友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

明日から入院のため、ブログは休みます

2021年07月27日 17時29分45秒 | Weblog

 先日、理容院に行った時、隣りのおじさんが店主に、「マスコミもいい加減だね。あれだけコロナ禍でのオリンピックはやらない方がいいと言ってたのに、始まったらオリンピック一色になってしまう」とボヤいていた。

 おじさんのおっしゃる通り、マスコミ報道には腑に落ちないものがある。インターネットを見ていたら蓮舫議員がやり玉に挙がっていた。「あれだけ開会に反対していたのに、金メダル選手を絶賛するとは、節操が無い」と。

 そうかと思うと、選手たちが通り抜けるコースで、「反対!」を掲げるのはいかがなものかという批判もある。私は国別対抗で行うオリンピックが好きでは無い。スポーツに勝ち負けは付きものだが、勝ったと悦び、負けたと悔しがる、私はそういうものに弱いからか、感情移入しないためにテレビを観ないように努めている。

 人生はいろいろ。勝負もいろいろ。勝つ人もいれば、負ける人もいる。9カ月の曾孫の笑顔は純粋に可愛い。けれど、彼も大きくなるにしたがって、人生の重みを感じるようになるだろう。さて、明日から入院のため、ブログは出来ません。元気に戻った時は、再び始めます。

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コロナ禍のウツ状態はいつまで続くのか

2021年07月26日 17時11分06秒 | Weblog

 カミさんと長女まで同席させて、担当医が話したいことは何なのかと訝しく思っていた。ペースメーカーの電池交換の話は、6月の定期検診の時に聞いた。なのに家族を呼んでする話となると、手術は出来ないという話なのかと勝手に想像していた。

 担当医は心臓の映像を見せながら、何年か前の同じ映像と比較しながら、心臓の構造まで絵に描いて説明する。「心臓の働きが50%しかない。これはペースメーカーの手術をした人の10%くらいの人がなる症状で、ペースメーカー心筋症です」。

 「心臓がペースメーカーに頼ってしまっているのです。そこで 電池交換をせずに、もう1本リードをこの辺りまで下ろして心臓の働きをよくするCRTという手術があります。この手術ですと、5・6時間はかかりますし、その分、身体への負担はありますが、重い病気にかかった時には助かる可能性は高くなります」。

 そういうことか、どちらかを選択できると説明しましたということか。カミさんと長女が同席しているから、「私は長生きしたくありません」とは言えなかったので、「今は何もないので、電池交換だけにしてください」と答えた。担当医は「分かりました。いつでも変更できますから、そう言ってください」と言う。

 卒業生の女性からハガキが届いていた。「お会いできるまで、もう少し長生きして下さいね」とある。このコロナ禍はいったいいつまで続くのか。余りにも歳を取った私を見せたくない気がした。

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暑さで何もしたくない

2021年07月25日 18時12分20秒 | Weblog

 看護師をしている長女からカミさんに電話がかかってきた。明日の午前中にPCR検査のため、唾液を持って病院に行き、その後で担当医から説明を受けることになっている。どうやら長女も同席するということらしい。

 PCR検査の結果は陽性なら連絡があるが、陰性なら連絡は無いのでペースメーカーの電池交換手術を受けることになる。陽性の場合は「保健所に連絡して指示を受けるように」と、先日の医師は言った。新型コロナウィルスの感染については、どこも保健所が担当のようだ。

 コロナ禍で世の中は大変なのに、私はのんびりと電池交換の手術なんかしていて申し訳ない気になる。手術に要する時間は30分程度だと言う。通常なら2泊3日で退院だそうだ。このクソ暑い日に3日だけでもエアコンの効いた部屋で、若い看護師に見守られ、快適に過ごせるのはいい。

 そんな阿保なことを考えていると、長期入院になったりして、それでも終わらず、これが最期の時になるかも知れない。そう思うと、ちゃんと整理しておかなくちゃーという気になる。けれど、暑いからまたの機会でいいじゃーないかと怠け心が支配する。

 毎日、テレビはオリンピック報道ばかり。外は暑い。何もしたくないから、ブログに書くことも浮かんでこない。ちょっと早いが焼酎をオンザロックで飲みながら、テレビ観戦でもするか。そんな訳で今日はここまで。

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開会式を眺めながら思った

2021年07月24日 17時12分15秒 | Weblog

 国別対抗で順位を争うオリンピックに共感できない私でも、開会式や閉会式の演出には興味がある。映画や演劇や美術など、表現することに関心があるからだ。それに輪をかけて、「TOKYO2020」の開会式は問題が続出だったから、これは観ておかなくてはと思った。

 けれど長すぎた。夜7時からのNHKニュースで始まり、終わったら午前0時を過ぎていた。時間がかかったばかりではない。ヤマが無いというか、ダラダラと過ぎていくだけで、何が伝えたいのか、演出の意図が分からない。

 橋本会長、バッハ会長のあいさつは長すぎた。天皇の短い開会宣言がいっそう引き立った。式典で良かったのは、聖火リレーの最後に大阪なおみ選手を持って来たことだろう。そして各国選手団の入場行進を見ていて、名前の知らない国があったことも新鮮だった。

 それにしても、全員がマスクしているせいか、女性たちは皆きれいだった。アスリートだから足がきれいなのは当然かも知れないが、身体も目も際立ってきれいだった。花嫁衣裳のような旗手の女性はマスク越しながら笑顔がとても美しいかった。

 白人や黒人、黄色人によって、国が分かれている訳では無いこともよく分かった。白人の国に黒人の選手が、黒人の国に白人のスタッフがいる。肌の違いなど関係ない。どんどん混ざっていくのは必至だ。混血は美人を生む、それに能力を高める。開会式を眺めながら、そう思った。

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土を耕してくれる大切なミミズ

2021年07月23日 17時28分23秒 | Weblog

 暑い日が続くようになって、朝、ルーフバルコニーの花を見て回っていると、1・2匹のミミズが鉢から飛び出して苦しんでいる。生きているミミズは拾い上げて、鉢の土に埋めてやる。鉢の中が暑くて、新天地を求めて出て来たのだろうが、鉢の中にいればいつか仲間に出会うこともあるのになと思う。

 今朝は、ツマグロヒョウモンの幼虫が3匹、ルーフバルコニーの床の上を這っていた。2匹は元気だが、もう1匹には小さな蟻が噛みついている。私は水をかけて蟻を追い払い、ヤマスミレの葉の上に乗せてやる。元気な2匹も同じようにヤマスミレの葉の上に乗せる。ところが1匹が、どういう訳かまた床の上を這っているので、もう一度捕らえて葉の上に戻す。

 部屋に戻ってしばらくすると、ルーフバルコニーで鳥の鳴き声がする。ヤマスミレの鉢の上でせわしく動き回っていたから、ツマグロヒョウモンの幼虫を捕食していたのだろう。助けたつもりだったが、自然は厳しい。中学からの友だちは私よりも半年早く、ペースメーカーの植え込み手術をした。手術に3時間もかかったそうだが、私の場合は30分ほどだった。

 ところが彼は定期検診で、「まだ6年は大丈夫」と言われたのに、私は来週、電池交換の手術を受けることになった。ペースメーカーの違いなのだろうが、運が悪い。その彼が、腰痛で熟睡できないとブログに書いていた。「この痛みを取り除いてくれたなら、何でもやりますと、恥知らずにも神様、仏様に哀願している」と書きながら、「死ぬのはいやだ」と続けていた。

 同学年でも私の方が半年上だ。みんなそれぞれに身体のどこかが悪い。生きているからには仕方がない。新天地を求めて干からびているミミズもいれば、土の中で生まれ土の中で絶えるミミズもいる。何の役にも立っていないようなのに、土を耕してくれる大切なミミズだ。

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市民活動センターの開設に向けて動き出す

2021年07月22日 17時20分02秒 | Weblog

 市の呼びかけで、12の市民団体が集まり、「市民活動センターに関する市民団体ワークショップ」が開かれた。主に子育て支援やひとり暮らし、あるいは要介護などの支援を行っている団体がほとんどで、防災のために井戸を掘っているという私たちは異色な存在だった。

 「助けたい」と考え活動している団体が、たくさんある市は誇りに思っていい。いや、それだけ行政だけでは支援が難しいのかも知れないし、行政の枠では支援が届かないのかも知れない。市民活動が活発な市は、助け合いの精神に富み、市民生活も充実しているはずだ。

 ワークショップに不慣れな老人は、黙って皆さんについていくしかない。どんな市民団体が、どんな活動を行っているのか、そんな情報がいつでもどこでも手に入る、情報の発信とそれを支える特定の施設は、いっそう市民活動を広げることになる。

 だから、市民活動センターの開設は必要だ。市は市民団体を集めてワークショップを開き、こんなにも強い要望があったと具体化したいのだろう。けれど、市が具体案として考えている、2つある図書館の1つを無くしてそこに市民活動センターを置くことには反対だ。

 市は財政破綻からの脱却のため、施設の統廃合や民間委託を進めているが、なぜ、市民集会を何度も重ねて、説明と意見交換を行わないのか。こんな上から目線で施策を推し進めてしまう市では、せっかく活発になってきた市民活動が押し殺されてしまうだろう。

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男と女の性と愛の問題

2021年07月21日 17時12分50秒 | Weblog

 今朝の読売新聞に、「女性の老いと性 赤裸々に」の見出しで、映画監督の松井久子さんの初小説『疼くひと』が5万部に達した記事が載っていた。小説で取り組んだ「老いと性の問題」は、「映像表現では、どうしても触ることが出来なかった」と話す。

 「性愛がいかに人間が生きていく上での根源的なテーマであるかと改めて実感した」と言う。主人公の女性が15歳年下の男性に、「私が求めているものは、安心と信頼。そして本当の解放です。それらを私は、男性とのあいだで一度も味わったことがない」と告白する場面を引用し、「男と女が本当にわかり合い、愛情を交換し合うとはどういうものか」を描いたと語る。

 松井さんに小説を書くように勧めた上野千鶴子さんは、「高齢女性の性的な欲望を肯定してもいい時代がようやく来た」と分析し、「性愛は人とつながりたい、生きていたいという欲望で、人生の豊かさとつながる。そうした欲望が高齢女性にはないことのようにしてきたのが、これまでの日本。もっと高齢者のこの分野が育つことを期待したい」と話す。

 私は15年にわたって女性と付き合い、4度ベッドインしたのに挿入に至らなかった友だちを思い出した。女性たちは挿入されることの喜びを語るけれど、愛情が大きすぎて出来なかった男性の存在を知らない。機会があれば生きているうちに、友だちとそんな話がしたい。

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自分ばかり正当化する風潮がイヤだ

2021年07月20日 17時13分21秒 | Weblog

 余りの暑さに耐えきれなくて、昨夜は冷房を点けたまま寝た。今朝は2回目のワクチン接種に出かけたが、外は茹だるように暑かった。医師が「1回目の時はどうでしたか?」と訊くので、「何ともありませんでした」と答えると、「2回目は熱が出る人もいますから気を付けてください」と言う。

 「じゃあー、お酒は飲まない方がいいですか?」と今度は私が訊くと、「ほどほどなら構いません」と言ってもらえた。若いけれどなかなか面白い先生だ。いつもの可愛い看護師さんが先生の傍で笑っている。ワクチンを接種したら、責任を果たした気になった。

 オリンピック・パラリンピックの音楽担当者が批判を受けて辞任した。私は彼がかつて雑誌のインタビューに答えて、いじめをしたことを得意気に話したというその内容は知らないが、どんなに世界的な才能のあるアーチストとはいえ、残念ながら今後の活躍の場はもう期待できない。

 もし、大会組織委員会が彼を担当に採用していなかったなら、むしろこれからも活躍できたであろう。自業自得とはいえ、それにしてもSNSの世界は恐ろしい。彼の息子さんまで批判の対象になっているのは、何も考えずに便乗して騒いでいる人たちがいる証だ。

 白鵬の優勝を「よくやった」と言う人もいれば、「見苦しい取り組み」とか「勝つためなら何でもやっていい訳では無い」と批判する人もいる。横綱審議会も「武道に反し、美しくない」と苦言を呈していた。大会組織委員会のドタバタ劇に対しても、「美しくない」と忠告して欲しい。やり玉に挙げることで、自分を正当化する風潮を誰か止めてくれないか。

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私は誠意を尽くすしかない

2021年07月19日 17時24分59秒 | Weblog

 木村拓哉さん風の男性のセリフが気になって、リポビタンのテレビコマーシャルをもう一度見た。私の心に入って来たのは、昨日のブログに書いたセリフでは無かった。「何のために頑張るのか、時々わからなくなる」。そうだ、この言葉だ。

 人は皆、懸命に生きている。でも、何のために頑張っているのだろうと自問する時がある。先日、下水工事の後始末が納得できないと相談を受けた。私は議員でもないし、自治会の役員でもないが、昔の知り合いから、「相談したいことがある」と言われてスルーは出来ない。

 5年も前の工事、後始末が悪かったことに原因があったとしても、推測でしかないので施工業者と依頼人との話し合いで解決する以外に無い。私が地域新聞を始めた時の職員で、議員になった時は幹部、今は議員3期目の知り合いに会って相談にのってもらった。

 彼は昔からの地付きの人、私のことは他所から来た「都会の人」のイメージだったようだ。話を始めると昔のことが思い出された。別れてしばらくしたら市の職員から電話があった。流石にやることが早い。私の方から出かけて行って話をした。

 納得ができないと思うと、誰が何を言っても受け入れない。どんどん意固地になってしまっていることがよく分かった。何のために頑張って来たのだろう。意地というかプライドというか、上昇志向の強い人は、相手に非があることを認めさせたいばかりになってしまう。

 暑い一日、どんな結論になるのか分からないが、私は誠意を尽くすしかない。

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白鵬の優勝にもらい泣きしてしまった

2021年07月18日 18時02分54秒 | Weblog

 テレビを見ていたら、薄明りの中を青年のような中年の男が歩いてくるコマーシャルに出会った。リポビタンの新しいコマーシャルだったから、青年では無く中年であろう、夕方では無く朝焼けであろうと解釈して見た。

 男は「がむしゃらに走ってもいい。上手に出来なくたっていい。時々立ち止まってもいい。だって僕らはそんなに強くない。それでも前に踏み出せる時がきっと来るから」と語る。木村拓哉さんの声だったが、顔まではハッキリ見えない。

 何があっても、人生は前向きに生きていかなくちゃーと思う。けれど、人生の意味とか価値って何なのだろう。その時、何故か分からないが、随分前の石原慎太郎知事の発言を思い出した。「閉経してしまった女は子どもを産むことが無いから、生きている価値が無い」といった内容だった。

 勃起しなくなった男も同じでないのかと思うが、石原慎太郎氏は「ババア」だけを取り上げて、「弊害」呼ばわりしていた。類を維持する、あるいは増やすことだけが、与えられた使命の生物は、生殖能力が無くなれば生命も終わる。生殖だけして死んでいくものもある。

 けれども人間は、悲しいことなのか皮肉なことなのか、生殖と無縁な存在になっても生きている。松井久子さんの『疼くひと』を読むと、70歳の女性が心と共に肉体の結合を強く求めている。70歳の男性でそんなことの出来る人がいるだろうか。

 木村拓哉さん風の男性は、「僕らは悩んで強くなる」と語る。中年にはまだ希望があるが、70歳や80歳の老人には何があるのだろう。大相撲の優勝戦で、白鵬が堂々たる相撲を取って優勝して欲しいと願いテレビを観ていたら、激しい相撲だったが優勝し、君が代を聞いていた時、涙が一筋流れるのを見た。

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