「学校法人・森友学園への国有地売却をめぐる公文書改ざん問題。財務省近畿財務局の職員だった赤木俊夫さんが、上司からの指示で公文書を改ざん。命令とはいえ、罪の意識に苛まれた赤木さんは自殺しました。このことが、みな頭に浮かびましたよ。Aさんも組織との板挟みに苦しんでいたんじゃないかって」



税金が不透明に使用されている!



 あるイベント関係者は、五輪の金の流れを次のように言及する。 「五輪は公共事業のようなもの。それなのに、大手広告代理店に予算をほぼ丸投げしていて、すべてお任せ状態」  

広告代理店を選定する際は、 「一応、競争入札があるんですが、暗黙の了解があって……。だいたい同じ広告代理店が仕切って、その代理店に下請け企業からキックバックがあったりと、まあやりたい放題ですよ。国民の多大な税金がつぎ込まれているわけだから、不透明な金の流れは本来、許されるべきではない」


  5月26日、衆院文化委員会で五輪組織委員会が広告代理店に委託しているディレクターの日当が35万円と高額すぎることが問題になった。 

「氷山の一角でしょう。6月5日には、同じく組織委の現役職員が不透明な金の流れをTBS系の報道番組『報道特集』で告発しています。これからもポロポロ出てくる可能性はありますね」(同・イベント関係者) 

 Aさんも、この一件に巻き込まれていたのだろうか──。JOCに問い合わせると、このような回答があった。 

《ご理解について誤解があるようですので補足させていただきます。東京2020大会の運営を担うのは、本会ではなく別組織の東京2020大会組織委員会です。そのため本会では大会運営に関する予算は取り扱っておらず、もちろん当該職員(Aさん)も携わっておりません。事実に基づかない報道はお控えください。~以下、略》  


だが、前出のイベント関係者はこれに対して真っ向から反論する。

 「確かに五輪に関わっているJOC、組織委員会、さらには招致委員会は表面上、別組織の形になっています。ですが、本体であるJOCの経理部長がすべての金の流れを把握できる立場にあるのは間違いないですよ」


  そもそも“JOCの親玉であるIOC(国際オリンピック委員会)にも問題がある”と話すのは、スポーツ評論家の玉木正之さんだ。 

「IOCのことを“金を巻き上げるマフィア”だと言う人もいます。JOCも似たようなものですかね。“スポーツと平和”を高らかに掲げながら、それを利用して暴利をむさぼっているんですから。まともな組織だと思ってはいけないんです」

  JOCの職員たちは、Aさんの死をどのように受け止めているのか。新宿にあるオフィス前で職員を出待ちしたが、話しかけるやいなや足早に逃げていくばかりだった。 「箝口令(かんこうれい)までではないですが、上からやんわりと“話さないように”とクギを刺されているみたいですね」(前出・イベント関係者)




JOCはどんな形であれ透明性を示すべき


 組織の隠ぺいに関わって、良心の呵責に苛まれる。実直な人ほど、精神的に追い込まれてしまうもの。  Aさんは、どんな人物だったのだろうか──。


  埼玉県の指折りの県立進学高校から法政大学を経て、西武鉄道グループの不動産会社であるコクドに入社した。JOCには当初、コクドからの出向だったが、その後JOC専任となった。


 「Aさんは10年ほど前に一戸建ての自宅を購入。1階でピアノ教室をやっている奥さん、20歳を越えた2人の娘さんの4人で暮らしていました」(近所の住民) 

 毎朝、スーツ姿に帽子をかぶり、いかにも事務職らしい小型のバッグを持って通勤していたAさん。 「背が高くて、いつも颯爽と歩いていてカッコよかったですよ。顔はいかにもまじめそうで、きっちりとした方なんだろうと思っていました」(同・近所の住民)


  自分に誠実であろうとしたAさんにとって、最終的な選択肢は“死”しかなかったのかもしれない。 

 玉木さんは、語気を強めてこう話す。

 「JOCという組織はどんな形であれ、透明性を示すべきです。マスコミも五輪のバックにいるスポンサーや広告代理店に気兼ねせずに、徹底追及してほしい!」

  前出のイベント関係者も、 「今は五輪開催を疑問視する声も多いですが、いざ始まったらわかりません。日本人選手がメダルをとったら、国民のボルテージが一気に上がって、この事件のことなんて忘れ去られてしまうんじゃないかな」  


準備してきた晴れの一大イベントを見ることなく、天国へ旅立たれたAさん。彼のためにも、真相究明の手を緩めてはいけないのだ。






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脳科学では「女性管理職は美人だと損」なワケ

2021年06月22日 18時00分09秒 | 雇用と職のこと


脳科学者で、テレビ番組のコメンテーターとしても活躍する中野信子氏と、ベストセラー著作を多く抱える行動経済学者の真壁昭夫氏が、共著『脳のアクセルとブレーキの取扱説明書』を出版しました。 

「成功者」の脳のなかで起こる現象や行動のポイント、さらには子育て・外見・人間関係といった多くの人が抱える悩みに対し、脳科学と行動経済学の観点から対処法を示しています。 本稿では、同書から一部を抜粋しお届けします。  

かつて竹内一郎さんの『人は見た目が9割』(2005年、新潮社)という本がベストセラーになりました。ビジネスや恋愛などの場面で、どうしても人間は「見た目」に引っ張られてしまいます。しかしそれで、損をすることもあります。では、どうすればいいのか?  

それを行動経済学と脳科学の視点から考えてみました。


■「イケメン男性」は仕事で得をする傾向にあるが…  中野:「見た目」が判断に与える影響を調べた実験では、男性の場合、見た目が整っている人のほうが得をするという結果があります。しかし女性の場合、あまりにもたくさんの実験があるので、その結果を一括りにして述べにくいのです。 

 そこで少しデフォルメしていいますと、男性の仕事を支援するようなサポーティブな仕事の能力は、容姿がいいときに高く評価されます。例えば秘書が容姿に優れていると、仕事のレベルも高いと思ってもらえるのです。


 ところが、リーダーシップを取る管理職やビジネスパートナーに女性が就いている場合、つまり自らの能力を発揮しなくてはならないような仕事だと、容姿のいい女性は「決断力に欠けるに違いない」などと、持っている実力を低めに評価されてしまうのです。

  つまり女性は、その外見から「女性的である」「美人である」と見なされると、堂々とした振る舞いをした場合に違和感を与えることになり、必ずしも仕事上で外見がプラスに働くわけではないのです。

 少しショッキングな結果を見た実験があります。作文に顔写真を付けて評価をさせる、というものでした。 

 用意したのは、見た目のいい男性、見た目が普通の男性、見た目のいい女性、見た目が普通の女性の写真で、見た目のいい、整った顔立ちの男性の作文が、一番レベルが高いと評価されました。  一方、見た目のいい女性は、見た目が普通の女性の文章よりも、点数が低く付けられてしまいました。評価をする側が「この子は見た目で得をしているはずだから、文章がうまいわけがない」と判断してしまったということです。

以下はリンクで


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感染状況によっては無観客や中止求む>東京都医師会が五輪組織委へ意見書提出 

2021年06月22日 17時15分57秒 | 感染症のこと 新型コロナウイルス

東京都医師会が五輪組織委へ意見書提出 感染状況によっては無観客や中止求む


6月18日付で都内地区医師会・大学医師会と連名で意見書を提出

東京都医師会の尾崎治夫会長【写真:ENCOUNT編集部】


 東京都医師会が22日、都内で緊急記者会見を開き、東京五輪・パラリンピック開催についての意見書を提出したと発表した。 

【画像】バーガーキングが公開した衝撃的なコロナ対策の模様  

東京都医師会の尾崎治夫会長は「無観客開催が最もふさわしい。どういう形が望ましいか、アンケート調査を行って所属の60地区すべての医師会から回答をいただき、五輪組織委会長や国、都知事あてに提出した」と話し、18日付で都内地区医師会・大学医師会と連名で大会組織委員会の橋本聖子会長等へ向け意見書を提出したという。 

 意見書の内容として「大会の開催を契機に感染が拡大しないこと」「大会を開催することによって通常医療が圧迫されないこと」を医学的見地から見た大会開催の必須要件とし、

大会開催にあたっては「無観客での開催も含め適切な方向性と具体的な方策を早期に示していただきたい」「感染状況によって必須条件を維持できない場合には、都民・国民の安心・安全を守るために、無観客または中止とすることも考慮していただきたい」と求めた。


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