里の家ファーム

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教員不足 担任不在の入学式・時間外労働月80時間も 若手教員・学生の思い 生徒と向き合う余裕を

2023年01月02日 | 教育・学校

 さてさて、お正月といえども子供たちが帰ってくるわけでもないし、客人も来るわけでもない。カミさんは昼からパートの仕事に出ているし、ほとんど一人で時間を過ごしている。TVはない。PCで終わったばかりのドラマや昔のドラマなど見ている。今日も1日ほぼ吹雪。とても出かけたくなるような天気ではない。3度ほど外へ出て雪かきもせねばならない。そして犬と散歩。これがなければ身体はなまってしまう。ありがたいことだ!

 元旦早々訃報が飛び込んできた。S市に住んでいるブロ友さん。会ったことはないが同業者。ブログではしばらく休むとは言っていたのだが・・・
ご冥福をお祈りいたします。

 プランターに植えたまま何度も霜にあててしまったベコニア。よく根元を見るとまだ緑がわずかに残っていたので植え替えて室内に置いたもの。花が咲き始めた。

そろそろ、辛辣な社会問題をupしよう。

「しんぶん赤旗」2022年12月29日

 教育現場での教員不足の深刻な実態が明らかになっています。年度当初の始業式や入学式から担任教諭が配置されなかったり、年度途中で教員が足りなくなったりするなどの事例が多発しています。教員や教職を目指す学生の思いは―。=文中仮名(田中真聖)

 教員志望の学生たちは、子どもとかかわる仕事に魅力を感じつつ、現場の実態に不安を覚えています。山梨県内の大学に通う石川ひかりさん(20)は高校の国語科の教員を目指しています。高校3年のときに新型コロナウイルスの感染拡大で、部活動などが休止に。高校生活の最後を思うように送れないまま卒業したことで、教員になりたいという思いが強くなりました。

 「大学では指導案を書いて発表する講義で、一つの単元に5時間かけて準備しています。現場ではこれ以外に行事の準備や部活動などもあると思うと、やっていけるのか。今から心配です」

突然いなくなる

 岡田絵美さん(26)は、東京都内の公立中学校の国語科の教員。特別支援学級の2年生の担任をしています。岡田さんの勤務する学校では4月、教員不足で、新1年生クラスのうち1クラスの担任が不在のまま入学式を迎えました。

 「私が担任の代わりに入学式に参加し、最初のホームルームもやりました。1カ月後にその穴は埋まりましたが、まさかこうなるとは思いませんでした」

 新規採用で入った教員が、他校で病気休職した教員の代替として、年度途中に異動するなど、教員の入れ替わりも激しいといいます。

 「なじみ始めた矢先の異動で生徒からは『どうしていなくなったんだろう』との声をよく聞きました。好きな先生が突然いなくなることに疑問を感じてしまうのは当然です」

 人手不足で、岡田さんの時間外労働は月60時間を超えます。行事の準備などが重なると、過労死ラインの80時間を超えることも。

 生徒から「先生はいつも何時ごろに帰るんですか」「部活動って残業代が出るんですか」と聞かれることもあります。「今の中学生は働き方の問題にとても敏感です。職場体験で『ブラック企業に勤めるのはいやだ』と口にする生徒も多い」

 今の学校には教員がやらなくてもいい仕事がたくさんあると話す岡田さん。「教員の業務の見直しが必要。残業時間が減ると若手の教員も続けられるようになると思います」

定数は増やして

 実際に生徒と接する中で見えづらい苦労を抱えている子どもたちが多いことに気づきました。

 「自己表現が苦手な生徒がいます。支援グッズを使って『今まで話せなかった子が自分の気持ちを伝えてくれている』と感じたときはうれしかったです。大変な中でも続けたいと思えるのは、そうした子どもたちの成長を見られるからです」

 支援学級の人員配置は子ども8人に対して教員1人。ゆきとどいた支援には教員の適切な配置や人員増が必要だと語ります。しかし、政府は来年度も教員定数を大幅に削減する予算案を決めました。

 「生徒の特性はさまざまです。一人ひとりの子どもの実態に即した教員の配置にしてほしい。そうなればより生徒と向き合う余裕ができます。教員の定数は減らすのではなく増やしてほしい」。岡田さんの切実な思いです。


 子どもが少ないのに、教育の充実も図らない、教育は国の最も重要な課題。「学術会議」の問題でも国がその内容にまで介入しようとしている。

今年こそは希望を持てる年にと思いながら・・・

MISIA – 希望のうた(Kibouno Uta) 歌詞 (MISIA - Song of Hope Lyrics) (Color Coded Lyrics Eng/Rom/Kan)