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ブルーインパルス4機に削減で「五輪マーク描けない」問題浮上

2020年07月20日 | 自然・農業・環境問題

 2020/07/20 週刊ポスト2020年7月31日・8月7日号

 5月末、医療従事者への敬意を示すため東京上空に飛来した航空自衛隊のブルーインパルス。7月24日に開会するはずだった東京五輪の開会式では、新国立競技場上空で五輪マークを描く予定だった。

 しかし、ここにきて河野太郎・防衛相がブルーインパルスの編成を「6機から4機にする」と発表したのだ。軍事ジャーナリストの竹内修氏が語る。

「ブルーインパルス所属のT-4は国産練習機で、運用開始から30年以上経過した古い機材です。昨年4月、三沢基地に配備中のT-4がエンジントラブルを起こしたことからタービンブレードの破損が判明し、車でいう“リコール”がかかりました。全国に配備される約200機の部品交換に時間を要し、ブルーインパルス所属機の部品を、優先度の高い訓練機に回さざるを得ない事態に陥っているのです」

 この影響で、昨年前半は4件の航空祭参加がキャンセルに。その後、2~3機でイベント飛行を強いられることもあった。

 河野防衛相は会見で「必要なタイミングで6機に戻したい」との見解を示したが、このままでは東京上空に5つの輪を描くことは難しい。

「整備・改修などでエンジン数が逼迫している上、ブルーインパルスのパイロットが“飛ばずに技量を維持”できるか、という問題もあります。何も目印がない空に五輪を描くのは至難の業。高度な技量を持ち合わせているとはいえ、間際になって『6機に戻す』と言われても、パイロットには大きな負担となるはずです」(竹内氏)

 もっとも、五輪が中止されればブルーインパルスの出番もない。今年3月、松島基地で五輪飛行が披露されると、五色の輪は強風に流されたちまち雲散霧消した。これも暗示だったのだろうか。

※週刊ポスト2020年7月31日・8月7日号


 「ブルーインパルスの時代ではない」と何度も申し上げてきた。花火のほうが自然にも人の気持ちにも優しい。東京オリンピックのメイン会場は、木材を使った自然に優しい、環境にやさしいを売りにしていたのではなかったか? このチグハグさ。「ブルーインパルス」永遠に消え去ることを望む。オリンピックの中止も。

 明日夕方より☂マーク。長い時間でもないし、雨量もそれほどではないようだ。でも、助かる。