友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

政治家は長きに亘って、天皇を利用してきた

2022年09月26日 17時51分39秒 | Weblog

 いよいよ明日、安倍前首相の「国葬」が行われる。選挙の応援演説中に凶弾によって命を落とされたのだから、「国葬」を提案しても、一部に反対はあっても賛成が過半数を超えると岸田首相は見ていたことだろう。

 犯人が統一教会への恨みから犯行を企てたことが明らかになると、統一教会の霊感商法が再び取り上げられ、安倍前首相は巻き添えをくらった気の毒な人となり、安倍前首相の政治的功績が輝くものかのように映し出された。

 けれど、自民党議員と統一教会の癒着が明らかになり、安倍前首相と統一教会の関係は互いに支え合う親密な関係であったことがわかってきた。さらに、安倍前首相の考えと統一教会の信条はピッタリと一致する。

 エリザベス女王の死去に伴い、イギリス連邦から離脱し、共和制への移行を国民投票する国がある。国王にかつてのような権限を持たせている王制国家は無いけれど、主権は国民にあるというのに王制を維持しているのもおかしなことだ。

 日本は何千年も天皇を擁いてきたと言うが、だから維持すべきとは思わない。天皇になる人が辞めたいのであればそれでいい。むしろ、人権を認められないより、普通の人になりたいと思われるのは当然だろう。

 ただ、「日本国の象徴である」と飾られるためだけに生きていくのは耐えられない気がする。皇族から「天皇制を廃止したい」と望まれるなら受け入れることが国民の優しさだろう。日本の政治家は長きに亘って、天皇を利用してきた。


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